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*明治44年([[1911年]])[[5月1日]]、町名より『麻布』の冠称が除かれ、麻布区永坂町となる。 |
*明治44年([[1911年]])[[5月1日]]、町名より『麻布』の冠称が除かれ、麻布区永坂町となる。 |
2007年10月8日 (月) 16:23時点における版
麻布永坂町(あざぶながさかちょう)は東京都港区の地名。当地域の人口は、153人(2007年9月1日現在、住民基本台帳による。港区調べ)。
町域の大部分は住宅地となっており、著名人の邸宅などがある。また、麻布永坂町は古くから更科そばで有名であり、町内には更科そば本舗の布屋太兵衛がある。
歴史
- 正徳3年(1713年)、麻布の低地より芝方面へ抜ける長い坂(永坂)にちなみ、永坂町と名づけられる。
- 明治11年(1878年)、東京府麻布区成立に伴い麻布区麻布永坂町となる。
- 明治44年(1911年)5月1日、町名より『麻布』の冠称が除かれ、麻布区永坂町となる。
- 昭和22年(1947年)3月15日、麻布区が芝区・赤坂区と合併して新たに港区が成立。それに伴い、東京都港区麻布永坂町となる。
- 昭和37年(1962年)以降町区域の変更が続き[1]、麻布永坂町の範囲は徐々に縮小。住居表示実施のため町名変更を求める港区の意向[2]に対し、住民から激しい抗議運動が起こったため、町名は存続している(住居表示未実施のため街区符号・住居番号はない)。
参考図書
- 『まち探訪ガイドブック』 2007年度版 港区発行
脚注
- ^ 昭和37年(1962年)7月1日実施の区画整理に伴い、同年9月30日付けで麻布永坂町の南の一部(東京都道319号環状三号線沿線など)が麻布狸穴町・麻布十番一丁目・東麻布三丁目に編入。昭和39年度から港区内でも住居表示が実施され始め、これに伴い昭和42年(1967年)7月1日に東京都道415号高輪麻布線以西が六本木五丁目に編入。昭和51年(1976年)10月1日に北端のごく一部が麻布台三丁目に編入。
- ^ 平成18年度末現在、港区は麻布永坂町という町名のまま住居表示を実施する意向を示していない。