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; [[フェルナンデス (楽器メーカー)|フェルナンデス]](Burny)製のエクスプローラーモデル |
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*PATAがフェルナンデスに特注して作ったギター。希少な材木のコリーナを使用していて、ピックアップはトムホームズのものが搭載されていた。(このギターを弾いたhideが音色を気に入り、 |
*PATAがフェルナンデスに特注して作ったギター。希少な材木のコリーナを使用していて、ピックアップはトムホームズのものが搭載されていた。(このギターを弾いたhideが音色を気に入り、ボディーシェイプ以外は全く同じ仕様のギター・通称くじらを作ってもらい、レコーディングなどにも使用した)。シグネイチャーモデルとして廉価版のEX-85Pと本人同仕様モデルのEX-240P(希少材のためか、材がコリーナではなくホンジュラスマホガニーになっている)の2種類が販売されていた。 |
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*X JAPANのライブでは、メジャーデビュー初期のライブやテレビ番組で使用しており、後期はドロップDチューニングの「[[SCARS]]」で使用。 |
*X JAPANのライブでは、メジャーデビュー初期のライブやテレビ番組で使用しており、後期はドロップDチューニングの「[[SCARS]]」で使用。 |
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; [[1972年]]製のギブソン・レスポールカスタム |
; [[1972年]]製のギブソン・レスポールカスタム |
2016年10月21日 (金) 14:03時点における版
PATA | |
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基本情報 | |
出生名 | 石塚 智昭(いしづか ともあき) |
生誕 | 1965年11月4日(59歳) |
出身地 | 日本, 千葉県千葉市 |
ジャンル | ロック、ハードロック、ヘヴィメタル |
職業 | ギタリスト |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1980年代〜現在 |
共同作業者 | X JAPAN、Ra:IN |
公式サイト | PATA Official WEBSITE |
PATA(パタ、本名:石塚 智昭(いしづか ともあき)、1965年11月4日 - )は、日本のギタリスト。ロックバンド、X JAPANのメンバー。千葉県千葉市出身。血液型はB型。愛称は「石塚(大)先生」。
来歴
- 1965年11月4日、千葉県で生まれる。父親は教師だった。
- 1985年、ギターパートのヘルパーとしてXに参加するが、しばらくしてバンドを離れる。
- 1987年1月7日、X JAPAN(当時のX)にギタリストとして加入。
- 1989年4月21日、X JAPAN(当時のX)のギタリストとしてメジャーデビュー。
- 1993年11月4日、アルバム『PATA』でソロデビュー。
- 1994年と1996年、hide solo tourに出演。
- 1997年9月22日、X JAPAN解散を発表。
- 1997年12月31日、X JAPANがThe Last Liveをもって解散。
- 1998年2月21日、元MAKE-UPのヴォーカリストNoBとP.A.Fを結成しシングル「LOVE & FAKE」でデビュー。
- 1998年、hide with Spread Beaverのツアーにゲストギタリストとして出演。
- 1999年5月1日、X JAPANのベーシストだったHEATHとhide with Spread BeaverのI.N.Aと組んで『hide TRIBUTE SPIRITS』にhideのデモテープを使った「CELEBRATION」を提供。
- 2000年秋、hide TRIBUTEで組んだheath、I.N.AとDope HEADzを結成。ラジオ番組でDope HEADzのヴォーカリストを募集するという企画を敢行。
- 2001年2月22日、Dope HEADzが新人ヴォーカリストJO:YAを加えシングル「GLOW」でデビュー。
