ずべ公天使
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『ずべ公天使』(ずべこうてんし)は、高崎三郎と緑川士郎の共作による1959年初演の戯曲[1][2]、およびそれを原作とした1960年の映画[3]。
舞台
[編集]浅草の東洋劇場における舞台では、前田通子が主役を演じ、石田瑛二、北川国彦、水島一郎、炎加世子、村上美重らが出演した[1][2]。
映画
[編集]ずべ公天使 | |
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監督 | 小沢茂弘 |
脚本 | 松浦健郎 |
原作 | 高崎三郎、緑川士郎 |
出演者 | 小宮光江、高倉健 |
音楽 | 朽木久晴 |
撮影 | 高梨昇 |
編集 | 祖田富美夫 |
製作会社 | 東映 |
公開 | 1960年3月15日 |
上映時間 | 77分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
上記の戯曲を原作とし、松浦健郎が脚色して小沢茂弘が監督を務め、1960年の映画『ずべ公天使』が東映で制作された[3]。主演は、小宮光江と高倉健で、星美智子、山東昭子、久保菜穂子、小林万里、清川虹子や、舞台にも出演した炎加世子などが出演した[3]。
あらすじ
[編集]黒雲会幹部の岸田(高倉健)は大学出のインテリヤクザ。警察の取り締まり強化の中、ヤクザ社会の先行きを憂慮していた。そんな折、女組長アン子(清川虹子)率いる大穴組が、黒雲会の縄張りを荒らし始めた。岸田は、京子(小宮光江)率いる不良少女たちズベ公緋桜組を利用する一計を案じる。
岸田は、京子たちを更生させると称して、にわかに英語や生花などを勉強させるのだが...[3]
同名の別作品
[編集]吉行淳之介は1964年に小説『ずべ公天使』を発表しているが、本作とは無関係の内容である[4]。