TOHOシネマズ日劇
日劇PLEX NICHIGEKI PLEX | |
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情報 | |
通称 | 日劇1・日劇2・日劇3 |
正式名称 | 日劇PLEX TOHOシネマズ日劇(09年2月17日名称変更予定) |
旧名称 | 日本劇場、日劇東宝、日劇プラザ |
完成 | 1984年 |
開館 | 1984年10月6日 |
収容人員 | (3館合計)2,140人 |
設備 | ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS、SDDS |
用途 | 映画上映 |
運営 | TOHOシネマズ株式会社 |
所在地 |
東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町センタービル・阪急側9階~11階 |
アクセス | JR有楽町駅銀座口、地下鉄有楽町駅A7出口よりすぐ |
日劇PLEX(にちげきプレックス)は、東京都千代田区有楽町二丁目にある映画館(日劇1、日劇2、日劇3)の総称。 2009年2月17日からTOHOシネマズ 日劇 (TOHO CINEMAS NICHIGEKI)に館名変更予定。 TOHOシネマズ名のシネコン同様にインターネットチケット販売「vit」、ポイントカード「シネマイレージカード」が導入される予定。
TOHOシネマズ株式会社 経営・運営の映画館。
概要
有楽町センタービル(通称:有楽町マリオン、東京都千代田区)の、有楽町阪急側の11階(日劇1)と9階(日劇2・3)にある。3館とも、現在はTOHOシネマズ株式会社が所有する映画館である。2006年9月末までは、東宝株式会社が所有していた。日劇の名称は、かつてこの地にあった「日本劇場」に由来する。1984年10月6日に開館。2002年3月に改装後、現在に至る。
各スクリーンの名称は、1984年の開館当時は「日本劇場」、「日劇東宝」、「日劇プラザ」であった。2002年の改装時に名称が変更され、日本劇場が「日劇1」、日劇東宝が「日劇2」、日劇プラザが「日劇3」となり、3館の総称に「日劇PLEX」が用いられるようになった。再編成に伴い、2009年2月17日から「TOHOシネマズ日劇」に館名変更予定。
この改装時に客席も入れ替えられて、以前より余裕のある座席になったが、それにともない各館の定員数も減っている。2004年からは、全席指定制となった。また、2007年から1階窓口での扱いは、その日の上映分(当日券の購入、もしくは座席指定席券への引き換え)のみとなった。
TOHOシネマズ経営になり、シネコンと同様に、2007年12月20日から連日レイトショー(20時以降の上映)を実施している。料金は1,500円である。さらに、番組編成がフリーになり『Xファイル:真実を求めて』、『不都合な真実』、『シャイン・ア・ライト』など、TOHOシネマズ限定上映作品(六本木ヒルズ系のTOHOシネマズ系チェーンやお台場シネマメディアージュ系のTOHOシネマズ単館作品)も上映している。
なお、有楽町マリオンにある映画館は他にも、丸の内ピカデリー1・2(有楽町西武側 9階、松竹)、丸の内ピカデリー3(新館5階、松竹)、丸の内ルーブル(新館7階、東急)がある。
各館の特徴
日劇1(09年2月17日~スクリーン1に変更予定)
定員948人。常に洋画の大作が上映されている。東宝洋画系チェーンで、最大のチェーンマスターでもある。
- 代表作:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(オープニング上映作品)、『ゴーストバスターズ』、『ネバーエンディング・ストーリー』、『ターミネーター』シリーズ、『007 美しき獲物たち』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ、『コマンドー』、『エイリアン』シリーズ(2以降)、『ハスラー2』、『プレデター』シリーズ、『アンタッチャブル』、『ニューヨーク東8番街の奇跡』、『ロボコップ』シリーズ、『ランボー3/怒りのアフガン』、『レッドブル』、『3人のゴースト』、『ダイ・ハード』シリーズ(第2作と第3作は、日比谷スカラ座(現・TOHOシネマズスカラ座)で上映)、『カクテル』、『インディ・ジョーンズ』シリーズ(第3作『最後の聖戦』と第4作『クリスタル・スカルの王国』)、『007 消されたライセンス』、『ゴースト/ニューヨークの幻』、『トータル・リコール』、『ゴッドファーザーPARTIII』、『バックドラフト』、『ケープ・フィアー』、『愛人/ラマン』、『ホーム・アローン2』、『ジュラシック・パーク』シリーズ、『クリフハンガー』、『三銃士』、『メジャーリーグ2』、『ライオン・キング』、『トゥルーライズ』、『スピード』(第2作は日比谷スカラ座で上映)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『ポカホンタス』、『クリムゾン・タイド』、『ブロークン・アロー』、『陽のあたる教室』、『ツイスター』、『ザ・ロック』、『インデペンデンス・デイ』、『ザ・エージェント』、『タイタニック』、『GODZILLA』(ハリウッド版)、『フラッド』、『プライベート・ライアン』、『アルマゲドン』、『スター・ウォーズ』シリーズ(エピソード1~3)、『ハムナプトラ』シリーズ、『シックス・センス』、『エンド・オブ・デイズ』、『グリーンマイル』、『ミッション:インポッシブル』シリーズ(M:I-2、M:i:III)、『X-MEN』シリーズ(完結篇『ファイナル