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あぐりこ駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あぐりこ駅
あぐりこ
AGURIKO
羽後三輪 (1.3 km)
(1.4 km) 西馬音内
地図
所在地 秋田県雄勝郡羽後町杉宮元稲田
北緯39度11分50.2秒 東経140度25分28.6秒 / 北緯39.197278度 東経140.424611度 / 39.197278; 140.424611座標: 北緯39度11分50.2秒 東経140度25分28.6秒 / 北緯39.197278度 東経140.424611度 / 39.197278; 140.424611
所属事業者 羽後交通
所属路線 雄勝線
キロ程 7.5 km(湯沢起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1928年昭和3年)8月10日
廃止年月日 1973年(昭和48年)4月1日
備考 雄勝線廃線に伴い廃駅
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あぐりこ駅(あぐりこえき)は、秋田県雄勝郡羽後町杉宮元稲田(開業時は旧・雄勝郡三輪村杉宮元稲田)にあった羽後交通雄勝線(旧・雄勝鉄道)の廃駅)である。雄勝線の廃線に伴い1973年昭和48年)4月1日に廃駅となった。

歴史

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駅構造

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廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[7]。ホームは線路の北側(梺方面に向かって右手側)に存在した[7]転轍機を持たない棒線駅となっていた[7]

無人駅となっていた[4][7]が駅舎を有し、構内の北側に位置しホーム中央部分に接していた[7]。あぐりこ稲荷に由来する寺社風の建物であった[7]。ホーム端は梺方、湯沢方ともにスロープを有し[5][7]枕木による柵も設けられていた[5][7]

駅舎前には鳥居が建てられていた[5]

駅周辺

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駅名の由来ともなっている[7]、近在の信仰の厚い元稲田稲荷神社[3][5][8](別名・あぐりこ稲荷[7][8])の下車駅で、祭り(初午)の日には大変多くの乗降客があった[7]。周囲は水田であった[7]

駅跡

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1995年平成7年)時点では、水田の中に消滅していた[9]2007年(平成19年)5月時点[3][5]2010年(平成22年)時点でも同様であった[10]

また、当駅跡附近の線路跡は1999年(平成11年)時点では林の南側の農道に転用されていた[8]

隣の駅

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羽後交通
雄勝線
羽後三輪駅 - あぐりこ駅 - 西馬音内駅

脚注

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  1. ^ a b c d 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 2 東北』(監修:今尾恵介新潮社2008年6月発行)43ページより。
  2. ^ a b c d e 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)222ページより。
  3. ^ a b c d e f g h i 書籍『新 消えた轍 3 東北』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2010年8月発行)30,32-33,36ページより。
  4. ^ a b 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)165ページより。
  5. ^ a b c d e f g h i 『私鉄の廃線跡を歩くI』106-109ページより。
  6. ^ a b 書籍『RM LIBRARY 52 羽後交通雄勝線』(著:若林宣、ネコ・パブリッシング、2003年11月発行)17ページより。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m 『RM LIBRARY 52』4,15,24-25ページより。
  8. ^ a b c d 書籍『とうほく廃線紀行』(無明舎出版、1999年12月発行)64ページより。
  9. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩く』(JTBパブリッシング、1995年11月発行)37ページより。
  10. ^ 『新 鉄道廃線跡を歩く1』201ページより。

関連項目

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