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あとは寝るだけ (テレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あとは寝るだけ
ジャンル テレビドラマ
脚本 松原敏春
演出 久世光彦
出演者 三木のり平
小泉今日子
堺正章
樋口可南子
柄本明
石井愃一
三戸部スエ
戸川純
製作
プロデューサー 石橋紘
制作 テレビ朝日
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1983年4月14日 - 7月7日
放送時間木曜日21:00〜21:54
放送枠木曜ドラマ (テレビ朝日)
放送分54分
回数13

特記事項:
某出演者の話題を呼ぶシーンあり
テンプレートを表示

あとは寝るだけ』(あとはねるだけ)は、テレビ朝日系列で放送されたテレビドラマ1983年4月14日から7月7日まで全13話が放映された。木曜21時~21時54分。

概要

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東京下町の質屋「上州屋」を舞台に繰り広げられる、不幸な人々が織り成すシュールなホームコメディ。質屋店主の父・英三郎に反発して家出した洋次が、妻・小雪を連れて家に戻る。借金の形に安月給でこき使われる従業員たち(妾の子、偽中国残留孤児、死刑囚の妻、借金苦で父が自殺した娘)は、「北関東逆境会」を結成し、理不尽な店主に対抗する[1]。 タイトルは「メイッパイ落ちこぼれ」の予定だったが、糸井重里の発案により「あとは寝るだけ」に変更になった。

スタッフ

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音楽

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テーマ曲

作曲:都倉俊一

挿入歌
  • 『あなたの背中』『知らない街で』(EPICソニー) 作詞・作曲・唄:ナチコ
  • 『さすらい』 作詞:西沢爽 作曲:狛林正一 歌:小林旭

出演者

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  • 小早川英三郎:三木のり平
    質屋「上州屋」の主人。太平洋戦争終戦後、軍の貴金属を手に入れてこれを元手に上州屋を創業。血も涙も無い親父と嫌われているが、色事を好み、国の内外にも隠し子が居ると噂されている。途中で死んで幽霊になる。
  • 小早川洋次:堺正章
    英三郎の息子。かつては人気プロボウラーだったが、今は小雪に頼るヒモの生活。父に反発して家を出たものの、生活が苦しくなる度に実家へ戻っている。
  • 小早川小雪:樋口可南子
    元歌手、洋次の妻。歌手時代は清純派で売っていた。英三郎の前ではぶりっ子のような態度で機嫌を取っているが、酒が入ると一転して怖くなる。
  • 貫一:柄本明
    上州屋の番頭。英三郎との間の子で、小さい頃から卑しまれていた。いつかは質屋の店主の座に就きたいと狙っている。
  • 留作:石井愃一
    上州屋の従業員。中国残留孤児で、実の父を捜して来日し、行き倒れの所を英三郎に拾われる。満州で英三郎が派手な女性関係を築いていたことを知って、留作も英三郎が実の父ではないかと疑う。
  • およね:三戸部スエ
    質屋の従業員。夫は死刑囚で、本当は英三郎の財産と結婚したく思っているが、マスコミが追って来るために身動きが取れないでいる。
  • 美也:戸川純
    質屋の従業員。父は英三郎から借金の取り立てに追われた挙句に自殺。美也はその借金の“担保”として給料1万円で働かされているが、復讐心を持っている。
  • なつみ:小泉今日子
    母は草津温泉芸者。英三郎がひたすら可愛がっている。財産でいがみ合っている小早川家の中にあって、仲立ち的な存在。後に英三郎の隠し子ということがわかる。
  • 津村刑事:高田純次
  • 鈴木ヒロミツ
  • 福沢: 寺田農
  • 福沢卓:大谷篤寛
  • 森下愛子
  • 劇団白鳥座

ほか

(出典:[2]

出典・脚注

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  1. ^ 「特集/春の新作ドラマのすべて」『映画情報』第48巻第5号、国際情報社、1983年5月1日、40頁、NDLJP:2343791/40 
  2. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1983年4月29日号 p.56~「完全テレビシナリオ あとは寝るだけ」
テレビ朝日 木曜21:00枠
前番組 番組名 次番組
あとは寝るだけ