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「名探偵コナン」の版間の差分

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放送開始当初は結末が原作漫画と大きく異なるエピソードも見受けられたが、人気が安定してくると原作に忠実になってきた。ある程度原作に追い付いて来ると、原作にあるエピソードとアニメオリジナルエピソードの放送が半々になった。本作の話は基本的に一話完結なのでオリジナルエピソードを挿入し易い。その為原作付きアニメ打ち切りの要因の1つである「原作に追い付く」といった心配がなく、長期化に成功している。
放送開始当初は結末が原作漫画と大きく異なるエピソードも見受けられたが、人気が安定してくると原作に忠実になってきた。ある程度原作に追い付いて来ると、原作にあるエピソードとアニメオリジナルエピソードの放送が半々になった。本作の話は基本的に一話完結なのでオリジナルエピソードを挿入し易い。その為原作付きアニメ打ち切りの要因の1つである「原作に追い付く」といった心配がなく、長期化に成功している。


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放送開始から10年以上経過している事もあり、スタッフも開始当時と今とでは大きく違い、作画等でその違いを知る事が出来る。
放送開始から10年以上経過している事もあり、スタッフも開始当時と今とでは大きく違い、作画等でその違いを知る事が出来る。

2006年10月17日 (火) 04:46時点における版

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名探偵コナン
ジャンル 推理漫画
漫画
作者 青山剛昌
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
発表期間 1994年5号 - 連載中
巻数 55冊(詳しくは、こちらを参照)
アニメ:このテンプレートは廃止されました。
Template:Infobox animanga/TVAnime」を使用してください。
監督 こだま兼嗣→山本泰一郎→佐藤真人
製作 よみうりテレビ東京ムービー
放送局 日本テレビ読売テレビ系列
放送期間 1996年1月8日 - 継続中
話数 455話(10月15日現在)
ドラマ:このテンプレートは廃止されました。
Template:Infobox animanga/TVDrama」を使用してください。
工藤新一への挑戦状~さよならまでの序章
監督 田中壽一
放送局 日本テレビ系列
放送期間 - - -
話数 単発 1話
テンプレート - ノート

名探偵コナン』(めいたんていコナン)は、青山剛昌漫画。「週刊少年サンデー」1994年5号より連載が開始され、現在の週刊少年サンデー連載作品の中では最も長期の連載となっている。単行本は2006年7月現在54巻まで発行されている。2001年、第46回小学館漫画賞(少年部門)受賞。青山の前作『YAIBA』の終了から4週間の準備期間を経て、連載が始まった。

謎の組織によって体を小さくされた高校生探偵が、数々の難解な事件を解決していくさまを描いた推理漫画。多くの登場人物の間に絡ませた恋愛描写もあり、幅広い年代に読まれている。1996年から放映が始まったアニメ版も高い人気を保つ。漫画・アニメ共に世界各国で親しまれている。

あらすじ

高校生にして日本屈指の名探偵・工藤新一は、幼馴染みの毛利蘭と遊園地へ遊びに行く。新一はそこで謎の組織の取引現場を目撃するが、組織のもう一人の仲間に気付かず殴り倒されてしまう。新一を殺す為に組織の男が飲ませた毒薬は何故か新一を幼児化させてしまった。小さくなった新一は正体を隠しながら謎の組織を追う為に、周りには新一の従弟、江戸川コナンだと名乗る。コナンは父親が探偵をやっている蘭の家へ居候し、謎に包まれた黒の組織を追う為、探偵として事件を解き続ける。


