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強い気持ち・強い愛/それはちょっと

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
それはちょっとから転送)
「強い気持ち・強い愛/それはちょっと」
小沢健二シングル
初出アルバム『刹那
A面
  • 強い気持ち・強い愛
  • それはちょっと
リリース
規格 8cmシングル
ジャンル J-POP
時間
レーベル EASTWORLD ⁄ 東芝EMI
作詞 小沢健二
作曲 筒美京平
プロデュース
  • 小沢健二
  • 筒美京平
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 1995年度年間92位(オリコン)
  • 小沢健二 シングル 年表
    • 強い気持ち・強い愛 / それはちょっと
    • (1995年)
    刹那 収録曲

    (前略)

    1. 夢が夢なら
    2. 強い気持ち・強い愛
    3. それはちょっと
    4. 夜と日時計

    (後略)

    ミュージックビデオ
    「強い気持ち・強い愛(Official 魔法的字幕)」 - YouTube
    テンプレートを表示

    強い気持ち・強い愛 / それはちょっと』(つよいきもちつよいあい / それはちょっと)は、小沢健二の7枚目のシングルである。1995年2月28日に東芝EMIから発売された。

    オリコン週間チャートで初登場4位(最高位)を記録。自身のシングルでは『カローラIIにのって』に次ぐ2番目のヒットとなった[2]

    本稿では、2019年4月4日に配信限定シングルとしてリリースされた「強い気持ち・強い愛 (1995 DAT Mix)」も扱う。

    概要

    [編集]

    両曲ともに筒美京平との共作で、ジャケットには「小沢健二=筒美京平 ソングブック」と表記されている。オリジナル・アルバムには収録されておらず、2003年に発売されたベスト・アルバム『刹那』でアルバム初収録となった。

    制作途中で小沢が「強い気持ち・強い愛」の方に愛着を覚え、ギリギリになってタイトル曲を「強い気持ち・強い愛」へ変更した[3]が、当初は「それはちょっと」をタイトル曲として想定。TBS系ドラマ『部屋においでよ』の主題歌にも決定し、楽曲の制作を進めていた。また、筒美京平への追悼文として、このシングルに関する記述をTwitterにて公開した[4]

    「強い気持ち・強い愛」は、2018年に公開された映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』のサブタイトルとして使用されたほか、劇中歌として使用された[5]。2018年8月31日に本作と「流動体について」「強い気持ち・強い愛」のリリックビデオが同時公開された[6]

    収録曲

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    全作詞: 小沢健二、全作曲: 筒美京平、全編曲: 小沢健二・筒美京平、管弦編曲:服部隆之
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「強い気持ち・強い愛」(Metropolitan Love Affair)小沢健二筒美京平
    2.「それはちょっと」(I'm Afraid Not)小沢健二筒美京平
    合計時間:

    タイアップ

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    強い気持ち・強い愛
    それはちょっと

    強い気持ち・強い愛 (1995 DAT Mix)

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    強い気持ち・強い愛 (1995 DAT Mix)
    小沢健二配信限定シングル
    リリース2019年4月4日
    規格デジタル・ダウンロード
    ジャンルJ-POP
    時間6分48秒
    レーベルユニバーサルミュージックジャパン
    作詞者小沢健二
    作曲者筒美京平
    小沢健二 年表
    • 強い気持ち・強い愛 (1995 DAT Mix)
    • (2019年)

    2019年4月4日午前0時に突如として配信が開始された配信限定シングル[7]。シングル作品としては、2018年に発売された『アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先)』以来約1年2か月ぶりで、配信限定というフォーマットでは2010年に配信が開始された『シッカショ節』以来約9年ぶりとなる。

    本作は1995年に発表された「強い気持ち・強い愛」の別バージョンで、当時レコーディング時に没となったテイクのアナログテープを用いて、演奏や構成はそのままに、小沢が2019年現在の機材でミックスしたものである[8]

    配信シングルのジャケットには、雑誌『Olive』(マガジンハウス)の小沢の連載「ドゥワッチャライク」で天日恵美子によって撮られた写真が使われている[9]

