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でいじーもんきー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
でいじーもんきー
タッグチーム
メンバー 鈴芽
遠藤有栖
名称
  • でいじーもんきー
デビュー 2022年
団体 東京女子プロレス

でいじーもんきーは、東京女子プロレス所属のプロレスラー鈴芽遠藤有栖によるタッグチーム。略称は「でじもん」。

来歴

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鈴芽遠藤有栖はプロレスラーとしてのキャリアは1年4ヶ月あまりの差がある[注釈 1]が、ともに1998年生まれ[注釈 2]。遠藤がデビューして約1ヶ月後の2021年2月11日後楽園ホール大会で、初めて2人でマジカルシュガーラビッツ瑞希&坂崎ユカ)と対戦[1]して以来、しばしばタッグを組んで試合をする機会があった。

2022年3月26日大手町三井ホール大会でのプリンセスタッグ王座挑戦者決定戦で、荒井優希&宮本もか組を破って挑戦権を獲得[2]4月9日の後楽園ホール大会で、王者チームのマジカルシュガーラビッツに挑戦をすることになった。この頃、すでに2人のタッグは「ありすず」と呼ばれていたが、王座挑戦に際して改めてチーム名を決めることとなり、鈴芽の好きな花である「デイジー」に、語感が良いからという理由で「モンキー」をつけ、平仮名で「でいじーもんきー」と命名した[3]。当日は、連携技やタッチワークを駆使して王者組を追い込まんとするが、当時の東京女子プロレスを代表するタッグチームであるマジラビには敵わず、遠藤が瑞希のダイビング・フット・スタンプを受けて3カウントを奪われ、王座獲得はならなかった[4]

2023年は第3回"ふたりはプリンセス"Max Heartトーナメントで敗退[5]、タッグ王座への挑戦のチャンスもなかった。2度目の王座挑戦は2024年1月4日の後楽園ホール大会で、空位となっていたプリンセスタッグ王座の新王者決定戦にユキニキ(愛野ユキ&水波綾)と白昼夢辰巳リカ&渡辺未詩)の2チームと3wayマッチで対戦するが、遠藤が愛野にUBVを決められて王座獲得に失敗[6]。しかし、この大会の後に始まった第4回"ふたりはプリンセス"Max Heartトーナメントで、初戦でらく&原宿ぽむ組、準決勝で長野じゅりあ&宮本もか組に勝利。2月10日に行われた決勝で白昼夢を破って優勝し、3度目のタッグ王座への挑戦権を獲得することに成功[7]3月31日両国国技館大会でユキニキを破って、第16代王者となった[8]

獲得タイトル

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脚注

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注釈

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  1. ^ 鈴芽のデビュー戦は2019年8月25日の後楽園ホール大会、遠藤有栖のデビュー戦は2021年1月4日の後楽園ホール大会。
  2. ^ 鈴芽が11月27日生まれで、遠藤有栖が4月27日生まれ。

出典

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  1. ^ Positive Chain”. DDTプロレスリング公式サイト (2021年2月11日). 2024年7月20日閲覧。
  2. ^ TJPW SPRING TOUR '22”. DDTプロレスリング公式サイト (2022年3月26日). 2024年7月20日閲覧。
  3. ^ “「この人じゃなきゃダメだ」東京女子プロレス遠藤有栖が「バディ」鈴芽との絆で手にしたタッグの頂点”. web Sportiva (集英社). (2024年7月13日). https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/fight/2024/07/13/post_27/ 2024年7月20日閲覧。 
  4. ^ Still Incomplete '22”. DDTプロレスリング公式サイト (2022年4月9日). 2024年7月20日閲覧。
  5. ^ 第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント”. DDTプロレスリング公式サイト (2023年1月19日). 2024年7月20日閲覧。
  6. ^ 東京女子プロレス'24”. DDTプロレスリング公式サイト (2024年1月4日). 2024年7月20日閲覧。
  7. ^ 第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント”. DDTプロレスリング公式サイト (2024年2月10日). 2024年7月20日閲覧。
  8. ^ WRESTLE PRINCESS”. DDTプロレスリング公式サイト (2024年3月31日). 2024年7月20日閲覧。