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ふたりの夏物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ふたりの夏物語
NEVER ENDING SUMMER」
杉山清貴&オメガトライブシングル
初出アルバム『ANOTHER SUMMER
B面 FAREWELL CALL
リリース
ジャンル AOR
シティ・ポップ
レーベル VAP
チャート最高順位
杉山清貴&オメガトライブ シングル 年表
 RIVERSIDE HOTEL
(1984年)
ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER
(1985年)
サイレンスがいっぱい
(1985年)
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ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」(ふたりのなつものがたり ネバー・エンディング・サマー)は、杉山清貴&オメガトライブの5枚目のシングル1985年3月6日バップよりリリースされた。

解説

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  • 日本航空JALPAK'85」CMソング。
  • 1985年7月1日発売のアルバム『ANOTHER SUMMER』に「ふたりの夏物語」が収録されているが、アルバムに収録される際にリミックスが施されている。後述のとおり、ベスト盤にはアルバムバージョンで収録されることが多く、一部を除いてその旨についての記述はない。更に2019年に発売された『OMEGA TRIBE GROOVE』には内沼映二による新たなリミックスバージョンが収録されている。
  • 1985年7月13日フジテレビ系にて放送された『LIVE AID』では同曲を披露した。
  • 1986年8月4日放映のテレビ朝日系ドラマ「ママ母VSママ娘、家出令嬢の課外授業 恋も別れももんじゃ焼!」エンディングテーマ。

制作

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  • 同バンド最大のヒットとなったこの曲は、作曲をした林哲司によるとわずか3日間で曲を完成させたという。当時、林はあらゆるアーティストの楽曲の制作などの作業に追われていた中、オメガトライブのJALのTV-CMのタイアップが決まり、1日でも早く仕上なければ行けない状況になった。その後、関係者から「Only You 君にささやくふたりの夏物語」という一節だけがキャッチコピーとして渡され、ただちに作詞の康珍化とともに楽曲の制作に入ると、わずか1日で曲を書き上げたという。こうして曲が計2日で出来上がると、当時全国ツアー中だったメンバーをツアーの合間を縫って帰京させて即座にレコーディングを済ませるという早業で完成させたのだった[2]。林は「わずか3日間で仕上た曲がオメガの最大のヒットになっちゃったんだから分からないもんだね」と自らのHPの中で語っている。また、杉山清貴も「突貫工事的な作業であり、九州から東京飛行機の中で歌詞を覚えた」と番組に出演した際に語っている。

記録

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その他

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  • 2014年6月18日放送の『1番ソングSHOW』において、この楽曲が「50代以上が選んだ人気恋愛ソング」で第10位に選ばれている。

収録曲

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  1. ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER
  2. FAREWELL CALL

収録アルバム

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ふたりの夏物語(シングル・バージョン)
ふたりの夏物語(アルバム・バージョン)
  • ANOTHER SUMMER
  • EVER LASTING SUMMER COMPLETE S.KIYOTAKA&OMEGA TRIBE
  • THE OMEGA TRIBE
  • ゴールデンベスト THE OMEGA TRIBE
  • MEG-CD ふたりの夏物語
  • 杉山清貴&オメガトライブ 35TH ANNIVERSARY オール・シングルス+カマサミ・コングDJスペシャル&モア
ふたりの夏物語(ライブ・バージョン)
  • Live Emotion
  • 杉山清貴&オメガトライブ CORE BEST TRACKS
FAREWELL CALL
  • Single's History
  • 杉山清貴&オメガトライブ シングル・コレクション 1983〜1985
  • EVER LASTING SUMMER COMPLETE S.KIYOTAKA&OMEGA TRIBE
  • MEG-CD ふたりの夏物語
  • 杉山清貴&オメガトライブ 35TH ANNIVERSARY オール・シングルス+カマサミ・コングDJスペシャル&モア

カバー

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ふたりの夏物語

脚注

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  1. ^ a b c d e f オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  2. ^ 【1985年5月】ふたりの夏物語/わずか3日で完成 オメガトライブ最大のヒットも… - スポニチ 2011年5月26日
  3. ^ しかし、同バンドは1985年12月に解散したため、各当番組の年末特番には登場しなかった。

関連項目

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