かりそめの恋 (三条町子の曲)
「かりそめの恋」 | ||||
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三條町子 の シングル | ||||
A面 | 愛染草 / 林伊佐緒 | |||
B面 | かりそめの恋 | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
録音 | 1949年 日本 | |||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
レーベル |
キング音響 C-497 | |||
作詞・作曲 | 髙橋掬太郎 / 飯田三郎 | |||
三條町子 シングル 年表 | ||||
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「かりそめの恋」 | ||||
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大津美子 の シングル | ||||
A面 | かりそめの恋 | |||
B面 | 裏町人生 | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
録音 | 1964年 日本 | |||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
レーベル |
キングレコード EB-1071 | |||
作詞・作曲 | 髙橋掬太郎 / 飯田三郎 | |||
大津美子 シングル 年表 | ||||
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『かりそめの恋』(かりそめのこい)は、1949年(昭和24年)11月に林伊佐緒がリリースしたシングル『愛染草』のB面(両A面)に収録された三條町子(三条町子)の楽曲のタイトル、および1964年(昭和39年)に大津美子がリリースしたシングル、ならびに同シングルのA面楽曲のタイトルである。
略歴・概要
[編集]本シングルは、1949年に大映東京撮影所が製作した上原謙と水戸光子主演、田中重雄監督の映画『愛染草』の劇伴音楽をキング音響(現在のキングレコード)専属の飯田三郎が手がけた[1]際に、大映がキング音響とタイアップして制作された同作の主題歌『かりそめの恋』[2]と、映画と同タイトルの林伊佐緒の楽曲をカップリングして、同年10月9日の同作の公開[1]に合わせ、同年11月にリリースされたシングルである。三条にとっては、前年の1948年(昭和23年)に本名の宮野信子の名でデビューし、三條町子と改名した最初のシングルである。作詞はキング専属の髙橋掬太郎[2]、リリースナンバーはC-497である。
大津版は、大津美子のキングレコードでの最後のシングルにあたり、同曲をカヴァーすることとなった。編曲は小川寛興が手がけ、B面楽曲は1937年(昭和12年)の島田磬也作詞、阿部武雄作曲による上原敏・結城道子のデュエット曲『裏町人生』をカヴァー、同曲の編曲も小川が手がけた[3]。リリースナンバーはEB-1071である[3]。大津は同年、ビクターレコード(日本ビクターの音楽部門、現在のビクターエンタテインメント)に移籍する。
1971年(昭和46年)9月、テイチクレコード(現在のテイチクエンタテイメント)所属の菊池章子がカヴァーし、シングル『君待てども』のB面に収録されてリリースされた。『かりそめの恋』はキングの管理楽曲であるため、キングの二葉百合子に菊池の『岸壁の母』を提供することになり、これがきっかけで1972年(昭和47年)にリリースされた『岸壁の母』は250万枚を売り上げ、二葉の代表曲になるという結果を生む[4]。
菊池のシングルと同年の1971年、シングル『稚内ブルース』でキングレコードからデビューした原みつるとシャネル・ファイブがリリースしたファーストアルバム『稚内ブルース』で、本作をカヴァーしている[5]。編曲は船木謙一が行なった[5]。
ほかにも、瀬川瑛子、八代亜紀、中村美律子、美輪明宏、川中美幸、大月みやこ、春日八郎、倍賞千恵子、森進一、北島三郎、バーブ佐竹、井手せつ子らがカヴァーしている[2]。
収録曲
[編集]三條版
[編集]- 愛染草
- かりそめの恋
- 作詞髙橋掬太郎 / 作曲・編曲飯田三郎
- 演奏 キングオーケストラ
- 演奏時間 : 3:15
- 音楽出版社 : キングレコード
大津版
[編集]- かりそめの恋
- 作詞髙橋掬太郎 / 作曲飯田三郎 / 編曲小川寛興
- 演奏 ニューパシフィックオーケストラ
- 演奏時間 : 3:29
- 音楽出版社 : キングレコード
- 裏町人生