茨城町
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いばらきまち 茨城町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 茨城県 | ||||
郡 | 東茨城郡 | ||||
市町村コード | 08302-0 | ||||
法人番号 | 5000020083020 | ||||
面積 |
121.58km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
29,895人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 246人/km2 | ||||
隣接自治体 | 水戸市、小美玉市、笠間市、鉾田市、東茨城郡大洗町 | ||||
町の木 | ウメ | ||||
町の花 | サクラ | ||||
町の鳥 | ウグイス | ||||
茨城町役場 | |||||
町長 | 小林宣夫 | ||||
所在地 |
〒311-3192 茨城県東茨城郡茨城町大字小堤1080番地 北緯36度17分13秒 東経140度25分28秒 / 北緯36.28689度 東経140.42453度座標: 北緯36度17分13秒 東経140度25分28秒 / 北緯36.28689度 東経140.42453度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
茨城町(いばらきまち)は、茨城県中部・県央地域に位置し、東茨城郡に属する町。ラムサール条約登録湿地の涸沼に面する[1]。
地理
[編集]茨城県の中央部、水戸市の南側に位置し、関東平野に属している。町東部には湖の大きさとしては全国30位に入る涸沼があり、その涸沼に向かって涸沼川・涸沼前川が町の中心部を流れている。鉄道は通っていないが、昭和期には水戸棚町〜奥谷を結んでいた鉄道が運行された時期が僅かながら存在した。高速道路は、北部を北関東自動車道が通り、2つのインターチェンジ(茨城町西インターチェンジ・茨城町東インターチェンジ)があり、中央部には東関東自動車道が通り、茨城空港北インターチェンジがある。茨城町西インターチェンジ付近には茨城中央工業団地 、町中央部には茨城工業団地が形成されている。
隣接している自治体
[編集]歴史
[編集]年表
[編集]- 1955年(昭和30年)
- 1958年(昭和33年)3月5日 - 石崎村を編入合併。現在の大きさに。
- 1968年(昭和43年)- 国道6号長岡バイパス(後に水戸バイパス)が開通。(暫定二車線)
- 1988年(昭和63年)12月1日 - 内原町と境界変更。
- 1990年(平成2年)
- 2000年(平成12年)3月18日 - 北関東自動車道の友部JCT-水戸南IC間が開通。
- 2002年(平成14年) - 新字名として、桜の郷(旧大字大戸、近藤の各一部)を設定[2]。
- 2006年(平成18年)2月6日 - 水戸市との合併協議会を設立。2007年の水戸市への編入合併を検討していたが、2007年4月の町長選挙(統一地方選挙)で合併慎重派の小林宣夫が当選したことにより方針転換。協議会は同年9月29日に解散された[3]。
- 2010年(平成22年)3月6日 - 東関東自動車道の茨城町JCT-茨城空港北IC間が開通。
- 6月26日 - 『第1回ひぬまあじさいまつり』が開催。
- 2018年(平成30年)2月3日 - 東関東自動車道の茨城空港北IC-鉾田IC間が開通。
行政区域変遷
[編集]細かい境界の変遷は省略。
変遷の年表
茨城町町域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 現茨城町町域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の町村がそれぞれ発足。[4] |
1955年(昭和30年) | 2月11日 |
|
1958年(昭和33年) | 3月5日 | 茨城町は石崎村を編入。 |
- 変遷表
茨城町町域の変遷表 | |||||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |||
茨城郡 (東茨城郡) |
長岡村 | 長岡村 | 長岡村 | 昭和30年2月11日 茨城町 |
茨城町 | 茨城町 | 茨城町 | ||
馬渡村 | |||||||||
近藤村 | |||||||||
常井村 | |||||||||
大戸村 | |||||||||
前田村 | |||||||||
谷田部村 | |||||||||
小鶴村 | |||||||||
木部村 | 川根村 | 川根村 | |||||||
南栗崎村 | |||||||||
野曽村 | |||||||||
川又村 | 南川又村 | ||||||||
下飯沼村 | |||||||||
上飯沼村 | 上飯沼村 | ||||||||
飯沼新田村 | |||||||||
蕎麦原村 | |||||||||
駒渡村 | |||||||||
越安村 | |||||||||
下土師村 | |||||||||
奥谷村 | |||||||||
鹿島郡 | 宮ヶ崎村 | 沼前村 | 沼前村 | ||||||
城之内村 | |||||||||
海老原村 | |||||||||
神宿村 | |||||||||
綱掛村 | |||||||||
小堤村 | |||||||||