- 2002年、鈴木享明(B/ex.TENSAW、The TOYS)と向山テツ(Dr/ex.Cocco, ex.RED WARRIORS)と共にRa:IN(ライン)を結成(サポートメンバーであったD.I.Eが2007年に正式メンバーとして加入)。
- 2003年3月、Dope HEADz活動休止。
- 2007年、X JAPANの再結成に参加。
- 2007年10月22日、X JAPAN再結成イベント。アクアシティお台場にて「I.V.」PV撮影。
- 2008年3月28日~30日、東京ドームにてX JAPAN 3 DAYSライブ『攻撃再開 2008 I.V.~破滅に向かって~』開催
- (28日『~破壊の夜~』 29日『~無謀な夜~』(追加公演) 30日『~創造の夜~』)。
- 2008年5月3日 、Ra:INのメンバーとして、そしてhide with Spread Beaverのゲストギタリストとして、5月4日、X JAPANのメンバーとして、hide memorial summit(hide十周忌追悼ライブ(多数のバンドやミュージシャンが出演のライブ))に出演。
- 2008年7月5日のパリ、8月2日の台北、9月13日のニューヨークのX JAPANの公演の発表後、世界各国から公演依頼が殺到し、2008年6月現在発表している以外の日本を含め、全世界を回る大規模なツアーを予定していたが、YOSHIKIの持病の頸椎椎間板ヘルニアと腱鞘炎が悪化した為、全公演の延期を決定。*2008年7月19日、自身が出演したロック映画「attitude」が下北沢トリウッドにて封切り。
- 2008年8月1日、目黒鹿鳴館で行われたDYNAMITE TOMMY監督の映画「attitude」上映記念ライブ「ROCK ALIVE」に"TOKYOYANKEES + PATA"名義で出演。TAIJIとの久しぶりの競演を果たす。
- 2016年1月15日、Ra:INのライブをキャンセルし、体調不良で入院する。2月3日には、YOSHIKIから大腸憩室炎と門脈塞栓症を併発していることが発表され、X JAPANのアルバムとライブ活動が延期になる。
- 2016年3月18日、SXSW 2016でのYOSHIKIのスピーチにて、退院したことが明らかにされたが、8月に手術のため再入院し、8月10日に自身のフェイスブックで退院を報告[1]。
使用機材
ギター
多数のギターを所有しているが、ここでは代表的なものを紹介する。
- メインとして使っている愛用ギター。通称「1号」。これは、Xのアルバム「Jealousy」のレコーディングで滞在していたアメリカで、当時2万ドルで購入。レスポールの中でも最高級の値打ちがあるヴィンテージ・ギターで、店員によると、以前の所有者も有名なギタリストであったらしい。ピックアップは、オールドP.A.Fの中でも特に希少価値の高いゼブラカラーのものが搭載されている。
- PATAはライブでもメインギターとして使用していた。HIDEも1959年製のレスポールを所有しており、PATA所有のレスポールとは製造時のシリアル番号が数番違いで、この2本はほぼ同時期に制作されたものである。HIDEは主にレコーディングでのみ使用していたが1993年末のX JAPANのライブにおいて一度だけ2人で1959年製レスポールを揃えて持ち、「Joker」を演奏したことがある。
- X JAPANのライブでは半音下げチューニングの曲で使用(X時代はほとんど全ての曲が半音下げチューニングの為、ライブではこれ1本で通すことも多かった)。
- またの名を「本妻」。レコーディングなどのギターチョイスの際、まずこの59年製スタンダードが基本にあり、違う音が欲しい時はカスタムなど他の物に手を付ける。それでもしっくり来なければ、最終的にこのメインに戻ってくることから。
- ツアーなどの移動で機材を運ぶ際にも、人に任せず自ら持つほど慎重に扱っていた。
- 2010年以降のライブではほとんど使用されていない模様。前述のとおり搬入も人任せにできず、非常に高価で保険がかけられないなどの事情のためと思われる。
- ステージ袖に置いてあった際にYOSHIKIがウォーミングアップで振り回してPATAは青ざめながらも怒らなかったが、周りは唖然としたらしい。
- YOSHIKI曰く現在(2016年6月)の価値で2000万円くらいらしい
- 1954年製のギブソン・レスポール ゴールドトップ(1955年製という説もあり)
- かつてはサブであったが、現在はメインとして使われている。通称「ハゲ」。ゴールドトップ塗装を剥がしてあるために「ハゲ」と呼ばれる。
