大森・金城学院前駅
大森・金城学院前駅* | |
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南口駅舎 | |
おおもり・きんじょうがくいんまえ ŌMORI・KINJŌGAKUIN-MAE[注釈 1] | |
◄ST11 喜多山 (0.8 km) (1.5 km) 印場 ST13► | |
所在地 | 名古屋市守山区大森三丁目301 |
駅番号 | ST 12 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 瀬戸線 |
キロ程 | 10.7 km(栄町起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
11,451人/日 -2022年[1]- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)4月2日 |
備考 |
* 1992年大森駅より改称[2]。 **2024年より無人化。 |
大森・金城学院前駅(おおもり・きんじょうがくいんまええき)は、愛知県名古屋市守山区大森3丁目にある、名鉄瀬戸線の駅である。駅番号はST12。名古屋鉄道で一番長い駅名を持つ。
歴史
[編集]1992年(平成4年)当時、当駅の利用客の半分近くが金城学院大学への通学生だったため、駅名を変更した[2]。
- 1905年(明治38年)4月2日 - 大森駅として開業。
- 1982年(昭和57年)
- 1992年(平成4年)
- 2006年(平成18年)
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2020年(令和2年)3月26日 - 簡易型自動放送導入、LED案内表示器稼働開始。
- 2024年(令和6年)9月28日 - 終日無人化[6]。
駅構造
[編集]相対式2面2線ホームの地上駅。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ST 瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸方面[7] |
2 | 上り | 栄町ゆき[7] |
北改札口設置までは夜間など一部時間帯は無人駅だったが、その後2024年(令和6年)9月27日まで終日有人駅となり、翌28日から再び終日無人駅(駅集中管理システム導入)になっている。
駅舎の2F・3Fはグリーンシティケーブルテレビの旧社屋となっていた(2018年(平成30年)4月16日に、名鉄瀬戸線・尾張旭駅前の新社屋に移転)。地下は自転車置き場となっている。
なお、きついカーブ上に駅のホームがあるため通常より電車とホームの隙間が大きい。そのためセンサー式の転落検知装置がいち早く導入されている。
両ホームは階段でのみ繋がっており、改札内にエレベーターやエスカレーターは設置されていない。
改札口
[編集]栄町方面ホーム側に南改札口、尾張瀬戸方面ホーム側に北改札口があり、跨線橋でつながっている。
- 北改札口
- バリアフリー対応化に伴い、2006年(平成18年)9月に設置された。こちらは尾張瀬戸方面ホームにダイレクトに接続している。南改札口とは異なり、設置当初から窓口がなく、駅員もいないため、自動精算機が設置されている。
なお、尾張瀬戸方面ホームの西側(踏切の横)にかつて臨時改札口があった。金城学院大学の学生の通学が集中する時間帯にのみ開放していた。また車椅子を利用している人などバリアフリーのための改札としても利用されていたが、北改札口設置に伴い閉鎖された。2016年(平成28年)6月現在でも、北側(敷地境界側)の手すりが残っている。
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北口駅舎
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ホーム
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駅名標
配線図
[編集] ← 尾張瀬戸方面 |
→ 大曽根・ 栄町方面 |
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凡例 出典:[8] |
駅周辺
[編集]この駅の周辺は、主に住宅地である。
最寄りのバス停は、「大森」(名古屋市交通局・名古屋市営バス)である。
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利用状況
[編集]- 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2020年度の1日平均乗降人員は7,782人である[9]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は12,867人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中27位、瀬戸線(20駅)中3位であった[10]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は12,646人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中30位、瀬戸線(19駅)中5位であった[11]。
- 名古屋市統計年鑑によると、当駅の一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
- 2004年度 4,254人
- 2005年度 5,764人
- 2006年度 5,843人
- 2007年度 5,970人
- 2008年度 5,943人
- 2009年度 5,781人
- 2010年度 5,765人
- 2011年度 6,020人
- 2012年度 6,202人
- 2013年度 6,397人
- 2014年度 6,250人
- 2015年度 6,465人
- 2016年度 6,432人
- 2017年度 6,495人
- 2018年度 6,479人
- 2019年度 6,295人
※ 瀬戸線の駅では、栄町駅、大曽根駅、小幡駅に次いで、4番目に利用客が多い。
隣の駅
[編集]- 名古屋鉄道
- ST 瀬戸線
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “令和4年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年7月1日閲覧。
- ^ a b c d “大森駅を改称 名鉄”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年11月10日)
- ^ 松井崇「57-3 名鉄ダイヤ改正」『鉄道ファン』第254巻、交友社、1982年6月、117頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1050頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、582頁。
- ^ “一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2024年8月23日). 2024年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月23日閲覧。
- ^ a b “大森・金城学院前(ST12)(おおもり・きんじょうがくえんまえ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大森・金城学院前駅 - 名古屋鉄道