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せいりゅう (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
せいりゅう
基本情報
建造所 三菱重工業神戸造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 AIP通常動力型潜水艦
級名 そうりゅう型潜水艦
建造費 531億円
母港 横須賀
所属 第2潜水隊群第6潜水隊
艦歴
発注 平成25年度
起工 2013年10月22日
進水 2016年10月12日
就役 2018年3月12日
要目
基準排水量 2,950トン
水中排水量 4,200トン
長さ 84m
9.1m
高さ 10.3m
吃水 8.5m
機関 ディーゼル・スターリング・エレクトリック方式
(水上:3,900ps/水中:8,000ps)
12V25/25SBディーゼル機関 × 2基
川崎/コックムス4V-275R MkIIIスターリング機関 × 4基
推進電動機 × 1基
蓄電池
推進器 スクリュープロペラ × 1軸
速力 水上:13ノット (24 km/h)
水中:20ノット (37 km/h)
潜航深度 未発表
乗員 65名
兵装 HU-606 533mm魚雷発射管 × 6門
89式 魚雷
ハープーン
C4ISTAR ZYQ-31 指揮管制支援ターミナル
情報処理装置(TDBS)
ZQX-11 潜水艦戦術状況表示装置
ZYQ-51 潜水艦発射管制装置
レーダー ZPS-6F 対水上捜索用 × 1基
ソナー ZQQ-7B 統合式
探索装置・
その他装置
潜望鏡
電子戦
対抗手段
ECM
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せいりゅう(ローマ字:JS Seiryu, SS-509)は、海上自衛隊潜水艦そうりゅう型潜水艦の9番艦。艦名は、真言宗醍醐派総本山醍醐寺の守護女神「清瀧権現」に由来する[1]。建造費は531億円。

艦歴

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「せいりゅう」は、中期防衛力整備計画(23中期防)に基づく平成25年度計画2900トン型潜水艦8124号艦として、三菱重工業神戸造船所で2013年10月14日に起工され、2016年10月12日に命名・進水式が挙行、2017年7月28日に公試開始、2018年3月12日に就役[2]し、同日付で第2潜水隊群隷下に新編された第6潜水隊に編入され[3]横須賀に配備された。

商船建造を2012年6月に撤退した三菱重工業神戸造船所にとってじんりゅう進水以来、2年ぶりの進水船となった[4]

2024年8月27日から11月18日までの間、令和6年度第2回米国派遣訓練(潜水艦)に参加し、ハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地及びハワイ諸島周辺の訓練海域等で施設利用訓練、対潜戦等の訓練を実施する[5]

歴代艦長

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歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
平間武彦 2016.10.12 - 2018.3.11 防大41期 こくりゅう艦長 せいりゅう艦長
 艦長
1 平間武彦 2018.3.12 - 2020.7.16 防大41期 せいりゅう艤装員長    
2 天宅 理 2020.7.17 - 2021.10.17 うずしお副長 兼 航海長 潜水艦隊司令部幕僚
3 佐藤 純 2021.10.18 - 2022.9.14 潜水艦隊司令部幕僚 横須賀基地業務隊本部補充部付
4 渡邉大輔 2022.9.15 - 潜水艦教育訓練隊    
5 野並飛高

関連項目

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千葉県浦安市清瀧神社では社頭で同艦の御守を頒布している

脚注

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  1. ^ 海自潜水艦:そうりゅう型9番艦「せいりゅう」と命名 神戸”. 毎日新聞 (2016年10月12日). 2016年10月17日閲覧。
  2. ^ 潜水艦「せいりゅう」の引渡式・自衛艦旗授与式について (PDF)
  3. ^ 海自の潜水艦「せいりゅう」引き渡し 三菱重工神戸”. 神戸新聞 (2018年3月12日). 2018年3月12日閲覧。
  4. ^ 潜水艦「せいりゅう」が進水 三菱重工業神戸”. 神戸新聞 (2016年10月12日). 2016年10月17日閲覧。
  5. ^ 令和6年度第2回米国派遣訓練(潜水艦)について 海上幕僚監部(2024年8月20日) (PDF)

外部リンク

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