きらら浜
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きらら浜(きららはま)は、山口県山口市阿知須にある山口湾(周防灘)を望む干拓地。国営干拓事業時代の事業名称でもある阿知須干拓地(あじすかんたくち)とも呼ばれる。総面積は286ha。
農地として整備されたが、整備完了後に減反政策が実施されたこともあり、農地として利用されることはなかった。現在、干拓地内には山口きらら博記念公園、山口県立きらら浜自然観察公園、道の駅きらら あじす等の施設がある。
歴史
[編集]- 1947年(昭和22年) - 国営干拓事業として計画決定。
- 1953年(昭和28年) - 阿知須干拓地南工区が着工。
- 1960年(昭和35年) - 阿知須干拓地北工区が着工。
- 1965年(昭和40年) - 阿知須干拓地完成。
- 1988年(昭和63年) - 山口県が国から払い下げを受け整備開始。
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)7月24日 - 山口きらら博会場跡地を再整備し、山口県立きららスポーツ交流公園(現・山口きらら博記念公園)が開園。
- 2005年(平成17年)3月26日 - 山口県内で18番目の道の駅となる道の駅きらら あじすが開業。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)5月27日 - 第63回全国植樹祭を開催[2]。
- 2013年(平成25年)7月31日-8月8日[3] - 第16回日本ジャンボリー兼第30回アジア太平洋地域ジャンボリーを開催(大会期間は8月1日から8月7日[4])。
- 2015年(平成27年)7月27日-8月9日 - 第23回世界スカウトジャンボリーを開催(大会期間は7月29日から8月7日)。
- 2018年(平成30年)9月14日-11月4日 - 第35回全国都市緑化フェア(山口ゆめ花博)を開催。
主な施設
[編集]- 道の駅きらら あじす
- 山口県立きらら浜自然観察公園 - 元々この地は、旧阿知須町の町名の由来にもなったアジガモ(トモエガモ)など、多くの野鳥が観察される場所であり、公園からも多くの野鳥を観察できる。
- 山口きらら博記念公園
- サッカーラグビー場
- 多目的ドーム
- スポーツ交流公園
- 山口市阿知須浄化センター
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ “国体プールいい気分 完成記念催し”. 山口新聞. (2011年5月15日) 2013年8月10日閲覧。
- ^ 第63回全国植樹祭・開催状況 - 山口県森林企画課
- ^ “「和」の育み 国超えて 日本ジャンボリー全日程終了”. 山口新聞. (2013年8月9日) 2013年8月10日閲覧。
- ^ 第16回日本ジャンボリー/第30回アジア太平洋地域スカウトジャンボリー公式サイト - 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