尾張旭駅
尾張旭駅* | |
---|---|
尾張旭駅構内(2005年7月) | |
おわりあさひ OWARI ASAHI | |
◄旭前 (1.6 km) (1.4 km) 三郷► | |
所在地 | 愛知県尾張旭市東大道町原田2591-3 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 瀬戸線 |
キロ程 | 14.7 km(栄町起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 島式 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
7,827人/日 -2008年- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)4月2日 |
備考 | ** 1994年に移転後の所在地。 |
尾張旭駅(おわりあさひえき)は、愛知県尾張旭市東大道町原田にある、名鉄瀬戸線の駅である。
尾張旭検車区が隣接することから、普通には、当駅にて、始発、折り返し、終着の運行設定があり、平日朝には準急1本にも栄町発当駅行きの設定がある。
本項では尾張旭検車区についても記述する。
駅構造
中央の1線は大曽根・栄町方面への折り返し用で、両側に2番・3番の両ホームがある。この線の尾張瀬戸寄りに車止めがあり、線路は東にある踏切の手前で途切れている。 2番ホーム側は降車専用で、隣りの1番ホームが尾張瀬戸方面ホームなので、当駅止まりの電車から、階段を使わずに尾張瀬戸方面に乗り換えができるようになっている。
1 | ■瀬戸線 下り | 新瀬戸・尾張瀬戸方面 |
2 | ■瀬戸線 下り | 降車専用(当駅止まり) |
3 | ■瀬戸線 上り | 喜多山・大曽根・栄町方面(当駅始発) |
4 | ■瀬戸線 上り | 喜多山・大曽根・栄町方面 |
エレベータ2基及び多目的トイレが設置され、いわゆるバリアフリー化がなされている。
列車案内については、LED表示によるものほか、自動放送により行われている[1]。
駅周辺
尾張旭検車区
尾張旭検車区は、瀬戸線車両の保守・点検などの役割を担う瀬戸線唯一の検車区である。尾張旭駅の西方(尾張旭市向町4-8-1)に位置する。
敷地面積は約18,000平方メートルであり、検修棟(平屋建、3,735平方メートル)、管理棟(3階建、227平方メートル)、土木・電気総合詰所(2階建、175平方メートル)などを擁し、一日あたり最大20両の車両を検査する能力を有する。検修棟には、台車や床下機器の点検用のドロップピットや、車内や床下などの埃を集める集塵ブースが設置されている。また、当検車区には車体の塗装設備が設置されていない。[2]
それまで、60年以上にわたって喜多山駅に隣接していた喜多山検車区が瀬戸線車両の保守・点検などの役割を担ってきたが、施設の老朽化と喜多山駅の高架駅化事業の開始によって、この尾張旭検車区へ名称変更の上、移転した。尾張旭検車区は、2006年(平成18年)8月から整備が開始され、2007年(平成19年)6月30日から供用を開始した。
ちなみに、現在尾張旭検車区のある土地では、同検車区開設以前に、6000系が瀬戸線へ搬入される際のトラックから線路へ下ろす作業や、3730系・3770系・3780系の解体作業が行われたことがある。2008年の4000系の搬入はここで行われた。
利用状況
「尾張旭市の統計」によると、当駅の一日平均乗降人員は、以下の通り推移している。
- 2003年度 7,283人
- 2004年度 7,386人
- 2005年度 7,495人
- 2006年度 7,454人
- 2007年度 7,637人
- 2008年度 7,827人
瀬戸線の駅では、20駅中8位である。
歴史
瀬戸線開業時に、当時東春日井郡新居村に設置されたことから、新居駅として開業した。
1970年(昭和45年)の尾張旭市発足を受けて、翌1971年(昭和46年)尾張旭駅に改称した。
古くから、現在の駅の位置の西側1つめの踏切の東隣にあり、相対式2面2線ホームの地上駅で、無人駅だったが、1994年7月3日、100mほど東の現在の場所に移転した。
- 1905年(明治38年)4月2日 新居駅として開業。
- 1922年(大正11年)2月24日 旭新居駅に改称。
- 1971年(昭和46年)11月1日 尾張旭駅に改称。
- 1994年(平成6年)7月3日 現在地へ移転、橋上駅化[3]。
- 1994年(平成6年)10月7日 駅前広場完成[3]。
- 1995年(平成7年) 急行停車駅に昇格。
- 2006年(平成18年)12月16日 トランパス対応開始。
- 2007年(平成19年)6月30日 尾張旭検車区供用開始。
- 2009年(平成21年)3月25日 バリアフリー化等工事完成