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稀勢の里寛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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史上最弱横綱。

史上最弱横綱。

略歴

  • 2002年3月場所 - 初土俵
  • 2004年1月場所 - 幕下優勝
  • 2004年5月場所 - 新十両
  • 2004年11月場所 - 新入幕
  • 2006年7月場所 - 新小結
  • 2009年3月場所 - 新関脇
  • 2012年1月場所 - 新大関
  • 2014年 - 第59回伊勢神宮奉納大相撲優勝
  • 2016年 - 第61回伊勢神宮奉納大相撲優勝
  • 2016年 - 第75回全日本力士選士権大会優勝
  • 2016年 - 年間最多勝
  • 2017年1月場所 - 幕内最高優勝(1回目)
  • 2017年 - 第41回日本大相撲トーナメント優勝
  • 2017年3月場所 - 新横綱 幕内最高優勝(2回目)
  • 2019年1月場所 - 現役引退

主な成績

通算成績

  • 通算成績:800勝496敗97休(101場所)勝率.617
    • 幕内成績:714勝453敗97休(85場所)勝率.612(幕内勝利数:歴代7位)
      • 横綱成績:36勝36敗97休(12場所)勝率.500
      • 大関成績:332勝133敗(31場所)勝率.714
      • 関脇成績:86勝64敗(10場所)勝率.573
      • 小結成績:91勝89敗(12場所)勝率.506
      • 前頭成績:169勝131敗(20場所)勝率.563
  • 通算在位:101場所
    • 幕内在位:85場所
      • 横綱在位:12場所
      • 大関在位:31場所(横綱経験者としては歴代3位)
      • 三役在位:22場所(関脇10場所、小結12場所)(三役在位、小結在位は横綱経験者としては最多)
      • 前頭在位:20場所
  • 年間最多勝2016年(69勝21敗)
  • 幕内(通算)連続勝ち越し記録:19場所(2014年3月場所~2017年3月場所)
  • 幕内連続2桁勝利記録:10場所(2012年5月場所~2013年11月場所)
  • 幕内連続12勝以上勝利記録:3場所(2016年3月場所~2016年7月場所、2016年11月場所~2017年3月場所)
  • 大関連続勝ち越し(角番無し)記録:18場所(2014年3月場所~2017年1月場所)歴代4位タイ
  • 横綱連敗記録(不戦敗含む):10連敗(歴代1位)
  • 連続休場場所:8場所(歴代1位)
  • 1場所金星配給最高記録:5個(武蔵丸と並んで歴代1位タイ)
  • 金星配給率:0.419(歴代ワースト1位)

各段優勝

  • 幕内最高優勝:2回(2017年1月場所 - 3月場所)
  • 幕下優勝:1回(2004年1月場所)

三賞・金星

  • 三賞:9回
    • 敢闘賞:3回(2005年9月場所、2008年5月場所、2009年5月場所)
    • 殊勲賞:5回(2006年9月場所、2008年1月場所、2010年11月場所、2011年1月場所、2011年9月場所)
    • 技能賞:1回(2011年11月場所)
  • 金星:3個
    • 朝青龍1個(2008年1月場所)、白鵬2個(2008年9月場所、2010年11月場所)

タイトル

場所別成績

稀勢の里[1]
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2002年
(平成14年)
x(前相撲) 東序ノ口26枚目
6–1 
東序二段61枚目
6–1 
西三段目95枚目
4–3 
西三段目77枚目
5–2 
2003年
(平成15年)
西三段目49枚目
5–2 
西三段目21枚目
3–4 
東三段目37枚目
7–0 
東幕下25枚目
3–4 
西幕下35枚目
5–2 
東幕下25枚目
4–3 
2004年
(平成16年)
東幕下18枚目
優勝
7–0
東幕下筆頭
5–2 
西十両12枚目
9–6 
東十両6枚目
8–7 
西十両3枚目
9–6 
西前頭16枚目
9–6 
2005年
(平成17年)
東前頭12枚目
6–9 
西前頭15枚目
8–7 
西前頭11枚目
5–10 
西前頭15枚目
7–8 
西前頭16枚目
12–3
東前頭5枚目
5–10 
2006年
(平成18年)
東前頭9枚目
8–7 
東前頭7枚目
10–5 
東前頭筆頭
8–7 
西小結
8–7 
東小結
8–7
東小結
8–7 
2007年
(平成19年)
東小結
7–8 
東前頭筆頭
6–9 
西前頭3枚目
6–9 
西前頭6枚目
11–4 
東小結
6–9 
東前頭2枚目
9–6 
2008年
(平成20年)
東前頭筆頭
10–5
東小結
8–7 
東小結
10–5
東小結
6–9 
東前頭2枚目
6–9
東前頭4枚目
11–4 
2009年
(平成21年)
東小結
8–7 
西関脇
5–10 
東前頭4枚目
13–2
西関脇
9–6 
東関脇
7–8 
東小結
6–9 
2010年
(平成22年)
西前頭3枚目
9–6 
東小結
9–6 
東関脇
8–7 
東関脇
7–8 
東小結
7–8 
東前頭筆頭
10–5
2011年
(平成23年)
東関脇
10–5
八百長問題
により中止
西関脇
8–7 
西関脇
10–5 
西関脇
12–3
東関脇
10–5
2012年
(平成24年)
西大関3
11–4 
東大関2
9–6 
東大関2
11–4 
東大関1
10–5 
西大関1
10–5 
西大関1
10–5 
2013年
(平成25年)
東大関1
10–5 
東大関1
10–5 
東大関1
13–2 
東大関1
11–4 
東大関1
11–4 
東大関1
13–2 
2014年
(平成26年)
東大関1
7–8[2] 
東大関2
9–6[3] 
東大関1
13–2 
東大関1
9–6 
西大関1
9–6 
西大関1
11–4 
2015年
(平成27年)
東大関1
11–4 
東大関1
9–6 
東大関1
11–4 
東大関1
10–5 
西大関1
11–4 
西大関1
10–5 
2016年
(平成28年)
東大関1
9–6 
西大関1
13–2 
東大関1
13–2 
東大関1
12–3 
東大関1
10–5 
西大関1
12–3 
2017年
(平成29年)
東大関1
14–1 
西横綱2
13–2[4] 
東横綱
6–5–4[5] 
東横綱2
2–4–9[6] 
東横綱2
休場
0–0–15
東横綱2
4–6–5[7] 
2018年
(平成30年)
西横綱
1–5–9[8] 
東横綱2
休場
0–0–15
東横綱2
休場
0–0–15
東横綱2
休場
0–0–15
東横綱2
10–5 
東横綱2
0–5–10[9] 
2019年
(平成31年
/令和元年)
東横綱
引退
0–4–0[10]
x x x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