評価と人気

漫画

原作が始まった1994年当時は、1992年週刊少年マガジンで連載が始まった『金田一少年の事件簿』を契機とした「ミステリー漫画ブーム」となっており、週刊少年ジャンプで連載が始まった『人形草紙あやつり左近』と並んで、当初の世評は「金田一の二番煎じ」に過ぎないところがあった。しかし、作者のポップな画風や、ラブコメにマッチした登場人物、江戸川コナンの人物設定等が少年サンデー読者に広く支持されていく事となる。また、ミステリー漫画の中で最も早くアニメ化され、アニメが大ヒットした事も手伝って、結果的に推理ものの流行の火付け役であった『金田一~』終了後も連載が続くサンデー屈指の大ヒット作品となり、今に至っている。漫画がアニメ化されて知名度が上がると、1983年に福音館書店から刊行された児童文学ピカソ君の探偵帳に設定が酷似している事が発覚し、当時の小学館の対応の悪さが不評を買っている。

アニメ

アニメの名探偵コナンは月曜7時台の人気番組として10年近く放送されており、高視聴率を維持し続けて来た。しかし、その一方で子供向けアニメとは思えない露骨な死体表現と事細かなトリック解説から、「子供には見せたくない」という否定的な意見も少なくない。そういった意見から、最近では原作、アニメともにグロテスクな描写を極力控えるようにしている節が見られる。また近年は裏番組の「ネプリーグ」(フジテレビ系)の人気もあり、例年と比べて視聴率が落ち込んでいる(但しキー局のよみうりテレビの放送区域である関西地区では、「ネプリーグ」が関西テレビの編成の都合上別時間帯に廻されている事(当時間帯は、フジテレビ系列各局の独自番組放送番組の放送枠)もあり、毎週15%以上の高視聴率を出している)。映画の興行収入に至っては、2006年「探偵たちの鎮魂歌」の10周年記念によるメガヒットを除けば、下降気味である。

また最近は予算削減の為か、1時間及び2時間スペシャル枠をアンコールと称した再放送や過去の劇場版作品で殆ど埋め合わせたり、OP・EDに過去動画の使い回しやCGを多用する等の制作側のやり方を問題視する声も多くなっている。 そんな中、10年以上放送している事もあり、今まで登場した声優陣は非常に豪華となっている。


作品構造

主人公である工藤新一が、江戸川コナンにされてしまった体を元に戻して日常を回復するというのがこの作品の主軸であるが、これに加えて、登場人物間の関係についての話も大きな位置を与えられている。黒の組織についての話が数話置きに挿入されるのと同じくらい、登場人物同士に着目した話が書かれている。しかし、物語が進み黒の組織の内部が明らかになるに連れて両者が混合しつつある。

登場人物の関係では殆どが、コナンを取り巻く人々や警視庁刑事らの恋愛が問題になる。また作者自身もこの作品を「殺人ラブコメ漫画」と称している。多くの登場人物の関係が、昔からの知り合いという設定であり、人間関係を円滑に描けるようになっている。また、そのような人物間では過去の出来事に基いた挿話がしばしば行われる。対して、話が進んでから登場した人物の場合、作品の主な時間軸の中で物語が発展する為、当初からの人物とのそれに比べて関係の変化は著しく早い。この場合、例えばコナン=新一は、コナンという人格において新一や蘭を中心にした作品内の世界の中では「新しい」人物であり、少年探偵団、特に吉田歩美や灰原哀との関係において、その関係の変化のペースは早い(コナンが帝丹小学校に入学したのは通巻第10話であるが、少年探偵団結成は第36話である)。しかし新一という人格においては、新一と蘭は幼馴染であり、既にある関係の中の「旧い」人物である。この旧い関係を起点に、新しい人物を交えて新たな関係が続々と創出されているのが、作品の大きな特徴となっている。

現実の日本では「探偵」は公認資格ではなく“自称”である。犯罪に付いて調べる事は法律に違反しない限り警察官以外でも可能だが、現行犯を除き「逮捕」は出来ない(現行犯であっても法律に違反する可能性がある事や危険を避ける為にも「通報」を第一に考えなければならない)。この漫画・アニメでの探偵の捉え方は日本の「探偵」ではなく、「名探偵」、即ちシャーロック・ホームズを初めとする衆に抜きんでた能力を持つ主人公としてのそれである。

