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ロベルト・ディ・マッテオ

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ロベルト・ディ・マッテオ
名前
カタカナ ロベルト・ディ・マッテオ
ラテン文字 Roberto DI MATTEO
基本情報
国籍 イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1970-05-29) 1970年5月29日(54歳)
出身地 スイスの旗 シャフハウゼン
身長 178cm
体重 74kg
選手情報
ポジション MF
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1988-1991
1991-1992
1992-1993
1993-1996
1996-2002
シャフハウゼン
チューリッヒ
アーラウ
ラツィオ
チェルシー
50(2)
34(6)
33(1)
87(7)
119(15)
代表歴
1994-1998 イタリアの旗 イタリア 34 (2)
監督歴
2008-2009
2009-2011
2012
ミルトンキーンズドンズ
ウェスト・ブロムウィッチ
チェルシー
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ロベルト・ディ・マッテオRoberto Di Matteo1970年5月29日 - )は、スイスシャフハウゼン出身の元サッカーイタリア代表の元サッカー選手、サッカー指導者。ポジションはMF

来歴

選手時代

スイスシャフハウゼンにてイタリア人の両親の間に生まれる。1988年に地元クラブのFCシャフハウゼンでプロ初出場。1993年にはFCアーラウでリーグ制覇を成し遂げ、最優秀選手に選ばれた。翌シーズンからセリエASSラツィオに移籍。3シーズンに渡りレギュラーとしてプレーした。

1996年夏にプレミアリーグチェルシーFCに移籍。移籍金490万ユーロは当時のクラブ最高額であった。1年目から9ゴールを挙げチームに馴染むと、中盤の底から繰り出す効果的なロングパスを武器にチームの主力として活躍。1997年2000年FAカップ決勝戦では、決勝ゴールを挙げて優勝に貢献。1998年には、UEFAカップウィナーズカップフットボールリーグカップUEFAスーパーカップ制覇に貢献した。そして2002年に怪我のため、31歳で現役引退した。

サッカーイタリア代表としては、1996年の欧州選手権と1998年のフランスW杯を含む34試合に出場した。

指導者時代

ロンドンで複数のレストランを経営する傍ら、2008年からフットボールリーグ1(3部相当)のミルトン・キーンズ・ドンズFCで指導者としてのキャリアをスタート。2009年より指揮を執ったウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCでは攻撃的なサッカーを展開しプレミアリーグ昇格に導いた[1]

2011年に古巣チェルシーFCのアシスタントコーチに就任。2012年3月4日、シーズン途中のアンドレ・ビラス・ボアス監督解任に伴い、暫定的に監督に昇格した[2]。リーグ戦では順位を上げられず6位に終わったが、国内外でのカップ戦では勝ち進むことに成功。5月5日に行われたFAカップ決勝でリヴァプールFCを破り優勝を飾ると、同月19日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝でもPK戦の末にバイエルン・ミュンヘンに勝利。チェルシーに初めてとなるチャンピオンズリーグ優勝をもたらし二冠を達成してシーズンを終えた後、正式に監督として2年契約を結んだ。だが5ヶ月後の11月21日、成績不振により解任された[3]スタンフォード・ブリッジではディマッテオの現役時代の背番号「16」にちなみ、試合開始16分には彼の功績を称える盛大な拍手が行われている。

所属クラブ

監督歴

監督成績

クラブ 就任 退任 記録
試合 勝ち 分け 負け 勝率 %
イングランドの旗 ミルトン・キーンズ・ドンズFC 2008年7月2日 2009年6月30日 52 27 11 14 051.92
イングランドの旗 ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC 2009年6月30日 2011年2月6日 83 40 19 24 048.19
イングランドの旗 チェルシーFC 2012年3月4日 2012年11月21日 42 24 9 9 057.14

脚注

  1. ^ 頓挫したビラスボアスの「3年計画」。迷走するチェルシーはどこへ行く? 3
  2. ^ CHELSEA AND VILLAS-BOAS PART COMPANY”. chelseafc.com (2012年3月4日). 2012年3月4日閲覧。
  3. ^ STATEMENT ON ROBERTO DI MATTEO”. chelseafc.com (2012年11月21日). 2012年11月21日閲覧。
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