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なっち (IC乗車カード)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なっち
使用エリア 南海バス全線
※一部適用外路線あり
導入 2016年10月1日
運用 南海バス
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
取扱事業者
  • 南海バス
ウェブサイト https://www.nankaibus.jp/rosen/ticket/
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なっちとは、南海バスが発行・発売するICカード乗車券である。南海バス南海ウイングバス南海りんかんバスのICカードシステム導入路線で使用出来る(一部の自治体関連バスを除く)。

概要

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2016年10月1日に南海バス・南海ウイングバス金岡・南海ウイングバス南部で導入された。2020年3月14日に南海りんかんバスにエリア拡大[1]。なお、2022年4月1日に南海ウイングバス南部は南海ウイングバス金岡を合併し、南海ウイングバスとなっている[2]

プリペイド式のICカード乗車券。普通精算と昼割精算の2つの残高を持っており、昼割精算は平日の10時 - 16時および土休日の終日に利用可能(ただし関西空港リムジンバス、深夜バス、深夜急行バスは普通精算のみ)。チャージは1,000円単位で、普通精算と昼割精算のどちらにチャージするかを選ぶ方式。普通精算と昼割精算を合わせて最大20,000円までチャージ可能(プレミア分を除く)。

名称の由来は、南海バスの「な」とタッチの「ッチ」から。[3]

なお、南海系列の和歌山バス和歌山バス那賀では2020年4月に独自のICカード「kinoca」を導入しており、「なっち」は使用できない。

2024年9月6日に南海バス公式ホームページのインフォメーションで取り扱い終了について発表があり、新規購入とチャージは2025年3月31日をもって終了し、カードの利用は2025年8月31日に終了する[4]

割引サービス

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普通精算時には1,000円チャージ毎に120円のプレミアが付く、昼割精算時では200円のプレミアが付く。

2023年10月31日まで、1回目の精算から2回目の精算が2時間以内の場合大人一人につき50円、小児一人につき20円が割引されていた(昼割精算時、泉北・河内長野リムジンバス利用時は対象外)[5]

相互利用

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相互利用関係(クリックで拡大)

「なっち」そのものは南海バス専用のICカードであり他のエリアでは使用できない[3]が、なっち使用エリアではなっち導入前からPiTaPaを導入しており、交通系ICカード全国相互利用サービスの片利用が可能[6][7][8][9][10]。なお、「なっち」以外のICカードはバス内でのチャージ不可[11]

出典

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  1. ^ 「なっち」の利用エリアが拡大します!(3/14~)”. なっち公式サイト (2020年3月2日). 2020年4月5日閲覧。
  2. ^ グループ会社の合併および商号変更に関してのお知らせ | 南海バス”. 2022年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月10日閲覧。
  3. ^ a b プリペイド式ICカードご利用ガイド
  4. ^ ハウスICカード「なっち」の取り扱い終了について”. 南海バス (2024年9月6日). 2024年9月6日閲覧。
  5. ^ 南海バス|バス乗継割引の終了について”. 2023年10月3日閲覧。
  6. ^ 平成26年春より堺営業所及び東山営業所管内にてICカードシステムを導入いたします”. 南海バス. 2016年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月10日閲覧。
  7. ^ 南海バス|平成26年4月1日よりICカードがご利用頂けます(堺・東山)”. 2014年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月10日閲覧。
  8. ^ 南海バス|平成27年4月1日よりIC対応地域を拡大いたします”. 2015年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月10日閲覧。
  9. ^ 南海バス|ICカードシステムの三次導入について”. 2016年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月10日閲覧。
  10. ^ 南海バス|「関西空港~泉北・河内長野線」でのICカード対応について”. 2016年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月5日閲覧。
  11. ^ PiTaPaで南海バスがさらに便利に!! > よくあるご質問

外部リンク

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