稀勢の里寛
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史上最弱横綱。
史上最弱横綱。
略歴
- 2002年3月場所 - 初土俵
- 2004年1月場所 - 幕下優勝
- 2004年5月場所 - 新十両
- 2004年11月場所 - 新入幕
- 2006年7月場所 - 新小結
- 2009年3月場所 - 新関脇
- 2012年1月場所 - 新大関
- 2014年 - 第59回伊勢神宮奉納大相撲優勝
- 2016年 - 第61回伊勢神宮奉納大相撲優勝
- 2016年 - 第75回全日本力士選士権大会優勝
- 2016年 - 年間最多勝
- 2017年1月場所 - 幕内最高優勝(1回目)
- 2017年 - 第41回日本大相撲トーナメント優勝
- 2017年3月場所 - 新横綱 幕内最高優勝(2回目)
- 2019年1月場所 - 現役引退
主な成績
通算成績
- 通算成績:800勝496敗97休(101場所)勝率.617
- 幕内成績:714勝453敗97休(85場所)勝率.612(幕内勝利数:歴代7位)
- 横綱成績:36勝36敗97休(12場所)勝率.500
- 大関成績:332勝133敗(31場所)勝率.714
- 関脇成績:86勝64敗(10場所)勝率.573
- 小結成績:91勝89敗(12場所)勝率.506
- 前頭成績:169勝131敗(20場所)勝率.563
- 幕内成績:714勝453敗97休(85場所)勝率.612(幕内勝利数:歴代7位)
- 通算在位:101場所
- 幕内在位:85場所
- 横綱在位:12場所
- 大関在位:31場所(横綱経験者としては歴代3位)
- 三役在位:22場所(関脇10場所、小結12場所)(三役在位、小結在位は横綱経験者としては最多)
- 前頭在位:20場所
- 幕内在位:85場所
- 年間最多勝:2016年(69勝21敗)
- 幕内(通算)連続勝ち越し記録:19場所(2014年3月場所~2017年3月場所)
- 幕内連続2桁勝利記録:10場所(2012年5月場所~2013年11月場所)
- 幕内連続12勝以上勝利記録:3場所(2016年3月場所~2016年7月場所、2016年11月場所~2017年3月場所)
- 大関連続勝ち越し(角番無し)記録:18場所(2014年3月場所~2017年1月場所)歴代4位タイ
- 横綱連敗記録(不戦敗含む):10連敗(歴代1位)
- 連続休場場所:8場所(歴代1位)
- 1場所金星配給最高記録:5個(武蔵丸と並んで歴代1位タイ)
- 金星配給率:0.419(歴代ワースト1位)
各段優勝
- 幕内最高優勝:2回(2017年1月場所 - 3月場所)
- 幕下優勝:1回(2004年1月場所)
三賞・金星
- 三賞:9回
- 敢闘賞:3回(2005年9月場所、2008年5月場所、2009年5月場所)
- 殊勲賞:5回(2006年9月場所、2008年1月場所、2010年11月場所、2011年1月場所、2011年9月場所)
- 技能賞:1回(2011年11月場所)
- 金星:3個
- 朝青龍1個(2008年1月場所)、白鵬2個(2008年9月場所、2010年11月場所)
タイトル
- 神宮奉納大相撲優勝:2回(2014年、2016年)
- 全日本力士選士権:2回(2016年、2017年)
- 年間最多勝:1回(2016年)
- 日本大相撲トーナメント:1回(2017年)
- 大相撲藤沢場所:1回(2018年)
場所別成績
一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
2002年 (平成14年) |
x | (前相撲) | 東序ノ口26枚目 6–1 |
東序二段61枚目 6–1 |
西三段目95枚目 4–3 |
西三段目77枚目 5–2 |
2003年 (平成15年) |
西三段目49枚目 5–2 |
西三段目21枚目 3–4 |
東三段目37枚目 7–0 |
東幕下25枚目 3–4 |
西幕下35枚目 5–2 |
東幕下25枚目 4–3 |
2004年 (平成16年) |
東幕下18枚目 優勝 7–0 |
東幕下筆頭 5–2 |
西十両12枚目 9–6 |
東十両6枚目 8–7 |
西十両3枚目 9–6 |
西前頭16枚目 9–6 |
2005年 (平成17年) |
東前頭12枚目 6–9 |
西前頭15枚目 8–7 |
西前頭11枚目 5–10 |
西前頭15枚目 7–8 |
西前頭16枚目 12–3 敢 |
東前頭5枚目 5–10 |
2006年 (平成18年) |
東前頭9枚目 8–7 |
東前頭7枚目 10–5 |
東前頭筆頭 8–7 |
西小結 8–7 |
東小結 8–7 殊 |
東小結 8–7 |
2007年 (平成19年) |
東小結 7–8 |
東前頭筆頭 6–9 |
西前頭3枚目 6–9 |
西前頭6枚目 11–4 |
東小結 6–9 |
東前頭2枚目 9–6 |
