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富士見駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
富士見駅
駅舎(2022年8月)
ふじみ
Fujimi
信濃境 (4.7 km)
(3.2 km) すずらんの里
地図
長野県諏訪郡富士見町富士見4654-796[1][2]
北緯35度54分43.43秒 東経138度14分17.84秒 / 北緯35.9120639度 東経138.2382889度 / 35.9120639; 138.2382889座標: 北緯35度54分43.43秒 東経138度14分17.84秒 / 北緯35.9120639度 東経138.2382889度 / 35.9120639; 138.2382889
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 中央本線
キロ程 182.9 km(東京起点)
電報略号 フミ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
838人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1904年明治37年)12月21日[1][3]
備考
テンプレートを表示

富士見駅(ふじみえき)は、長野県諏訪郡富士見町富士見にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線である[1]

特急「あずさ」の一部が停車する。

歴史

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駅構造

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駅舎に接して単式ホーム1面1線、その奥に島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅木造駅舎を備え。二つのホームは屋根付跨線橋で結ばれる。のりばは駅舎側から1・2・3番線である。

茅野駅が管理する業務委託駅で、ステーションビルMIDORIが受託している[4]。直営駅だった頃は、管理駅として信濃境駅すずらんの里駅を管理していた。

駅舎は木造平屋建てで、三角屋根が特徴的である。内部には待合室、コンコースのほか出札口(みどりの窓口[1])、簡易Suica改札機、自動券売機、待合室及び駅舎外から利用が可能な駅そば[1](丸政)がある。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 中央本線 下り 塩尻松本方面  一部列車は2番線
2 待避・始発列車
上り 甲府新宿方面
3  

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員838人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 1,095 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 1,094 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 1,073 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 1,033 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 1,015 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 997 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 978 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 980 [1][利用客数 9]
2008年(平成20年) 985 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 945 [1][利用客数 11]
2010年(平成22年) 955 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 936 [利用客数 13][利用客数 14]
2012年(平成24年) 949 [利用客数 15]
2013年(平成25年) 946 [利用客数 16]
2014年(平成26年) 902 [利用客数 17]
2015年(平成27年) 924 [利用客数 18]
2016年(平成28年) 967 [利用客数 19]
2017年(平成29年) 922 [利用客数 20]
2018年(平成30年) 906 [利用客数 21]
2019年(令和元年) 861 [利用客数 22]
2020年(令和02年) 732 [利用客数 23]
2021年(令和03年) 745 [利用客数 24]
2022年(令和04年) 786 [利用客数 25]
2023年(令和05年) 838 [利用客数 1]

駅周辺

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富士見町中心集落に位置する。駅前は広く広場がある。駅舎に向かって右側(甲府・新宿方)に南北自由通路がある。富士見町内にある3駅では最も利用者数が多く、街の中心となっている。

その他

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歌碑の拓本
  • 明治時代末期、伊藤左千夫島木赤彦などアララギ派歌人は富士見をたびたび訪れた[1]。伊藤左千夫が設計して完成した富士見公園内にはこれを記念してアララギ派歌人の歌碑が建てられ、当駅の駅舎ホーム側には『アララギ之里』と題された拓本が展示されている[1]
  • 当駅から東へすぐのところに旧線トンネルがある。
  • 当駅の標高は標高955.2mで、JRの幹線の中で最も高い位置にある駅となっている[2](ただし、中央本線の最高地点は、西線鳥居トンネル(複線)内の970.6mである)。JR在来線特急停車駅としては日本で最も標高が高い[1]
  • 2014年9月28日、当駅の開業110周年を記念し、長野駅 - 当駅間で寝台車を用いた臨時列車「ブルートレイン信州」が運転された。
  • 2019年3月まで発売されていた企画乗車券の信州特急料金回数券の利用エリアは当駅が南端であった。
  • 2024年3月15日までは塩尻方面 - 当駅間の区間列車が少数ながら設定されていた。翌日のダイヤ改正日から区間が小淵沢まで延長された。これにより当駅止まり・始発の列車は消滅した。

隣の駅

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※当駅に一部が停車する特急「あずさ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東日本旅客鉄道(JR東日本)
中央本線
信濃境駅 - 富士見駅 - すずらんの里駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、67頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b c 富士見駅 - 東日本旅客鉄道株式会社 長野支社(駅の小さな物語)、2015年8月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、183頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b 駅業務委託|駅ビジネス事業|事業紹介|生鮮市場JCなど運営 株式会社ステーションビルMIDORI”. ステーションビルMIDORI. 2022年4月1日閲覧。
  5. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、22頁
  6. ^ 矢部三雄編著『近代化遺産 国有林森林鉄道全データ 中部編』信濃毎日新聞社、2015年、178頁
  7. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、25頁
  8. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、27頁
  9. ^ a b Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日。オリジナルの2019年2月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200214164402/https://www.jreast.co.jp/press/2013/20131114.pdf2020年3月24日閲覧 
  10. ^ JR東日本長野支社管内へ「駅ナンバリング」を拡大します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道長野支社、2024年12月13日。オリジナルの2024年12月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20241213064530/https://www.jreast.co.jp/press/2024/nagano/20241213_na02.pdf2024年12月16日閲覧 
  11. ^ 八十二銀行富士見支店が移転へ”. 信濃毎日新聞 (2022年5月21日). 2022年5月21日閲覧。
  12. ^ 緯度経度付き全国沿線・駅データベース - 公益財団法人国土地理協会、2015年8月6日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  13. ^ 長野県統計書(平成23年) Archived 2017年1月9日, at the Wayback Machine.
  14. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月10日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月10日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月20日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月3日閲覧。
  25. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月11日閲覧。

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日。 

関連項目

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外部リンク

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