駒場村 | |||||||||
茨城郡 (東茨城郡) |
鳥羽田村 | 上野合村 | 上野合村 | ||||||
秋葉村 | |||||||||
神谷村 | |||||||||
島田村 | 南島田村 | ||||||||
下座村 | |||||||||
生井沢村 | |||||||||
小幡村 | |||||||||
下雨ヶ谷村 | |||||||||
上雨ヶ谷村 | |||||||||
上石崎村 | 石崎村 | 石崎村 | 石崎村 | 昭和33年3月5日 茨城町に編入 | |||||
中石崎村 | |||||||||
下石崎村 | |||||||||
若宮村 | 酒門村 の一部 |
酒門村 の一部 |
昭和30年4月1日 石崎村に編入 |
人口
[編集]茨城町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 茨城町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 茨城町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
茨城町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
[編集]県
- 茨城県工業技術センター:長岡3781-1
- 茨城県立消防学校:長岡4068
- 茨城県農業総合センター農業大学校:長岡4070-186
- 茨城県運転免許試験場:長岡3783-3
独立行政法人
- 国立病院機構水戸医療センター:桜の郷280
国の機関
[編集]- 陸上自衛隊長岡射撃場
産業
[編集]従来から盛んだった農業に加え、近年は工業の成長が著しい。二つの広大な工業団地が立地する。
茨城中央工業団地は茨城町西ICに接していて、総面積176.0ha(そのうち工場用地面積123.7ha)を有する。
- 茨城中央工業団地
- 東海旅客鉄道株式会社
- 株式会社AESCジャパン
- 株式会社アダストリア・ロジスティクス
- 日立建機日本株式会社
- アサガミプレス茨城株式会社
- 東邦薬品株式会社
- 三愛オブリガス東日本株式会社
- シーズイシハラ株式会社
- 株式会社岡本製作所
- 株式会社立花マテリアル
- 西尾レントオール株式会社
- 株式会社MonotaRO(モノタロウ)
- 株式会社トキワ
- ティエムファクトリ株式会社
- 茨城工業団地
- 株式会社あけぼの印刷社
- 株式会社茨城ミトモ
- 株式会社ホンダパーツ日商
- 株式会社山宗
- ペリージャパン株式会社
- プレステック株式会社
- UDトラックスジャパン株式会社
- 日本梱包運輸倉庫株式会社
- 株式会社ホンダモビリティ北関東
- 株式会社タカミヤ
- 株式会社ジャパンミート
- 茨城日野株式会社
- 日東電気株式会社本社
名所・旧跡・観光・その他
[編集]- 涸沼
- 小幡北山埴輪製作遺跡
- 大戸のサクラ
- 小幡城
- 飯沼城跡
- 広浦秋月の碑(水戸八景のひとつ)
- 上野山古墳
- 宝塚古墳
- 神谷古墳群
- 勘十郎堀
- 木村家住宅
- 水戸街道長岡宿
- 水戸電気鉄道常陸長岡駅跡
- 涸沼川デルタ
- 涸沼サイクリングコース
- イオンタウン水戸南
文化施設
[編集]公園
[編集]- 茨城町運動公園
- 奥谷公園
- 大戸さくら公園
- 涸沼自然公園
- 親沢公園
- 宮前公園
- 広浦公園
- 網掛公園
図書館
[編集]- 茨城町立図書館
祭事
[編集]- 節分祭: 毎年2月3日に神塚神社で行われる祭礼。
- 茨城町民の日: 2010年より毎年2月11日に茨城町中央公民館大ホールで開催される催し。同日夕方〜夜には茨城町商工会青年部主催で「きらり子供あんどん」が茨城町運動公園で開催される。
- 大戸桜まつり: 毎年4月上旬に大戸さくら公園で開催される祭り。
- ひぬまあじさいまつり : 2010年に第1回を開催。毎年6月下旬 - 7月上旬にかけて涸沼自然公園内で開催される祭り。7月第1土日前後にはステージイベントが行われる。
- 小鶴祇園祭 : 毎年7月の第3土日に小鶴の宿通りで行われる八坂神社の祭礼[注釈 2]。
- 小幡のまつり: 毎年7月中旬に小幡区民センターグラウンドで行われる祭り。
- 広浦あんば祭り : 毎年7月の最終土曜に広浦公園付近で行われる大杉神社の祭礼。
- 涸沼環境フェスティバル:毎年9月下旬 - 10月上旬頃に涸沼自然公園で行われる催し。本祭とセットで「ひぬまdeマルシェ」も行われる。
- 香取天満神社祭礼:毎年10月第1土日に小堤地区で行われる香取神社の祭礼。
- 上笑祭:毎年10月下旬に旧 上野合小学校体育館で行われる伝統芸能祭。
- いばらきまつり : 毎年11月第1日曜日に茨城町総合福祉センターゆうゆう館駐車場前で行われる産業振興祭[注釈 3]。かつては盆踊り・花火がメインの夏の部(前身の「ふるさとふれあいまつり」)と、郷土芸能やビンゴゲーム大会がメインの秋の部(前身の「茨城町商工祭」)とあり、1997年に現在の名称に統一された。夏の部は8月第4日曜日前後に行われていたが、1999年に開催されたのを最後に休止となっている[注釈 4]。2006年は「納涼盆踊り大会」と題して、盆踊り大会のみ復活した。なお、花火大会は2001年秋の部の後夜祭を最後に長らく中断していたが、2012年に当祭りのフィナーレ花火として復活した。