- 元々はレコーディングでロサンゼルスに滞在していた時に、PATAのローディーをしていた人物が、自分用に購入した物。
- 購入当時、ボディカラーはゴールドトップで、ボディの右腕が当たる部分の塗装がボロボロだった為、購入者のローディー自ら塗装を全て剥がし、新たにゴールドトップに塗装し直そうと思っていたところ、PATAが「そのままがカッコイイ」と言ったため、再塗装はせず、更にそのルックスが気に入ったため、暫くの間、XJAPANのライブで借りて使用していた。
- そして、借りて使用しているうちに本格的に気に入ってしまい、当時PATAが所有していた別のレスポールと交換してもらい、正式にPATAのギターとなった。
- ピックアップは、元々付いていたP-90(ソープバー・ピックアップ)から現在はフロントはP.A.F、リアはトムホームズH-453へと交換されている。また、ブリッジは元々付いていたストップ・テイルバー・タイプのものから、チューン・オー・マチック・テイルピースになっている。ルックス面とチューニング面を考慮したと思われるが、最初に購入した時点で既に改造が施されていたようで、ネックも本来は1958年以前のレスポールはかなり極太のネックだが、細く削られリシェイプされており、PATAは「俺、手が小さいんでちょっと細めで弾きやすくて、音もシックリ来るんで手放せなくなった」との事。
- 先述の59年製レスポールと比べると荒い音色の特徴がある、とのこと。
- X JAPANのライブでは「Rusty Nail」や「WEEK END」(後期ライヴ・バージョン)等のノーマルチューニングの曲で使用された。
- フェルナンデス(Burny)製のエクスプローラーモデル
- PATAがフェルナンデスに特注して作ったギター。希少な材木のコリーナを使用していて、ピックアップはトムホームズのものが搭載されていた。(このギターを弾いたhideが音色を気に入り、ボディーシェイプ以外は全く同じ仕様のギター・通称くじらを作ってもらい、レコーディングなどにも使用した)。シグネイチャーモデルとして廉価版のEX-85Pと本人同仕様モデルのEX-240P(希少材のためか、材がコリーナではなくホンジュラスマホガニーになっている)の2種類が販売されていた。
- X JAPANのライブでは、メジャーデビュー初期のライブやテレビ番組で使用しており、後期はドロップDチューニングの「SCARS」で使用。
- 1972年製のギブソン・レスポールカスタム
- 18歳ぐらいのときからの付き合いで、通称「常務」(理由は、常に勤務しているから)。曰く、音作りで行き詰まった時に使うと、解決するらしい。
- ピックアップは、「その時その時で好きなのを載せている。」と、かなりの頻度で交換されており、以前はフロントはダンカンのカスタム、リアはJBだったが、現在はフロントにナンバードP.A.F、リアにトムホームズH-453で落ち着いている。
- Xに加入する以前のバンドで、当時の所有者だった人物がベーシストに転向する事になり、「ローンの続きは俺が払うから」と、譲って貰い、手に入れた物である。
- X初期の頃はメインで使用されていたがそれ以降は主にTV出演時に使う事が多く、再結成時の「I.V.」のPVでも使用されている。
- 何度もフレット交換がなされ、ブリッジ等の消耗部品も交換され、オリジナルのパーツは殆ど残っていないと言われている。またネックが2回折れており、その度にリペアされ、その際、ヘッド裏のシリアルナンバーも塗装で塗り潰されて消えてしまい、現在はシリアルナンバー不明となっている。
- 1959年製の「1号」がライブで使用されなくなって以降、半音下げチューニングの曲で頻繁に使用されている。
- 音の特徴としては、「カスタムだからなのか分からないが、(所有している)他のギターには無いゴツさみたいなのがある」との事で、レコーディングではドロップDなどのダウン系のチューニングを用いるヘヴィな曲で使う頻度が高い。
他にもX以前から使用していたBurnyのレスポールモデルなど、所有しているエレキギターの多くがレスポールやギブソン系のギター(セットネックタイプでハムバッキングピックアップ搭載のもの)。1993年の紅白歌合戦で「Tears」を演奏した際には、ギブソン・SGを使用した。 最近では、その他にピックアップを交換したカスタムギターも併用しているらしく、以上が全てではない。
