てんてこ漫遊記
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てんてこ漫遊記 | |
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ジャンル | コメディ番組 |
原作 | 山路洋平 |
脚本 | 山路洋平 |
演出 | 西村大介 |
出演者 |
茶川一郎 恵とも子 宮城まり子 ほか |
オープニング | 「てんてこ漫遊記」 |
製作 | |
制作 | 朝日放送 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1966年3月2日 - 1966年12月28日 (1966年7月20日は休止) |
放送時間 | 水曜 19:30 - 20:00 |
放送枠 | TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ |
放送分 | 30分 |
回数 | 43 |
『てんてこ漫遊記』(てんてこまんゆうき)は、1966年3月2日から同年12月28日までTBS系列局で放送されていた朝日放送製作の公開コメディ番組である。サンスターシオノギ(サンスター歯磨=現・サンスター)の一社提供。全43回。放送時間は毎週水曜 19:30 - 20:00 (日本標準時)。
概要
[編集]城中の堅苦しい生活を嫌って城を飛び出した紀州藩の若君・松平竹千代が、道中で出会った鍋島藩の姫君・めぐみ姫とその腰元・雛次を鍋島藩まで送り届けるべく、様々な事件を解決ながら各地を旅する話。竹千代を演じていた茶川一郎は、技を決めるたびに「ハッハッハ、バァカめぇ」と叫んでいた。
この番組は漫画家の藤川昭平によってコミカライズされており、集英社の月刊誌『少年ブック』に連載されていた。藤川は、番組の主題歌を収めたビクターミュージックブック(後述)の挿絵も手掛けた。
1964年5月開始の海外アニメ「トムとジェリー」から一貫してTBS系列局で放送された水曜夜7時30分の海外作品枠であったが、本枠からは水曜夜7時30分枠の連続ドラマに路線を変更する運びとなった。「トムとジェリー」まではTBSの製作枠であったものの、朝日放送製作枠でサンスターの一社提供になるのは本番組が初となった。
出演者
[編集]- 松平竹千代(主人公):茶川一郎
- めぐみ姫(鍋島藩姫君):恵とも子
- 雛次(めぐみ姫の腰元):宮城まり子
- 徳川頼宣(紀州藩殿様):有島一郎
- お松の方(頼宣の奥方):清川虹子
- 芦屋雁之助
- 芦屋小雁
- 牧野兵庫頭(紀州藩家老):喜味こいし(夢路いとし・喜味こいし)
- 堀部佐々衛門(紀州藩目付):夢路いとし(〃)
- 桜姫(竹千代の異母妹):白木みのる
- 浅岡の局:若水ヤエ子
- ほか
スタッフ
[編集]- 原作・脚本:山路洋平
- 演出:西村大介
サブタイトル
[編集]回 | 放送日 | サブタイトル |
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1 | 3月2日 | 和歌山城の若 |
2 | 3月9日 | 殿、お加減は? |
3 | 3月16日 | 狩に獲物じゃ |
4 | 3月23日 | いざ参ろうぞ |
5 | 3月30日 | 通せ通せ |
6 | 4月6日 | 姫、安心いたせ |
7 | 4月13日 | ままなるろう |
8 | 4月20日 | 渡しはせぬぞ |
9 | 4月27日 | お守り下され |
10 | 5月4日 | 浪路・頼むぞ |
11 | 5月11日 | あきらめるがよい |
12 | 5月18日 | いざ川越えじゃ |
13 | 5月25日 | テレてもうた |
14 | 6月1日 | そうはまいらぬ |
15 | 6月8日 | 正気のサタか |
16 | 6月15日 | 何があったのじゃ |
17 | 6月22日 | 山中は物騒じゃ |
18 | 6月29日 | 末おそろしや |
19 | 7月6日 | ぬれぎぬはらせ |
20 | 7月13日 | めずらしや |
(7月20日は休止[1]) | ||
21 | 7月27日 | しまらんのう |
回 | 放送日 | サブタイトル |
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22 | 8月3日 | 身につまされるのう |
23 | 8月10日 | まきぞえはかなわぬ |
24 | 8月17日 | 奇術フシギアルゾ |
25 | 8月24日 | アテられるのう |
26 | 8月31日 | 姫はどこじゃ |
27 | 9月7日 | 親ごころじゃあア |
28 | 9月14日 | 改心いたせ |
29 | 9月21日 | 目が覚めたか |
30 | 9月28日 | 余は労働したぞ |
31 | 10月5日 | 仲間同士じゃ |
32 | 10月12日 | なつかしき乳母よ |
33 | 10月19日 | 新手が来たか |
34 | 10月26日 | 顔で通るぞ |
35 | 11月2日 | そちはツルか |
36 | 11月9日 | ダマしよった |
37 | 11月16日 | ああイヤンなっちゃったぞ |
38 | 11月23日 | フグは食いたし… |
39 | 11月30日 | 武蔵イザ勝負! |
40 | 12月7日 | お互いさまに |
41 | 12月14日 | 酒は飲め飲め |
42 | 12月21日 | ズドンとまいるぞ |
43 | 12月28日 | 姫幸せに暮らせ |
(参考:1966年3月2日 - 同年12月28日各付けの「毎日新聞・縮刷版」ラジオ・テレビ欄)
主題歌
[編集]- 「てんてこ漫遊記」
- 作詞:佐伯孝夫 / 作曲:吉田正 / 歌:橋幸夫
- この曲は、同名のビクターミュージックブック(制作:日本ビクター / 発売:ビクター出版)に付属のソノシートに収録されている。ソノシートにはこの曲のほかにドラマ「若様城中脱出の巻」が収録されているが、竹千代の声は石川進に替わるなど、オリジナルとは配役が異なっている。
参考文献
[編集]- 朝日新聞縮刷版[どれ?]
- テレビドラマデータベースほか多数のリンクで判明[どれ?]。
脚注
[編集]- ^ 「プロ野球オールスターゲーム・第2戦」中継(阪神甲子園球場、朝日放送制作、19:00 - 21:26)のため。
外部リンク
[編集]TBS系列 水曜19:30枠 (サンスターシオノギ一社提供枠) |
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(1967年1月4日 - 1967年4月26日) |