この為、作中世界の描写は西欧やアメリカのミステリー小説を意識したものが多く、主人公達の住んでいる架空の町の町名も西欧の探偵小説にゆかりの名称のもじりである。またこの主人公達の住む町そのものも西欧の探偵小説を強く意識したデザインがなされている。

一方でそれらの作風に現実の日本警察の描写が挟まれる事もあるが、そもそも探偵自体が日本の社会では「名探偵コナン」の探偵の姿とは全く異なる存在なので現実味のある描写が描かれる際には非常にミスマッチな雰囲気となっている。特に警察と探偵が一緒に犯罪捜査している場面はあまりにも現実離れし過ぎていて荒唐無稽な雰囲気が強く醸し出される描写に成らざるを得なくなっている。

作品中に発生する事件は殺人事件(未遂もあり)が最も多く、その動機は多くが復讐である。主人公等の探偵達は罪を犯した犯人に対して自殺を思い留まらせようとしており、殆どの犯人は自殺をしていない。原作で実際に自殺をした犯人は現在の時点で一人だけであり(未遂は何人かいる)、そのことはコナンにとって大きなトラウマになっている。

作中の時間はサンデー掲載時の季節を追うが、新一や蘭らはずっと高校2年生のままである。特定の日付や、クリスマスバレンタインデー等日付が特定されるような出来事は、一回限りでしか登場しないという配慮が見られるが、初期は一部間違いもあるようで2度ほど文化祭が行われてしまっていたり、クリスマスプレゼントを贈っている回が複数回存在している。(アニメ版は夏に服装が変わってしまう為に更に混乱していると思われる)。また、新一としての連絡手段は時代が進むにつれて小学生でも携帯電話を持つ時代となった現代では、初期の公衆電話やイヤリング型携帯電話などが使われなくなってしまっている。なお、アニメ第400話「疑惑を持った蘭」によると、新一が小さくなってからまだ半年も経っていない事になっている。これは古畑任三郎などでとられているのと同じ手法で、わざと掲載順を事件の発生順ではないようにしているというものであるが、その場合であっても作中では多くの矛盾が見られる。映画「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌」のパンフレットによると、アニメ第400話の設定を改めて実感させるように、声優陣はまだ新一が蘭の元から居なくなって半年だという事を考えながらアフレコを行っているという。

登場人物

名探偵コナンの登場人物を参照。

用語解説

黒の組織
新一の身体を小さくしたAPTX4869を開発した謎の組織。所属する者はみな黒い帽子や服装をしている。また、組織の者をに由来したコードネームで呼び合う傾向がある。組織名、組織の目標、黒幕(組織のトップ・ボス)、正体などは今のところ一切不明。かなりの権力を持っていることが作中の流れから分かる。登場した所属人物に関しては名探偵コナンの登場人物を参照。
APTX4869
読みは「アポトキシン4869」。黒の組織が新開発した検死しても体内から検出されない毒薬。まだ試作段階で、薬の副作用により偶発的に身体を幼児化させることがある(その際、服用者は死亡しない)。開発者の灰原曰く動物実験段階でたまに幼児化するマウスがいたとのこと。
組織の者により4869をもじり「シャーロック」、「出来損ないの名探偵」という俗称があったらしい。
「アポトキシン」の「アポ」とは「アポトーシス」のこと。
身体が幼児化している者が風邪にかかっている状態で「白乾児」を飲むと一時的に元の身体に戻る現象がある。
白乾児(パイカル)
アンチAPTX4869効果を持つ(これ自体は作中設定で現物とは異なる)中国の強い酒。作中で何度か話題に出ており、そのいずれもが服用者が風邪気味状態の時に使用されている。風邪状態でなければいけないのか(作中では免疫抗体が出来たということになっている)、コナンの場合二度目には効果がなかった。灰原が白乾児の成分を参考に一時的な解毒剤(試作品)を開発した。