2008年 (平成20年) |
東前頭筆頭 10–5 殊★ |
東小結 8–7 |
東小結 10–5 敢 |
東小結 6–9 |
東前頭2枚目 6–9 ★ |
東前頭4枚目 11–4 |
2009年 (平成21年) |
東小結 8–7 |
西関脇 5–10 |
東前頭4枚目 13–2 敢 |
西関脇 9–6 |
東関脇 7–8 |
東小結 6–9 |
2010年 (平成22年) |
西前頭3枚目 9–6 |
東小結 9–6 |
東関脇 8–7 |
東関脇 7–8 |
東小結 7–8 |
東前頭筆頭 10–5 殊★ |
2011年 (平成23年) |
東関脇 10–5 殊 |
八百長問題 により中止 |
西関脇 8–7 |
西関脇 10–5 |
西関脇 12–3 殊 |
東関脇 10–5 技 |
2012年 (平成24年) |
西大関3 11–4 |
東大関2 9–6 |
東大関2 11–4 |
東大関1 10–5 |
西大関1 10–5 |
西大関1 10–5 |
2013年 (平成25年) |
東大関1 10–5 |
東大関1 10–5 |
東大関1 13–2 |
東大関1 11–4 |
東大関1 11–4 |
東大関1 13–2 |
2014年 (平成26年) |
東大関1 7–8[2] |
東大関2 9–6[3] |
東大関1 13–2 |
東大関1 9–6 |
西大関1 9–6 |
西大関1 11–4 |
2015年 (平成27年) |
東大関1 11–4 |
東大関1 9–6 |
東大関1 11–4 |
東大関1 10–5 |
西大関1 11–4 |
西大関1 10–5 |
2016年 (平成28年) |
東大関1 9–6 |
西大関1 13–2 |
東大関1 13–2 |
東大関1 12–3 |
東大関1 10–5 |
西大関1 12–3 |
2017年 (平成29年) |
東大関1 14–1 |
西横綱2 13–2[4] |
東横綱 6–5–4[5] |
東横綱2 2–4–9[6] |
東横綱2 休場 0–0–15 |
東横綱2 4–6–5[7] |
2018年 (平成30年) |
西横綱 1–5–9[8] |
東横綱2 休場 0–0–15 |
東横綱2 休場 0–0–15 |
東横綱2 休場 0–0–15 |
東横綱2 10–5 |
東横綱2 0–5–10[9] |
2019年 (平成31年 /令和元年) |
東横綱 引退 0–4–0[10] |
x | x | x | x | x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
幕内対戦成績
力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
碧山 | 13(1) | 6 | 朝青龍 | 4 | 13 | 朝赤龍 | 11 | 5 | 安美錦 | 31 | 17 |
荒鷲 | 2 | 0 | 阿覧 | 9 | 3 | 勢 | 16 | 1 | 石出 | 3 | 0 |
逸ノ城 | 8 | 7 | 岩木山 | 2 | 3 | 遠藤 | 5 | 3 | 皇司 | 1 | 0 |
阿武咲 | 1 | 0 | 大砂嵐 | 5 | 0 | 隠岐の海 | 18 | 3 | 魁皇 | 16 | 12 |
魁聖 | 12 | 0 | 海鵬 | 4 | 0 | 臥牙丸 | 6 | 0 | 垣添 | 5 | 3 |
鶴竜 | 32 | 18 | 春日王 | 1 | 3 | 春日錦 | 2(1) | 0 | 片山 | 2 | 0 |
北桜 | 1 | 0 | 北太樹 | 4 | 0 | 旭鷲山 | 2 | 3 | 旭天鵬 | 14 | 9 |
豪栄道 | 26(1) | 15 | 黒海 | 5 | 1 | 琴欧洲 | 15(1) | 27 | 琴奨菊 | 30(1) | 36(2) |
琴ノ若 | 3(1) | 1 | 琴光喜 | 12 | 11 | 琴勇輝 | 4 | 0 | 琴龍 | 1 | 2 |
佐田の海 | 4 | 0 | 佐田の富士 | 1 | 0 | 霜鳥 | 1 | 2 | 十文字 | 2 | 0 |
常幸龍 | 1 | 0 | 正代 | 7 | 1 | 松鳳山 | 12 | 2 | 蒼国来 | 1 | 0 |
貴景勝 | 2 | 3 | 貴ノ岩 | 2 | 0 | 高見盛 | 4 | 2 | 宝富士 | 16 | 2 |
豪風 | 21 | 5 | 玉飛鳥 | 0 | 1 | 玉春日 | 4 | 1 | 玉乃島 | 4 | 2 |
玉鷲 | 9 | 4(2) | 千代鳳 | 4 | 0 | 千代翔馬 | 1 | 0 | 千代大海 | 8 | 13 |
千代大龍 | 6 | 4(1) | 千代の国 | 2 | 1(1) | 千代白鵬 | 1 | 0 | 出島 | 4 | 6 |
照ノ富士 | 12* | 3 | 闘牙 | 1 | 0 | 時津海 | 5 | 2 | 時天空 | 13 | 6 |