- 茨城町町民祭 : 毎年11月上旬(文化の日前後)に茨城町中央公民館で行われる芸術祭[注釈 5]。上記のいばらきまつりとセットで行われることが多い[注釈 6]。
過去
[編集]- 葉月まつり : 1989年まで行われていた「ふるさとふれあいまつり」の前身。毎年8月のお盆頃に行われていた。
- ふるさとふれあいまつり : 1990年に第1回を開催。当初は町運動公園で開催されていたが、翌1991年からは茨城町役場前広場に会場を移して開催。1997年にいばらきまつり・夏の部に名称変更したため終了。
- 茨城町商工祭 : 現在のいばらきまつりの前身にあたる。毎年10月下旬の土日の2日間、茨城町役場前広場で開催。1995年までは前述の茨城町町民祭の1週間前に行われていたが、1996年からは町民祭とセットで開催されるようになった。1997年にいばらきまつり・秋の部に名称変更したため終了。
- こどもまつり : 2005年まで毎年12月第2土曜日に茨城町中央公民館で行われていた祭り。
漁港
[編集]- 広浦漁港
- 網掛漁港
教育
[編集]大学校
- 茨城県立農業大学校
高等学校
中学校
- 茨城町立明光中学校
- 茨城町立青葉中学校
小学校
- 茨城町立葵小学校
- 茨城町立大戸小学校
- 茨城町立青葉小学校
- 茨城町立長岡小学校
交通
[編集]鉄道
[編集]町内に鉄道路線は走っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR東日本常磐線水戸駅・石岡駅から路線バス利用となる。
バス
[編集]路線バス
- 関東鉄道による路線バスが当町の中心部を南北に運行し、北は水戸駅方面に、南は石岡駅、茨城空港、鉾田駅方面に向かう路線バスが当町内を通過する。なお、一部路線は茨城交通の路線バスによる運行担当である。現在、当町内にコミュニティバスは運行されていない[注釈 7]。
高速バス・急行バス
道路
[編集]イメージキャラクター
[編集]- ひぬ丸くん
2011年2月11日誕生。豊かな自然の中で生まれ育った緑の妖精をイメージしたキャラクター。清流をイメージした青いスカーフを身につけ、茨城町の農畜産物の安心・安全さを象徴するハート型の若葉を手に持っている[5]。
友好交流都市
[編集]スポーツ
[編集]茨城町出身の人物
[編集]- 小川菊松(出版人、誠文堂新光社設立者)
- 川崎八右衛門(実業家、東京川崎財閥創業者)
- 2代目川崎八右衛門(実業家、東京川崎財閥第2代目当主)
- 川島義明(陸上競技選手、1956年メルボルンオリンピック代表)
- 木村仁美(フリーアナウンサー、LuckyFM茨城放送パーソナリティ)
- 篠原輝利(ロードレーサー)
- 篠原利恵(映画監督)
- 小林宣夫(政治家、茨城町長)
- 富山英明(元レスリング選手、ロサンゼルスオリンピック金メダリスト)
- 根矢涼香(女優)
- 望月明雄(第15代内閣府沖縄振興局長)[8]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1992年3月までは毎月1回のみ発行。1992年4月以降はお知らせ版が発行されるため、月2回の発行に。ただし1972年4月(第122号)~1975年3月(第158号)までは「町報いばらき」名義。
- ^ 2003年までは曜日を問わず毎年7月20~21日に固定。
- ^ ただし2010年は台風が接近したため休止。2020年~2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止。
- ^ 当初は、2000年夏も行う予定であった。この年の花火大会は代替で21世紀カウントダウン花火大会として開催した。
- ^ 2023年は中央公民館大ホール解体工事のため、駒場庁舎体育館で開催
- ^ ただし2011年は東日本大震災の影響で中央公民館が被災したため休止。
- ^ 上雨ヶ谷地区、下雨ヶ谷地区は、巴川対岸を通過する小美玉市のコミュニティバス『おみたんバス』の「世楽」バス停が最寄りとなる。
出典
[編集]- ^ 第2章 茨城町の環境のいま 茨城町、2024年12月23日閲覧。
- ^ 字の区域の廃止及び設定(平成14年1月31日 茨城県告示第94号) (PDF) ,茨城県報 第1334号(2002年(平成14年)1月31日)p.1-2 より
- ^ 水戸市・茨城町合併協議会 - 水戸市・茨城町合併協議会廃止までの経緯
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
- ^ 広報いばらきNo.799 2011年3月1日発行
- ^ 群馬県佐波郡玉村町との友好交流都市協定の締結について
- ^ 水戸のホームタウンに4市3町1村を追加 ゲキサカ 2017.11.21
- ^ “毎日フォーラム・霞が関人物録:茨城県”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2021年4月9日) 2024年4月22日閲覧。
関連項目
[編集]- 大阪府茨木市(類似名の自治体)
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- いば3ふるさとサポーターズクラブ (iba3po) - Facebook
- 茨城町 (@townibaraki_official) - Instagram
- 茨城町 (@IbarakiTownMati) - X(旧Twitter)
- 茨城町 - YouTubeチャンネル