道具

以下の物は全て、協力者である阿笠博士が探偵としてのコナンを助ける為に開発した発明品。

腕時計型麻酔銃
スイッチを押すと麻酔針が飛び出す。針は1本しか収納出来ない。主に、小五郎を眠らせて推理をする時や、犯人逮捕をする際に使用する。麻酔は、首等に当たるとほぼ瞬間的に効果が現れるが、服等を介すると効果が現れるまで少々時間がかかる。懐中電灯並みの明るさを持つライトも内蔵されており、麻酔銃がないものは少年探偵団員も所有する。
犯人追跡メガネ
コナンがかけているメガネ。度は入っておらず、いわゆる伊達眼鏡である。左の蔓にあるスイッチを入れるとアンテナが伸び、発信機の現在地が分かるようになっている。バッテリーの持ち時間が短いのが弱点。また、赤外線望遠鏡機能(劇場版『天国へのカウントダウン』で登場し、のちに原作にも登場)もある。
右の蔓の先端には盗聴器が付いているが、組織編くらいでしか使用されなく、その場合も途中で気付かれ潰されるのがオチである。
犯人追跡メガネ発信器
発信機はシールになっているのでどこでも容易に取り付けられる。普段はジャケットのボタンに付けており、10枚ほどを常備。半径20kmまで探知可能。
弁当型携帯FAX
単に市販のハンディファックスを弁当箱に組み込んだだけのもの。ご飯部分の梅干しが起動スイッチになっている。おかずは本物。一回しか登場していない。
蝶ネクタイ型変声機
ネクタイの裏に付いているダイヤルを回して、様々な声を出す事が出来る。小五郎等を眠らせた後、この道具を使って推理を発表する。因みに小五郎の声は59番。声の音量を調整する事も出来る。
ボタン型スピーカー
蝶ネクタイ型変声機の声を飛ばせる。裏はシールになっている。
キック力増強シューズ
コナンがいつも履いている赤いスニーカー。側面のスイッチを入れると電流によって足のツボを刺激し、キック力を高める事が出来る。但し靴自体は強化されていないので、金庫等重いものを蹴ると反動で足は痛む。
イヤリング型携帯電話
イヤリング型の小型携帯電話。蝶ネクタイ型変声機の音を飛ばす事が出来る。今は全く使われていない(普通の携帯電話使用)。
伸縮サスペンダー
スイッチを入れると自由に伸び縮みするサスペンダー。重い扉を開けたりする事も出来る程強力。主に劇場版・アニメオリジナルストーリーで登場。
探偵バッジ
探偵団が所有しているバッジ。超小型トランシーバが内蔵されており、メンバー同士の交信に用いる。交信範囲は半径20km。また発信機も内蔵されており、追跡メガネで受信できる。
ターボエンジン付きスケボー
太陽電池を使って走るスケートボード。主にアニメや劇場版、特別編で犯人追跡等の用途で用いられるが、原作中に登場したのは今のところ1度のみ(しかも最後は大破。劇場版でも壊れてしまう事が多い)。『世紀末の魔術師』でソーラーバッテリーが組み込まれ、昼間に充電をしておけば夜間でも30分程度なら走れるように改良された。また『探偵たちの鎮魂歌』で排気量(出力)が大幅に上がり、乗用車並みの速度で走れるようになった。
どこでもボール射出ベルト
一見ただのベルトに見える(阿笠博士談。しかしどこからどう見てもただのベルトには見えない)が、ダイヤルを合わせてボタンを押すと、特殊なゴムにガスが注入されサッカーボールが射出される。ボールには伸縮自在のゴムを使用しており、注入するガスの量次第でアドバルーン大にもなるが、ゴムの性質上ベルトから離れたら10秒程度しか形を保っていられない。
盗聴機能付きカフスボタン
劇場版『水平線上の陰謀』に登場。一見ただのカフスボタンだが、盗聴器が仕込まれている。小五郎にセンスのいいカフスボタンだと勘違いされ、取られてしまった。
ノート型電子マップ
外見は普通の算数ノート。特別編がアニメ化された時に登場したので原作未登場。
ボイスレコチェンジャー
コナンの為に造ったものではなく、一般販売するためにバンダイ(作中設定)の特殊科学班との共同開発(蝶ネクタイ型変声機のおもちゃ版)。自分の声を録音出来、子供の声から大人の声まで出せるペン。アニメ版では、仮面ヤイバーが描かれたカード型の道具に変更されており、名前も「ヤイバーレコチェンジャー」となっている。