ディシジョン』は日比谷スカラ座で上映)、『チャーリーズ・エンジェル』、『ホワット・ライズ・ビニース』、『トゥームレイダー』、『スパイ・ゲーム』、『地獄の黙示録(2002年の特別完全版)』、『アメリカン・スウィートハート』(日劇1に改称後の第1作)、『スパイダーマン』シリーズ、『マイノリティ・リポート』、『戦場のピアニスト』、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』、『ザ・コア』、『デイ・アフター・トゥモロー』、『ボーン・スプレマシー』、『ダ・ヴィンチ・コード』、『ハンニバル・ライジング』、『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』、『ボーン・アルティメイタム』、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』、『ウォンテッド』、『レッドクリフ』(Part1・Part2)、『地球が静止する日』、『マンマ・ミーア!』(公開期間中に館名変更)、『DRAGONBALL EVOLUTION』ほか
日劇2(09年2月17日~スクリーン2に変更予定)
定員668人。東宝邦画系作品が上映されている。東宝邦画系チェーンのチェーンマスターでもある。1カ月に1作程度の割合で、新作が公開される。
- 代表作:『おはん』(オープニング上映作品)、『ゴジラ』シリーズ、『ビルマの竪琴(1985)』、『ホイチョイ・ムービー』シリーズ(全5作)、『敦煌』、『タスマニア物語』、『稲村ジェーン』、『あの夏、いちばん静かな海。』、『忠臣蔵 四十七人の刺客』、『学校の怪談』(全4作)、『Shall we ダンス?』、『リング』3部作、『踊る大捜査線 THE MOVIE』、『どら平太』、『ソウル』(日劇2に改称後の第1作だが最終週のみ)、『トリック劇場版』(全2作)、『黄泉がえり』、『着信アリ』シリーズ(完結篇『Final』は有楽座(現・TOHOシネマズ有楽座)で上映)、『世界の中心で、愛をさけぶ』、『いま、会いにゆきます』、『ALWAYS 三丁目の夕日』(正編・続編)、『NANA2』、『愛の流刑地』、『舞妓Haaaan!!!』、『チーム・バチスタの栄光』、『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』、『花より男子F』、『20世紀少年』シリーズ(第2章の公開期間中に館名変更)、『容疑者Xの献身』、『ドラえもん』シリーズ、『クレヨンしんちゃん』シリーズ、『ポケットモンスター』シリーズ、『となりのトトロ』&『火垂るの墓』ほか
日劇3(09年2月17日~スクリーン3に変更予定)
定員524人。洋画と邦画が交互に上映されている。東宝洋画系チェーンのチェーンマスターの1つで、ファミリー向けがメインであるとされている。しかし最近では、日劇1で拡大ロードショー時に利用されたり、日劇1・2、またはTOHOシネマズスカラ座からのムーブオーバーに利用されたりすることも多い。
- 代表作:『アンナ・パブロワ』(オープニング上映作品)、『ランボー/怒りの脱出』、『トップガン』、『グレート・ブルー』、『ロジャー・ラビット』、『キンダガートン・コップ』、『美女と野獣』、『硝子の塔』、『平成狸合戦ぽんぽこ』、『もののけ姫』、『恋におちたシェイクスピア』、『ターザン』、『トイ・ストーリー2』、『60セカンズ』、『ブリジット・ジョーンズの日記』、『エネミー・ライン』(日劇3に改称後の第1作)、『光の旅人 K-PAX』、『ボーン・アイデンティティー』、『阿修羅のごとく』、『ブルース・オールマイティ』、『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』、『オペラ座の怪人』、『ナショナル・トレジャー』、『NANA』、『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』、『THE 有頂天ホテル』、『ゲド戦記』、『ドリームガールズ』、『ホリデイ』、『レミーのおいしいレストラン』、『ミス・ポター』、『スターダスト』、『椿三十郎(2008)』、『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』、『少林少女』、『ザ・マジックアワー』、『ハプニング』、『セックス・アンド・ザ・シティ』、『アイアンマン』、『私は貝になりたい』、『チェ 28歳の革命』、『チェ 39歳 別れの手紙』(公開期間中に館名変更)、『チェンジリング』ほか
ただし、日劇1・2・3への改称後は客入りなどで、上映館が3館内で変わることもたびたびある。
外部リンク
- TOHOシネマズ株式会社 - 運営会社
- TOHOシネマズ 日劇 - TOHOシネマズによる劇場案内
- 東宝株式会社
- THEATER SEARCH! - 東宝による映画館案内サイト
- 劇場詳細表示 - THEATER SEARCH!内 日劇PLEXの劇場詳細ページ
- 日劇1・2・3 - 「港町キネマ通り」サイト内(2002年5月取材のもの)