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けんりゅう (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
けんりゅう
基本情報
建造所 川崎造船 神戸工場川崎重工業 神戸工場
運用者  海上自衛隊
艦種 AIP通常動力型潜水艦
級名 そうりゅう型
建造費 533億円
母港
所属 第1潜水隊群第3潜水隊
艦歴
計画 平成19年度計画
発注 2007年
起工 2008年3月31日
進水 2010年11月15日
就役 2012年3月16日
要目
基準排水量 2,900t
水中排水量 4,200t
全長 84.0m
最大幅 9.1m
深さ 10.3m
吃水 8.5m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式および非大気依存推進方式
ディーゼルエンジン × 2基
川崎/コックムス 4V-275R MkIIIスターリングエンジン[1]×4基
電動機交流同期電動機)×1基
蓄電池×480個
出力 水上 3,900PS
水中 8,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 1軸
速力 水上 13kt
水中 20kt
潜航深度 不明
乗員 65名
兵装 533mm魚雷発射管 × 6門
89式長魚雷およびハープーン対艦ミサイルを発射可能)
C4ISTAR ZYQ-31 指揮管制支援ターミナル
情報処理装置(TDBS)
ZQX-11 潜水艦戦術状況表示装置
ZYQ-51 潜水艦発射管制装置
レーダー ZPS-6F 水上
ソナー ZQQ-7B 統合式
探索装置・
その他装置
潜望鏡
電子戦
対抗手段
ECM
テンプレートを表示

けんりゅうローマ字JS Kenryu, SS-504)は、海上自衛隊潜水艦そうりゅう型潜水艦の4番艦。艦名「けんりゅう(剣龍)」は「武を示す「剣」を含む勇猛果敢なイメージの名称が適当であるとして選定」される[2]

艦歴

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「けんりゅう」は、中期防衛力整備計画に基づく平成19年度計画2900トン型潜水艦8119号艦として、川崎造船神戸工場で2008年3月31日に起工され、2010年11月15日に命名・進水、2011年8月25日から海上公試を開始[3]、2012年3月16日に就役し[4]第1潜水隊群第3潜水隊に編入されに配備された。

2012年10月14日、相模湾で平成24年度自衛隊観艦式に参加。

2016年1月18日から4月9日までの間、米国派遣訓練(ハワイ方面)に参加[5]

2020年2月12日から5月10日までの間、ハワイ諸島方面において洋上訓練及び施設利用訓練を実施する[6]

平成24年度観艦式予行における「けんりゅう」

歴代艦長

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歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
- 岡林眞人 2010.11.15 - 2012.3.16 防大35期 わかしお艦長 けんりゅう艦長
 艦長
1 岡林眞人 2012.3.16 - 2013.7.31 防大35期 けんりゅう艤装員長 横須賀潜水艦教育訓練分遣隊訓練科長
2 西岡哲郎 2013.8.1 - 2014.10.9   潜水艦教育訓練隊 潜水艦教育訓練隊
3 久保哲也 2014.10.10 - 2017.4.19   潜水艦教育訓練隊 潜水艦教育訓練隊訓練科長
4 花田耕一 2017.4.20 - 2018.3.8 防大44期 艦艇開発隊 じんりゅう艦長
5 宇宿隆之 2018.3.9 - 2018.9.2 潜水艦隊司令部幕僚 潜水艦教育訓練隊
6 石井 毅 2018.9.3 - 2021.7.4 潜水艦教育訓練隊 うずしお艦長 3等海佐
7 佐藤 基 2021.7.5 - 2022.7.14 潜水艦教育訓練隊 海上幕僚監部人事教育部補任課
8 牧園大志 2022.7.15 - 潜水艦教育訓練隊
小池哲也 -

登場作品

[編集]

脚注

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  1. ^ (7)潜水艦「けんりゅう」 世界最高峰の技術を結集、機密に満ちたその艦内は…
  2. ^ 海上自衛隊HPより
  3. ^ 「新造潜水艦「けんりゅう」公試開始!」 『世界の艦船』第750集(2011年11月号) 海人社
  4. ^ “川崎重工、潜水艦「けんりゅう」を引き渡し”. 日経プレスリリース. (2012年3月16日). http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=305537&lindID=4 
  5. ^ 平成27年度第2回米国派遣訓練(潜水艦)について (PDF)
  6. ^ 令和元年度第2回米国派遣訓練(潜水艦)について (PDF)

関連項目

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