アニメ

1996年1月8日より読売テレビ系列にて放映開始。放送開始当初は1話完結形式であったが、のちに前編・後編に分かれた形式が主流となり、1つの事件が事件編、推理編、解決編と3話に亘る話もある(各編のネーミングは事件により異なる)。

放送開始当初は結末が原作漫画と大きく異なるエピソードも見受けられたが、人気が安定してくると原作に忠実になってきた。ある程度原作に追い付いて来ると、原作にあるエピソードとアニメオリジナルエピソードの放送が半々になった。本作の話は基本的に一話完結なのでオリジナルエピソードを挿入し易い。その為原作付きアニメ打ち切りの要因の1つである「原作に追い付く」といった心配がなく、長期化に成功している。

スポンサーの日本ガス協会に配慮し、ガス爆発という題材は極力扱わないという方針がある。

放送開始から10年以上経過している事もあり、スタッフも開始当時と今とでは大きく違い、作画等でその違いを知る事が出来る。

スタッフ

  • 原作:青山剛昌
  • 企画:諏訪道彦よみうりテレビ
  • キャラクターデザイン:須藤昌朋→とみながまり
  • 美術監督:渋谷幸弘→光元博行→加藤靖忠
  • 撮影監督:堀越弘伸・野村隆→小川隆久
  • 音響監督:小林克良→浦上靖夫井澤基
  • 音楽: 大野克夫
  • 編集: 岡田輝満
  • 色彩設計:平山礼子→平出真弓→中尾総子
  • ストーリーエディター:飯岡順一
  • 制作担当:小島哲→横山敏→小林弘明→森脇誠→岩井伸介
  • 原案協力:奥山豊彦・週刊少年サンデー編集部
  • 音響効果:横山正和・横山亜紀(サウンドエフェクト)
  • 音響制作:AUDIO PLANNING U
  • 総監督:こだま兼嗣→不在
  • 監督: こだま兼嗣→山本泰一郎→佐藤真人
  • 監督補:佐藤真人(数ヶ月やった後監督へ昇格)
  • プロデューサー・チーフプロデューサー:諏訪道彦(よみうりテレビ)、柳内一彦[途中まで]・吉岡昌仁(東京ムービー)
  • プロデューサー:小林弘明(東京ムービー)
  • アソシエイトプロデューサー:浅井認(小学館)
  • 制作:よみうりテレビ東京ムービー

主題歌

1997年以降のオープニング・エンディング曲はBeing Group所属のアーティストが担当している。

オープニングテーマ

オープニングの特徴として、冒頭部(「恋はスリル、ショック、サスペンス」のみ冒頭のサビのあと)の約15秒のナレーション(コナン役高山みなみによる)が挙げられる。「胸がドキドキ」の頃は自己紹介や作品概要・放送回の内容等をかなりの早口で言い(新一登場時には山口勝平も登場)、最後に決め台詞を言うというものだったが、次の「Feel Your Heart」からほぼ現在のような形式(冒頭のセリフ~その回に因んだ内容~決め台詞)になった(因みに、「謎」の初期の頃は毎回のようにパターンが異なっていたが、馴染まなかった為か以前の形に戻っていた)。 番組タイトルはオープニングの最後に出る場合と、ナレーションが終わってからすぐ出る場合の2種類がある。 前編・後編に分かれた回では当初、後編の回に前編の要約が流れていたが、現在では後編でも通常のものが流れている。

