コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ふわり (林原めぐみのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ふわり』
林原めぐみスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル スターチャイルド
プロデュース 大月俊倫
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • ゴールド(日本レコード協会[2]
  • 林原めぐみ アルバム 年表
    Irāvatī
    (1997年)
    ふわり
    (1999年)
    VINTAGE S
    (2000年)
    EANコード
    JAN 4988003236885(KICS-755)
    JAN 4988003307776(KICS-91159)
    『ふわり』収録のシングル
    1. question at me
      リリース: 1999年5月28日
    テンプレートを表示
    銚子電鉄海鹿島駅

    ふわり』は、林原めぐみの9枚目のオリジナル・アルバム。1999年10月27日にスターチャイルドから発売された。2005年3月16日に再発売された[3]

    概要・備考

    [編集]
    • 前作『Irāvatī』から約2年ぶりのリリースとなる。結婚後に初めて発表したアルバムでもある。著書『なんとかなるなる』と同時発売された。また、本作は台湾でも発売された。台湾では海賊盤が横行しており、その対策の一環のためである。
    • シングルquestion at me」およびそのカップリング曲「〜それから〜」を除く、全てが書き下ろされた楽曲である。全13曲中9曲本人が作詞(うち1曲作詞・作曲)を手掛けているため、より林原めぐみの色が濃く出ているアルバムとなった。
    • 未収録シングルは「Fine colorday」「おやすみなさい明日はおはよう」「〜infinity〜∞」「raging waves」「A HOUSE CAT」「Proof of Myself」で、いずれもオリジナル・アルバム未収録である。なお、シングルからオリジナル音源で収録された楽曲は「〜それから〜」(「question at me」カップリング曲)のみで、唯一収録されたシングル曲「question at me」もアルバム・バージョンであるため、オリジナル音源のシングル曲は全て未収録となった。
    • アルバムのタイトルは9作目にして初めて、日本語のタイトルとなった。キャッチコピーは「気持ちの良い声、いりませんか?
    • 初回限定盤に付属している写真集の撮影は、千葉県銚子市銚子電鉄海鹿島駅東京都品川区にて行われた。
    • 2005年3月16日に初回限定盤仕様(紙BOX仕様)の限定生産で復刻された。
    • 林原めぐみのTokyo Boogie Night』の2023年6月11・12日放送分にて林原が語ったところによると、当アルバムに収録されている楽曲『あの頃』の歌詞中に登場する店は喫茶店ではなく、バーであり、なおかつ東京・赤坂に嘗て実在した店であるという。

    記録

    [編集]
    • 1999年11月度、ゴールドディスクに認定された[2](2003年7月度以降の認定基準とは異なり、当時のゴールド認定基準は出荷枚数20万枚以上が基準となっている)。

    収録曲

    [編集]
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「君に逢えてよかった」MEGUMI遠山淳遠山淳
    2.「7センチの距離」MEGUMI佐藤英敏添田啓二
    3.question at me(Album Version)」MEGUMI佐藤英敏五島翔
    4.「あの頃[注 1]MEGUMI岡崎律子光宗信吉
    background vocals arrange:岡崎律子
    5.「雨のち曇りのち晴れ…」MEGUMI佐藤英敏五島翔
    6.「MELODY」rom△ntic high添田啓二添田啓二
    7.「〜それから〜」MEGUMI佐藤英敏小林信吾
    8.「引っ越し」岡崎律子岡崎律子光宗信吉
    background vocals arrange:岡崎律子
    9.「ふたりぐらし[注 2]MEGUMI佐藤英敏小林信吾
    10.「Daybreak Impression」木本慶子堀隆堀隆
    11.「あさいはひ[注 3]李醒獅
    English Words by Mamie D. Lee
    大森俊之大森俊之
    12.「ふわり[注 4]MEGUMIMEGUMI岩本正樹
    13.「inner heart」MEGUMI添田啓二小林信吾
    合計時間:

    参加ミュージシャン

    [編集]

    君に逢えてよかった

    7センチの距離

    • Programming&Keyboards:添田啓二
    • Sound Produced:山崎淳
    • Drums:江口信夫
    • E.Bass:青木智仁
    • Guitars:堀隆
    • Background Vocal:松村かすみ

    question at me(Album Version)

    • Keyboards:五島翔
    • Sound Produced:山崎淳
    • Programming:Tuffy
    • A.Guitar&E.Guitar:今泉洋
    • Background Vocal:松村かすみ

    あの頃

    • Sound Produced&Keyboards:光宗信吉
    • Drums:鈴木達也
    • E.Bass:青木智仁
    • Guitars:古川望
    • Percussion:梯郁夫
    • Fluegel Horn:荒木敏男・河東伸夫
    • Trombone:村田陽一
    • Flute Solo,Tenor Saxophone&Flute:山本拓夫
    • Background Vocal:岡崎律子

    雨のち曇りのち晴れ

    • Keyboards:五島翔
    • Sound Produced:山崎淳
    • Programming:Tuffy
    • A.Guitar&E.Guitar:今泉洋
    • Background Vocal:林原めぐみ

    MELODY

    • Programming&Keyboards:添田啓二
    • Sound Produced:山崎淳
    • Drums:江口信夫
    • Guitars:堀隆
    • Alto Saxophone:本田雅人
    • Background Vocal:添田啓二・堀隆・松村かすみ

    〜それから〜

    • Programming:小林信吾・中山信彦
    • Sound Produced:山崎淳
    • Keyboards:小林信吾
    • Drums:山木秀夫
    • E.Bass:青木智仁
    • Guitars:梶原順
    • Background Vocal:林原めぐみ

