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ひぬまあじさいまつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひぬまあじさいまつり
Hinuma Hydrangea Festival
イベントの種類 あじさいまつり
通称・略称 ひぬまあじさいまつり
開催時期 毎年6月中旬~7月中旬。7月第1週にはステージイベントあり。
初回開催 2010年
会場 茨城県東茨城郡茨城町中石崎2263 涸沼自然公園園内
主催 茨城町・茨城町観光協会
協賛 茨城町商工会・茨城町花き生産組合
来場者数 約21,000名(2013年)
最寄駅 水戸駅
駐車場 あり
[茨城町観光協会 公式サイト]
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ひぬまあじさいまつりは、毎年6月下旬 - 7月上旬にかけて、茨城県東茨城郡茨城町中石崎の涸沼自然公園園内で行われる祭りである。第1回は2010年[1]

概要

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涸沼自然公園園内のアジサイは山の斜面に約1万株以上植えられており、涸沼から流れる涼しい風の影響で、他の地域より少し遅れて開花するのが特徴である[2]
一番の見ごろは7月上旬[3] で、2013年には約21,000人の人出があった[4]
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大のため中止[5]。2021年はステージイベントを除き2年ぶりに感染対策の上開催された[6]。2024年からは再び2019年以前の規模で開催。

歴史

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開催回数 開催年月日 ステージイベント開催日 備考
1 2010年(平成22年)6月26日 - 7月19日 7月3日 第1回のステージイベントは抽選会の他、町内の幼稚園、小中学校の発表会、伝統芸能が披露された。
2 2011年(平成23年)7月1日 - 7月18日 7月9日 東日本大震災の発生により、まつりの期間が短縮。中止された2020年を除けば、開催日数18日間は歴代で最も短い。
3 2012年(平成24年)6月23日 - 7月16日 7月8日 まつりの開幕が6月に戻り、イベントの開催日が日曜開催に変更。
4 2013年(平成25年)6月22日 - 7月15日 7月6日 イベントの開催日が再び土曜日開催に戻る、この年からアイドルグループによるライブが行われる。
5 2014年(平成26年)6月21日 - 7月13日 7月5日 - 6日 イベントの開催日が7月第1土曜、日曜の2日間開催になる。
6 2015年(平成27年)6月20日 - 7月12日 7月4日 - 5日 この年から町内各飲食店で当祭とのタイアップ事業「あじ彩ランチ」が開催される。
7 2016年(平成28年)6月18日 - 7月10日 7月2日 - 3日
8 2017年(平成29年)6月17日 - 7月9日 7月2日 この年から再びステージイベント開催日が1日に短縮。その代わりにイベント開催時間を20時まで延長し、あじさいの谷ライトアップを開催した。この年からイベント開催日の会場までの無料シャトルバスが水戸駅南口からも運行されるようになった。
9 2018年(平成30年)6月23日 - 7月16日 7月8日 平成最後の開催。この年からまつりの開催終了日が再び7月第3月曜日になる。
10 2019年(令和元年)6月22日 - 7月15日 6月30日 令和最初の開催。この年のみ、イベントが6月中の開催となり、期間中の土日はあじさいミストを行った。
開催中止 2020年(令和2年) - 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、この年の開催を全面的に中止[7][8]。あじさいまつりの代替企画として、YouTUBEの茨城町公式チャンネルにおいて『2020茨城町涸沼自然公園~あじさいの季節~』が配信された。
11 2021年(令和3年)6月19日 - 7月19日 - 感染対策を講じて、2年ぶりに開催されたが、ステージイベントは前年同様、開催中止された。
12 2022年(令和4年)6月18日 - 7月18日 7月3日
(ふれあいマーケット)
ステージイベントに代わる企画として、ふれあいマーケットを開催した。
13 2023年(令和5年)6月17日 - 7月17日 7月2日
(ふれあいマーケット)
今年もふれあいマーケット中心ではあったものの、re-mitoのライブが行われるなど、規模縮小ではあったがステージイベントが復活した[9]。更に新企画として、笹飾りが登場した[10]
14 2024年(令和6年)6月15日 - 7月15日 7月7日 2019年以来5年ぶりにステージイベントを通常規模で開催。

ステージイベント

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祭り期間中の毎年7月第1土日前後には、中央のイベント広場に於いて、ステージイベントが開催される。2013年の第4回までは1日のみだったが、2014年の第5回からは2日間の開催となった[11] が、2017年の第8回から再び1日のみの開催に戻った。[12]
ステージイベントでは茨城町内の小中学校のダンスパフォーマンスや、水戸ご当地アイドル(仮)のステージライブなどが行われる。
2017年の第8回と2018年の第9回はイベント終了時刻を20時まで延長し、あじさいライトアップを行った。
2019年の第10回はイベントを始まって以来初の6月中(6月30日)に行い、期間中の土日はあじさいミストを行った。
2021年の第11回はステージイベント自体は行われなかった。
2022年の第12回と2023年の第13回はステージイベントに代わる企画として、ふれあいマーケットを開催した[13]
2024年の第14回は5年ぶりに通常規模でステージイベントを行った[14]

イメージソング

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  • 『あじさいのパレード』(歌:猫に女子(加藤育実とサブノスケノスケ))

あじさいまつり10周年記念に制作された。

アクセス

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  • 車利用

北関東自動車道水戸南ICから県道179号県道106号利用で約15分。

※ステージイベントが行われる日は茨城町役場玄関前から当会場までの無料シャトルバスが運行される。2017年からは水戸駅南口から当会場へのシャトルバスも運行される。

関連項目

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  • 小鶴祇園祭 - 本祭と同じ7月に同町内の小鶴地区で行われる祭事
  • ひぬまdeマルシェ - 2016年より当所で行われる催事[15]
  • いばらきまつり - 毎年11月第1日曜日(11月3日が日曜日の年は翌11月4日(振替休日))に当町内で行われるビッグイベント

脚注

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  1. ^ 広報いばらき お知らせ版No.783 平成22年6月15日発行
  2. ^ 涸沼自然公園 あじさいの谷のご案内[リンク切れ]
  3. ^ 涸沼自然公園 あじさいの谷
  4. ^ 2013第4回「ひぬまあじさいまつり」が終了いたしました。[リンク切れ]
  5. ^ ただし、涸沼自然公園はあじさい開花期間中でも閉鎖はしなかった。
  6. ^ 「第11回ひぬまあじさいまつり」について
  7. ^ 当初は6月20日 - 7月19日の期間で、イベントは7月5日に予定されていた。
  8. ^ “《新型コロナ対策》あじさいまつり中止 茨城町・涸沼自然公園”. 茨城新聞 (茨城新聞社). (2020年4月27日). https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15879049607088 2023年7月3日閲覧。 
  9. ^ ただし、第10回まであったステージセットは無く、イベント広場西側の演芸ブースがステージの代わりとなっていた。
  10. ^ 「第13回ひぬまあじさいまつり」を開催します!
  11. ^ 広報いばらき お知らせ版No.875 平成26年6月15日発行
  12. ^ 広報いばらき No.944 平成29年6月1日発行(平成29年6月8日閲覧)
  13. ^ 第13回のみre-mitoのライブステージのみ行った。
  14. ^ 「第14回ひぬまあじさいまつり」出店者募集のお知らせ(茨城町公式HP)
  15. ^ 当初は10月に行われていたが、台風による中止が2回発生(2018年、2019年)したため、コロナ禍を経て2022年からは毎年12月開催に変更された。