  1. THE HIGH-LOWS「胸がドキドキ」(第1話-第30話)
  2. VELVET GARDEN「Feel Your Heart」(第31話-第52話)
  3. 小松未歩「謎」(第53話-第96話)
  4. ZARD「運命のルーレット廻して」(第97話-第123話)
  5. TWO-MIX「TRUTH -A Great Detective of Love-」(第124話-第142話)
  6. B'z「ギリギリchop」(第143話-第167話)
  7. GARNET CROWMysterious Eyes」(第168話-第204話)
  8. 愛内里菜「恋はスリル、ショック、サスペンス」(第205話-第230話)
  9. 松橋未樹「destiny」(第231話-第258話)
  10. 倉木麻衣「Winter Bells」(第259話-第270話)
  11. 愛内里菜「I can't stop my love for you」(第271話-第305話)
  12. 倉木麻衣「風のららら」(第306話-第332話)
  13. 三枝夕夏IN db君と約束した優しいあの場所まで」(第333話-第355話)
  14. 愛内里菜「START」(第356話-第393話)
  15. ZARD星のかがやきよ」(第394話-第414話)
  16. 倉木麻衣「Growing of my heart」(第415話-第424話)
  17. B'z「衝動」(第425話-第437話)
  18. 愛内里菜&三枝夕夏(コーラス:スパークリング☆ポイント)「100もの扉」(第438話-)

エンディングテーマ

エンディングでは「君という光」までは一部分でその回のダイジェストを流していたが、「眠る君の横顔に微笑みを」からはなくなった。しかし、「もう君だけを離したりはしない」から復活している。

  1. ZIGGY「STEP BY STEP」(第1話-第26話)
  2. heath「迷宮のラヴァーズ」(第27話-第51話)
  3. 宇徳敬子「光と影のロマン」(第52話-第70話)
  4. DEEN「君がいない夏」(第71話-第83話)
  5. 小松未歩「願い事ひとつだけ」(第84話-第108話)
  6. 小松未歩「氷の上に立つように」(第109話-第131話)
  7. rumania montevideo「Still for your love」(第132話-第152話)
  8. WAG「Free Magic」(第153話-第179話)
  9. 倉木麻衣「Secret of my heart」(第180話-第204話)
  10. GARNET CROW「夏の幻」(第205話-第218話)
  11. 倉木麻衣「Start in my life」(第219話-第232話)
  12. 倉木麻衣「always」(第233話-第247話)
  13. 上原あずみ「青い青いこの地球に」(第248話-第265話)
  14. GARNET CROW「夢みたあとで」(第266話-第287話)
  15. 上原あずみ「無色」(第288話-第299話)
  16. 稲葉浩志「Overture」(第300話-第306話)
  17. ZARD「明日を夢見て」(第307話-第328話)
  18. GARNET CROW「君という光」(第329話-第349話)
  19. 三枝夕夏IN db「眠る君の横顔に微笑みを」(第350話-第375話)
  20. GARNET CROW「忘れ咲き」(第376話-第397話)
  21. 三枝夕夏IN db「ジューンブライド~あなたしか見えない~」(第398話-第406話)
  22. 竹井詩織里「世界 止めて」(第407話-第416話)
  23. 岩田さゆり「Thank You For Everything」(第417話-第424話)
  24. ZARD「悲しいほど貴方が好き」(第425話-第437話)
  25. 上木彩矢「もう君だけを離したりはしない」(第438話-)