德勝龍 | 1 | 0 | 德瀬川 | 1 | 0 | 土佐ノ海 | 1 | 0 | 栃東 | 0 | 5 |
栃煌山 | 26 | 17 | 栃栄 | 2 | 1 | 栃ノ心 | 17 | 9 | 栃乃洋 | 6 | 2 |
栃乃花 | 0 | 1 | 栃乃若 | 3 | 1 | 豊桜 | 3 | 1 | 豊ノ島 | 30 | 9 |
豊響 | 6 | 1 | 錦木[11] | 0 | 1(1) | 白馬 | 2 | 0 | 白鵬 | 16 | 44 |
白露山 | 4 | 2 | 追風海 | 0 | 2 | 把瑠都 | 6 | 21 | 日馬富士 | 24 | 37 |
普天王 | 7(1) | 2 | 武雄山 | 1 | 3 | 豊真将 | 9 | 6 | 北勝力 | 5 | 1 |
北勝富士 | 1 | 2 | 将司 | 1 | 0 | 舛ノ山 | 1 | 0 | 御嶽海 | 6 | 2 |
雅山 | 16 | 4 | 妙義龍 | 16 | 5 | 山本山 | 1 | 0 | 豊山 | 1 | 0 |
嘉風 | 15 | 6 | 龍皇 | 0 | 1 | 露鵬 | 5 | 2 | 若荒雄 | 3 | 0 |
若兎馬 | 1 | 1 | 若ノ鵬 | 0 | 2 |
- 他に優勝決定戦で照ノ富士に1勝がある。
(カッコ内は勝数、負数の中に占める不戦勝、不戦敗の数、太文字は2021年5月場所終了現在、現役力士)
改名歴
- 力士
-
- 萩原 寛(はぎわら ゆたか)2002年3月場所-2004年9月場所
- 稀勢の里 寛(きせのさと ゆたか)2004年11月場所-2019年1月場所
- 年寄
-
- 荒磯 寛(あらいそ ゆたか)2019年1月16日-
著書
- 我が相撲道に一片の悔いなし - 稀勢の里自伝 -(名義・荒磯寛、ベースボール・マガジン社 2019年10月3日出版 ISBN 978-4583112176)[12]
ギャラリー
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稽古場の稀勢の里関(2014年1月2日撮影)
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同左(2014年1月2日撮影)[13]
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同左(2014年1月2日撮影)
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同左(2014年1月2日撮影)
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同左(2014年1月2日撮影)
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同左(2014年1月2日撮影)
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同左(2014年1月2日撮影)
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同左(2014年1月2日撮影)[14]
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同左(2014年1月2日撮影)
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同左(2014年1月2日撮影)
脚注
- ^ “Bashos and results of Kisenosato in Juryo and Makunouchi”. 2017年1月25日閲覧。
- ^ 右母趾MP関節靱帯損傷により、千秋楽不戦敗・休場
- ^ 大関角番
- ^ 照ノ富士と優勝決定戦
- ^ 左大胸筋損傷、左上腕頭筋損傷により11日目から途中休場
- ^ 左足関節靭帯損傷により6日目から途中休場
- ^ 腰部挫傷、左足前距靱帯損傷により10日目から途中休場
- ^ 左大胸筋損傷疑い、左前胸部打撲により6日目から途中休場
- ^ 右膝挫傷捻挫のため5日目から休場
- ^ 4日目に引退
- ^ 稀勢の里引退時の不戦勝により、土俵上での対戦は無し
- ^ ベースボール・マガジン社WEB
- ^ 『茨城新聞 クロスアイ』 - 「稀勢の里関、支えたい 水戸出身ファン応援サイト」2018年2月7日、 Wikimedia Commons。
- ^ 『朝日新聞』 - 「茨城 稀勢の里支えよう、水戸出身の男性が応援サイト」2018年2月10日、Wikipedia Commons。
<references>
で定義されている name "引退_中日スポーツ" の <ref>
タグは、先行するテキスト内で使用されていません。関連項目
外部リンク
- 稀勢の里関郷土後援会(牛久市)
- 稀勢の里 寛 - 日本相撲協会