コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

とうてつ交通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とうてつ交通株式会社
Toutetsu Koutsuu Corporation
トヨタ・コンフォート
とうてつ交通の車両(トヨタ・コンフォート
八戸駅西口にて
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
034-0001
青森県十和田市大字三本木字野崎260-1
設立 1965年8月6日
業種 陸運業
法人番号 6420001011122 ウィキデータを編集
事業内容 一般乗用旅客自動車運送事業
代表者 代表取締役社長 前田康雄
資本金 8,000万円
主要株主 十和田観光電鉄
外部リンク とうてつ交通株式会社 - ウェイバックマシン(2014年11月23日アーカイブ分)
特記事項:2015年4月22日会社解散。
テンプレートを表示

とうてつ交通株式会社(とうてつこうつう)は、かつて存在した青森県十和田市に本社を置くタクシー事業者である。十和田観光電鉄子会社で、国際興業グループに属した。本社は十和田観光電鉄三本木営業所と同位置に置いていた。2015年平成27年)に廃業[1]、会社解散[2]した。

概要

[編集]

社名は十和田観光電鉄の略称「十鉄(とうてつ)」による。地元では通称「十鉄タクシー」とも呼ばれていた。旧社名は十和田観光タクシー株式会社。なお十和田湖周辺には他にも、秋田県の「合資会社十和田タクシー」があり、青森県内にも「十和田タクシー」という社名のタクシー会社が複数存在する。

2012年3月31日まで営業していた十和田観光電鉄線十和田市駅のタクシーのりばには、とうてつ交通が独占的に乗り入れ・待機しており、市内の他のタクシー事業者は乗り入れ・待機はできなかった。

同年4月1日付で十和田観光電鉄線が廃止[3]2010年東北新幹線延伸による七戸十和田駅の開業と、翌年に発生した東日本大震災の影響が大きかったとされる[3]

鉄道廃止後、タクシー利用者の減少による経営収支悪化により[1]2015年(平成27年)3月15日をもってタクシーの運行を終了[1]、同年4月1日付で廃業することを発表[1]。同年4月22日付で会社解散した[2]

事業所

[編集]

沿革

[編集]
  • 1965年(昭和40年)08月06日 - 十和田観光タクシー株式会社として設立。
  • 2004年(平成16年)05月20日 - とうてつ交通株式会社へ商号変更。
  • 2010年(平成22年)12月04日 - 東北新幹線延伸により七戸十和田駅が開業。
  • 2011年(平成23年)03月11日 - 東日本大震災が発生。
  • 2012年(平成24年)
    • 1月24日 - 十和田観光電鉄が国土交通省へ鉄道事業廃止届出書を[4]東北運輸局へ鉄道事業休止届出書を提出[4]十和田観光電鉄線を同年4月1日より休止[4]、翌年1月31日をもって廃止する[4]予定であった(実際には予定を前倒しして廃止となった)。
    • 4月01日 - 同日付で十和田観光電鉄線を廃止[3]
  • 2015年(平成27年)
    • 3月15日 - 同日付でタクシーの運行を終了[1]
    • 4月01日 - 同日付で会社の営業を終了[1]
    • 4月22日 - 会社解散[2]

車両

[編集]

いすゞ自動車製の乗用車をタクシー車両として採用しており、普通車(3ナンバー)はフローリアンアスカなどが在籍した。普通車の塗装は白地に赤帯の十鉄オリジナルカラーであった。過去には小型車ベレットなども在籍していた。

なお親会社の十和田観光電鉄でも、国際興業グループ内に北海道いすゞ自動車がある[5]ことから、いすゞ製のバスを主に導入していた。

小型車(5ナンバー)は、タクシー専用車種の日産・クルートヨタ・コンフォートが在籍した。小型車の塗装は平成以降に国際興業バスグループの貸切塗装をアレンジしたものを採用した。

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]