    引っ越し

    • Sound Produced&Keyboards:光宗信吉
    • Drums:鈴木達也
    • E.Bass:青木智仁
    • Guitars:古川望
    • Percussion:梯郁夫
    • Sopranino Recorder:旭孝
    • Cello:四家卯大
    • Background Vocal:岡崎律子

    ふたりぐらし

    • Programming&Keyboards:小林信吾
    • Sound Produced:山崎淳
    • Drums:江口信夫
    • E.Bass:松原秀樹
    • Guitars:梶原順
    • Percussion:斎藤ノヴ
    • Strings:金原グループ
    • Background Vocal:木戸やすひろ・比山貴詠史・広谷順子

    Daybreak Impression

    • Proguramming&Guitars:堀隆
    • Sound Produced:山崎淳
    • Keyboards:添田啓二・堀隆
    • Background Vocal:松村かすみ

    あさいはひ

    • Sound Produced,Programming&Keyboards:大森俊之
    • Bouzouki,Irish Bouzouki&Guitars:田代耕一郎
    • Kalimba:Taro・MEGUMI
    • Steel Drums:原田芳宏
    • Sound Effect Edit:上田健一郎

    ふわり

    • Sound Produced&Keyboards:岩本正樹
    • Programming:斉藤智恵美
    • Guitars:古川望
    • Background Vocal:国分友里恵

    inner heart

    • A.Piano:小林信吾
    • Sound Produced:山崎淳
    • Clarinet:星野正
    • Oboe:柴山洋
    • Strings:金原グループ
    • Conductor:蓜島公二

    クレジット

    [編集]
    All Performed by Megumi Hayashibara
    Executive Produced by Toshimichi OhtsukiKing Records
    Sound Produced by Atsushi Yamasaki(山崎淳) M-1,2,3,5,6,7,9,10,13
    Shinkichi Mitsumine M-4,8
    Toshiyuki Omori M-11
    Masaki Iwamoto M-12
    All Vocal Tracks Recorded by Hiroyuki Tsuji(辻裕行)(King Records)
    Mixed by Hiroyuki Tsuji(辻裕行) M-4,8,11
    Shinichi Yano(矢野真一) M-1,5,10
    Yoshifumi Ikeda M-2,3,6,7,9,13
    Satoshi Igarashi(五十嵐覚) M-12
    Recorded by Hiroyuki Tsuji(辻裕行) M-4,8,11
    Shinichi Yano(矢野真一) M-1,5
    Yoshifumi Ikeda M-3,6,9,13
    Yuichi Nagayama(永山雄一) M-2,10
    Tatsuya Kawakami(河上達也) M-7
    Satoshi Igarashi(五十嵐覚) M-12
    Ueda Kenichiro(上田健一郎) M-11
    and all Recording assistants
    Recording at King Records Sekiguchidai Studio 1st., 2nd., YKst.
    ON AIR AZABU STUDIO Ast.
    STUDIO SOUND DALI Ast., Bst.
    TAI STUDIO Ast.
    LANDMARK STUDIO 2st.
    STUDIO JIVE
    One Voice KOMAZAWA RECORDING STUDIO 3st.
    JT STUDIO
    PH-SOUND STUDIO
    Mastered by Seiji Kaneko(金子清次)(King Records)
    at King Records Sekiguchidai Mastering room1
    Art Direction & Design Naoki Shinoda(篠田直樹)(Highway Graphics)
    Art Coordinator Eiji Nakamura(中村栄司)(King Records)
    Photographer Hideki Hirose(弘瀬秀樹)
    Stylist Asami Nishida(西田麻美)
    Hair & Make up Hiroyuki Shimizu(清水寛之)
    Location Coordination & Transport Tomiki Sugimura(PANDA)
    Artist Promotion Takashi Tokuhara(徳原貴之)(King Records)
    Hirotaka Takase(高瀬博隆)(King Records)
    Tomohiro Yamada(山田知博)(King Records)
    Natsuko Moro(茂呂奈津子)(King Records)
    Assistant Directed by Yuichiro Takahata(高畑裕一郎)(King Records)
    Directted by Koji Asano(浅野幸治)(King Records)
    Special Thanks to GANGISS, SOFTHOUSE UNO(ソフトハウス ウノ),
    OFFICE HOPPERS(オフィス・ホッパーズ), PH-SOUND STUFF, emai music, ksp
    TOKYO SHITSUNAIGAKU KYOUKAI(東京室内楽協会),
    Kayo Mori(森香代), Yumi Kobayashi(Quark)

    脚注

    [編集]

    注釈

    [編集]
    1. ^ 歌・作詞が林原、作曲・コーラスが岡崎律子が担当した最初で最後の楽曲である。
    2. ^ 奥井雅美が1998年にリリースした『Do-can』で林原の結婚を祝う楽曲(「幸せって...」)を収録したが、そのアンサーソングであると言われている。
    3. ^ カリンバという楽器で林原自身が演奏に参加している。
    4. ^ 本作のタイトルチューンで、林原本人の作曲・作詞ナンバーである。

    出典

    [編集]
    1. ^ ふわり - 林原めぐみ”. ORICON NEWS. 2023年5月4日閲覧。
    2. ^ a b 日本レコード協会『THE RECORD』 No.482(2000年1月号)より
    3. ^ ふわり(再発) - 林原めぐみ”. ORICON NEWS. 2023年5月4日閲覧。