挿入歌

  1. TWO-MIX 「BREAK」
  2. ZIGGY「HAPPY END」
  3. 伊織「キミがいれば(メイン・テーマ ヴォーカルバージョン)」

映画

なお、劇場版第11作の製作が決定している。

読売テレビでの短いCM

2005年頃から読売テレビのキャッチコピー「10チャンネル」を宣伝する為、特別に宣伝アニメCMを製作した。 内容は以下の通り。

  • コナンがドアを開けると「10」の模型だった
  • コナンが「じっちゃんの名に懸けて」を「10チャン」と言い間違える。(「じっちゃんの名に懸けて」はコナンではなく、以前読売テレビで放送されていた『金田一少年の事件簿』の主人公の台詞)

等。

なお、このCMで「10チャンネル!!」とコールしているのは小嶋元太である。

読売テレビ以外での短いCM

  • 読売テレビ以外でも「コナンは○○(放送局名または、その局のキャッチフレーズ)」等と言った、短いCMが放送された事もある。
  • 山口放送では、コナンの映画上映時に「夢中・熱中・放送中!」といっている。
  • 広島テレビではコナンの映画上映時に「もっと・きっと広テレ!」といっている。

以上の短いCMは15秒番宣の最後に挿入されるが、これらの短いCMを挿入しない局では、代わりに番宣冒頭に、コナンの「真実は、いつも一つ!!」の台詞部分が挿入される(読売テレビでも時期によってはこの台詞を流す)。

  • 日本ガス協会のテレビ・ラジオCM、新聞広告にコナンや少年探偵団が登場している。


ミステリーツアー

ドラマ

名探偵コナン10周年ドラマスペシャル「工藤新一への挑戦状~さよならまでの序章(プロローグ)」

10周年特別企画ファイナルとして、2006年10月2日に初の実写ドラマ版を放送。ストーリーは、新一が薬を飲まされる前の設定(帝丹高校の修学旅行)。高校生の新一と蘭が中心。

キャスト


声優

映像のみ

  • 怪盗キッド:爆弾が空で爆発したときの上空で一瞬だけ飛行していた

放送時間

番宣
  • 読売テレビ 2006年10月1日13時5分~13時30分「名探偵コナン エピソードゼロ コナン誕生の秘話」
  • 日本テレビ 2006年10月2日15時55分~16時53分「名探偵コナン エピソードゼロ コナン誕生の秘話」・「ジェットコースター殺人事件」
4時間ぶっ通し「10周年記念・コナン祭り」
  • 同日18時45分~20時54分劇場版「天国へのカウントダウン
  • 同日21時~22時48分「工藤新一への挑戦状~さよならまでの序章(プロローグ)」

スタッフ

関連項目


小説

青山剛昌のアシスタント・谷豊により著された。現在、2作品が発表されている。

  1. 甲州埋蔵金伝説(2005年5月)
  2. 殺人交響曲(シンフォニー)(2006年3月)

小説特別編

原作:青山剛昌・ドラマシナリオ:渡邉睦月・小説:平良隆久

  1. 工藤新一への挑戦状~さよならえの序章(プロローグ)(2006年9月25日発売、ドラマ版ノベライズ)


ゲーム

  • 名探偵コナン 魔術師の挑戦状!
  • 名探偵コナン 西の名探偵 最大の危機!?
  • 名探偵コナン 夕暮れの皇女
  • 名探偵コナン 地下遊園地殺人事件
  • 名探偵コナン 疑惑の豪華列車
  • 名探偵コナン からくり寺院殺人事件
  • 名探偵コナン 奇岩島秘宝伝説
  • 名探偵コナン 呪われた航路
  • 名探偵コナン 狙われた探偵
  • 名探偵コナン 暁のモニュメント
  • 名探偵コナン
  • 名探偵コナン 3人の名推理
  • 名探偵コナン 最高の相棒(パートナー)
  • 名探偵コナン THE ボードゲーム
  • 名探偵コナン トリックトリック vol.1
  • 名探偵コナン 大英帝国の遺産


関連項目

本作より13年前に発表された児童文学作品。類似点があり、本作はこれを参考にしたのではないかと言われている。


外部リンク

よみうりテレビ 月曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
名探偵コナン
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