幕内対戦成績

力士名 勝数 負数 力士名 勝数 負数 力士名 勝数 負数 力士名 勝数 負数
碧山 13(1) 6 朝青龍 4 13 朝赤龍 11 5 安美錦 31 17
荒鷲 2 0 阿覧 9 3 16 1 石出 3 0
逸ノ城 8 7 岩木山 2 3 遠藤 5 3 皇司 1 0
阿武咲 1 0 大砂嵐 5 0 隠岐の海 18 3 魁皇 16 12
魁聖 12 0 海鵬 4 0 臥牙丸 6 0 垣添 5 3
鶴竜 32 18 春日王 1 3 春日錦 2(1) 0 片山 2 0
北桜 1 0 北太樹 4 0 旭鷲山 2 3 旭天鵬 14 9
豪栄道 26(1) 15 黒海 5 1 琴欧洲 15(1) 27 琴奨菊 30(1) 36(2)
琴ノ若 3(1) 1 琴光喜 12 11 琴勇輝 4 0 琴龍 1 2
佐田の海 4 0 佐田の富士 1 0 霜鳥 1 2 十文字 2 0
常幸龍 1 0 正代 7 1 松鳳山 12 2 蒼国来 1 0
貴景勝 2 3 貴ノ岩 2 0 高見盛 4 2 宝富士 16 2
豪風 21 5 玉飛鳥 0 1 玉春日 4 1 玉乃島 4 2
玉鷲 9 4(2) 千代鳳 4 0 千代翔馬 1 0 千代大海 8 13
千代大龍 6 4(1) 千代の国 2 1(1) 千代白鵬 1 0 出島 4 6
照ノ富士 12* 3 闘牙 1 0 時津海 5 2 時天空 13 6
德勝龍 1 0 德瀬川 1 0 土佐ノ海 1 0 栃東 0 5
栃煌山 26 17 栃栄 2 1 栃ノ心 17 9 栃乃洋 6 2
栃乃花 0 1 栃乃若 3 1 豊桜 3 1 豊ノ島 30 9
豊響 6 1 錦木[11] 0 1(1) 白馬 2 0 白鵬 16 44
白露山 4 2 追風海 0 2 把瑠都 6 21 日馬富士 24 37
普天王 7(1) 2 武雄山 1 3 豊真将 9 6 北勝力 5 1
北勝富士 1 2 将司 1 0 舛ノ山 1 0 御嶽海 6 2
雅山 16 4 妙義龍 16 5 山本山 1 0 豊山 1 0
嘉風 15 6 龍皇 0 1 露鵬 5 2 若荒雄 3 0
若兎馬 1 1 若ノ鵬 0 2

(カッコ内は勝数、負数の中に占める不戦勝、不戦敗の数、太文字は2021年5月場所終了現在、現役力士

改名歴

力士
  • 萩原 寛(はぎわら ゆたか)2002年3月場所-2004年9月場所
  • 稀勢の里 寛(きせのさと ゆたか)2004年11月場所-2019年1月場所
年寄
  • 荒磯 寛(あらいそ ゆたか)2019年1月16日-

著書

ギャラリー

脚注

  1. ^ Bashos and results of Kisenosato in Juryo and Makunouchi”. 2017年1月25日閲覧。
  2. ^ 右母趾MP関節靱帯損傷により、千秋楽不戦敗・休場
  3. ^ 大関角番
  4. ^ 照ノ富士と優勝決定戦
  5. ^ 左大胸筋損傷、左上腕頭筋損傷により11日目から途中休場
  6. ^ 左足関節靭帯損傷により6日目から途中休場
  7. ^ 腰部挫傷、左足前距靱帯損傷により10日目から途中休場
  8. ^ 左大胸筋損傷疑い、左前胸部打撲により6日目から途中休場
  9. ^ 右膝挫傷捻挫のため5日目から休場
  10. ^ 4日目に引退
  11. ^ 稀勢の里引退時の不戦勝により、土俵上での対戦は無し
  12. ^ ベースボール・マガジン社WEB
  13. ^ 『茨城新聞 クロスアイ』 - 「稀勢の里関、支えたい 水戸出身ファン応援サイト」2018年2月7日Wikimedia Commons
  14. ^ 『朝日新聞』 - 「茨城 稀勢の里支えよう、水戸出身の男性が応援サイト」2018年2月10日Wikipedia Commons
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関連項目

外部リンク

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