    サントリービール金麦」のCMソングに起用されており[10]、同CMのクリエイチヴディレクションを手がけた黒須美彦によると、このバージョンは小沢が「企画に賛同して、金麦用の特別マスタリングをしてくれた」もので、「もとの楽曲の音を整理して、弦楽器の音を強調している。『澄んだ後味』と呼ぶ金麦の透明感に合う出だしになりました」[11] という。

    テレビ出演

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    強い気持ち・強い愛

    カバー・バージョン

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    強い気持ち・強い愛

    収録アルバム

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    脚注

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    出典

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    1. ^ 3月度「ゴールド・アルバム」他認定作品」『The Record』、日本レコード協会、1995年5月1日、5頁。 
    2. ^ 小沢健二のシングル売り上げランキング”. ORICON NEWS. オリコン. 2013年12月20日閲覧。
    3. ^ 榊ひろと『筒美京平ヒットストーリー 1967‐1998』白夜書房、1998年、192頁。ISBN 4-89-367563-X 
    4. ^ 小沢健二の2020年11月15日 午後0:47のツイート2022年6月26日閲覧。
    5. ^ “小沢健二、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』主題歌“強い気持ち・強い愛”など3曲のリリック・ビデオ「Official 魔法的字幕」一挙公開”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2018年8月31日). https://tower.jp/article/news/2018/08/31/tg003 2019年5月19日閲覧。 
    6. ^ “小沢健二リリックビデオ“Official 魔法的字幕”、3曲同時公開”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2018年8月31日). https://www.barks.jp/news/?id=1000159289 2019年10月13日閲覧。 
    7. ^ “小沢健二、キムタク金麦CMの「強い気持ち・強い愛」リミックスを突如配信”. KAI-YOU.net (カイユウ). (2019年4月4日). https://kai-you.net/article/63346 2019年5月19日閲覧。 
    8. ^ (インタビュアー:大山卓也)「小沢健二 AMA 新作アルバムと失われた強気強愛の謎」『音楽ナタリー』、ナターシャhttps://natalie.mu/music/pp/kenjiozawa022019年7月10日閲覧 
    9. ^ (インタビュアー:大山卓也)「小沢健二 AMA 新作アルバムと失われた強気強愛の謎 (2/3)」『音楽ナタリー』、ナターシャhttps://natalie.mu/music/pp/kenjiozawa022019年7月10日閲覧 
    10. ^ “小沢健二、17年ぶり新アルバムを謎の動画と曲で告知”. Musicman-net (エフ・ビー・コミュニケーションズ). (2019年4月5日). https://web.archive.org/web/20190408094901/https://www.musicman-net.com/artist/85413 2019年5月19日閲覧。 
    11. ^ サントリー「金麦」、木村拓哉で長寿ブランドをリフレッシュ」『日経クロストレンド』日経BP2019年7月10日閲覧。
    12. ^ 出演者ラインナップ|ミュージックステーション”. テレビ朝日 (1995年3月24日). 2019年11月8日閲覧。
    13. ^ a b “小沢健二、『SONGS』出演 「彗星」「薫る(労働と学業)」「強い気持ち・強い愛」の披露も”. リアルサウンド (blueprint). (2019年11月8日). https://realsound.jp/2019/11/post-442897.html 2019年11月8日閲覧。 
    14. ^ “星野源、東京事変、あいみょん、ミスチル……。超濃厚内容で2020年を締めた12月のミュージックステーション”. M-ON! MUSIC (ソニーミュージックグループ). (2020年12月30日). https://web.archive.org/web/20201230121041/https://www.m-on-music.jp/0000452210/ 2021年1月19日閲覧。 
    15. ^ LOVE LOVE LOVE「嘘のつき方」”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2019年10月13日閲覧。
    16. ^ “でんぱ組.inc、肝心なところが見えない新作ジャケ公開”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2012年4月13日). https://natalie.mu/music/news/67816 2019年10月13日閲覧。 
    17. ^ “デビュー40周年を迎えた“tutumikko” 太田裕美|歌謡曲リミテッド - KAYOKYOKU LTD.”. 歌謡曲リミテッド - KAYOKYOKU LTD. (シーディージャーナル). (2014年5月22日). https://kayo.cdjournal.jp/special/vol025/ 2019年10月13日閲覧。