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ずべ公天使

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ずべ公天使』(ずべこうてんし)は、高崎三郎緑川士郎の共作による1959年初演の戯曲[1][2]、およびそれを原作とした1960年の映画[3]

舞台

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浅草東洋劇場における舞台では、前田通子が主役を演じ、石田瑛二北川国彦水島一郎炎加世子村上美重らが出演した[1][2]

映画

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ずべ公天使
監督 小沢茂弘
脚本 松浦健郎
原作 高崎三郎緑川士郎
出演者 小宮光江高倉健
音楽 朽木久晴
撮影 高梨昇
編集 祖田富美夫
製作会社 東映
公開 日本の旗 1960年3月15日
上映時間 77分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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上記の戯曲を原作とし、松浦健郎が脚色して小沢茂弘が監督を務め、1960年の映画ずべ公天使』が東映で制作された[3]。主演は、小宮光江高倉健で、星美智子山東昭子久保菜穂子小林万里清川虹子や、舞台にも出演した炎加世子などが出演した[3]

あらすじ

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黒雲会幹部の岸田(高倉健)は大学出のインテリヤクザ。警察の取り締まり強化の中、ヤクザ社会の先行きを憂慮していた。そんな折、女組長アン子(清川虹子)率いる大穴組が、黒雲会の縄張りを荒らし始めた。岸田は、京子(小宮光江)率いる不良少女たちズベ公緋桜組を利用する一計を案じる。

岸田は、京子たちを更生させると称して、にわかに英語や生花などを勉強させるのだが...[3]

エピソード

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小宮光江が岩風呂で入浴してるシーンでタオルを持ち替える時に乳首が見えていた。当時は乳首はNGだし水着もサラシも巻いてなく、コマ送りで確認出来る程度なので映画館では一瞬なので分からなかったのだろう。  

同名の別作品

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吉行淳之介1964年に小説『ずべ公天使』を発表しているが、本作とは無関係の内容である[4]

脚注

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  1. ^ a b “東洋劇場の「ずべ公天使」_劇評”. 朝日新聞・東京夕刊: p. 4. (1959年11月17日)  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  2. ^ a b “[ステージ]2つのお色気もの 日劇ミュージック・ホール▽浅草東洋劇場”. 読売新聞・夕刊: p. 4. (1959年11月17日)  - ヨミダス歴史館にて閲覧
  3. ^ a b c d ずべ公天使 - 映画.com
  4. ^ ずべ公天使”. 国立国会図書館. 2020年12月25日閲覧。

外部リンク

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