- 昔はジェフ・ベックやCharなどに惹かれ、ストラトキャスターやムスタング、ジャズマスターなど、フェンダー製ギターも何本か所有している中のメイン・ギター。薄紫色で、ストラトとしては特異に太いネックが特徴。初のソロ・アルバム『Pata』では、意外にもレスポールよりもストラトの使用頻度が高かったとのこと。アルバム発売当時の雑誌「GIGS」の表紙では、珍しくこのストラトを持ったPATAの姿があった。
- X JAPANの「ART OF LIFE」でHIDEが奏でるアルペジオは、PATAから貸し出されたこのストラトによるもので、HIDEはいたく気に入っていたという。
- X時代のフィルム・ギグでは、テレキャスターを演奏している場面があるが、当時は借り物であるという。
- C.F.マーチン・アコースティック・ギター
- 主にレコーディングで使用。1920年代に作られた物で、木も乾ききっていて、非常に枯れた味のある音色をしている。X時代の『Jealousy』に収録されているPATA作曲の「White Wind from Mr.Martin ~Pata's Nap~」のギターはこの音。
- X JAPANのステージでは、主にToshIのソロコーナーでアコースティック・ギターを演奏する事が多く、ステージでは最初の解散まではオベイションのエレアコを使用し、2008年の再結成時にはタカミネのエレアコを使用していた。
- X時代、どのモデルかは不明だが実家にギターを預けておいた際、事故でネックを折られてしまったことがある。
アンプ
- アンプは、マスターボリュームの増設と中音域が太くなるように回路系を改造したフルテン仕様の70年代のマーシャル1959。他のアンプを試してみたそうだが、「結局これ(マーシャル)に戻ってきてしまう。マーシャルの音が一番安心できる」とのこと。基本的に前述のマーシャル1959を2台同時に鳴らし、それぞれ、片方で音の芯を作り、もう片方でボトム感や厚みを加えるというセッティングで、2台の音をブレンドする形でサウンドメイクをしている。この手法は90年代から今日まで一貫して変わっていない。
- エフェクター
- 本人曰く「あんまり興味が無い、ある時ライブでP.Aさんに、ソロの時だけ少し音量上げてくれない?と言われて、ちょっと歪みを足すためにプリアンプって言うの?それはソロの時だけ噛ましてますけど、好きなのはフェイザーとワウくらい、ディレイなんか使い方未だにイマイチよく分かってないし、空間系エフェクターは昔から興味が無い、でも必要だから使ってはいる。」
- その言葉通り、音に変化を与える用途のエフェクターと言える機材は、必要最低限に纏められており、フェイザー、ブースター、ディレイ、ワウペダル、ボリュームペダル、ワーミーペダル程度で、それも要所要所で必要に応じて使用する程度である。
- その時代時代でエフェクターの機種は変更されているが、基本的な内容は90年代からほぼ変更されていない。
- 弦とピック
- ラベラ・ハードロッキンスティール010-048(LAST LIVE当時)
- ジムダンロップ・ナイロンスタンダード
昔はもっと細い弦を使用していたが、59年の1号を入手したところ、他のギターよりも少し弦のテンションが緩く、強くピッキングすると音程が安定せず、特に6弦や5弦と言った低音弦の音程が暴れてしまうため、太い弦に変更した。この弦に落ち着く前は1弦が011というブルースギタリストが使用するような更に極太な弦を使用していた時期もあったが、弦のテンションが強すぎて「体調が悪い時はチョーキングが辛い」という理由で、010-048というゲージに落ち着いたと言う。ピックに関しては、90年代から現在に至るまで一貫してジムダンロップ社のナイロン製のティアドロップを愛用している。このピックに関してPATAは「昔は固いの使ってたんだけど、ピックを弦に当てる角度によって固さが変わる、最初は柔らかくて速いリフとかは弾き辛かったけど、ピックの持つ長さを変えて、短く持つと固くなるし、長く持つとでろ~んってやらしい音になるし、意外と慣れてくると便利かな?」と言っている。
ディスコグラフィー
PATA
- シングル
- アルバム
- DVD
PATA PROJECT
- シングル
P.A.F.
- シングル
- アルバム
Dope HEADz
- シングル
- アルバム
Ra:IN
- シングル
- アルバム
- DVD
関連項目
外部リンク
- PATA Official WEBSITE
- PATA (PATAOfficial.Ishizukaya) - Facebook
- ^ “「X-JAPAN」PATAが退院「工事完了!」大腸憩室炎などで手術”. スポニチアネックス. (2016年8月12日) 2016年8月12日閲覧。