みやま市立高田小学校
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みやま市立高田小学校 | |
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北緯33度05分44.7秒 東経130度27分51.5秒 / 北緯33.095750度 東経130.464306度座標: 北緯33度05分44.7秒 東経130度27分51.5秒 / 北緯33.095750度 東経130.464306度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | みやま市 |
併合学校 |
みやま市立二川小学校 みやま市立開小学校 みやま市立岩田小学校 みやま市立江浦小学校 |
設立年月日 | 2023年(令和5年)4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B140222900115 |
所在地 | 〒839-0221 |
福岡県みやま市高田町下楠田1443番地 (旧・みやま市立二川小学校 校地) | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
みやま市立高田小学校(みやましりつ たかたしょうがっこう)は、福岡県みやま市高田町下楠田に位置する公立の小学校。
概要
[編集]- 学校教育目標
- 「ふるさとを愛し、未来を拓く、心豊かでたくましい子どもの育成」
- 校歌
- 作詞・作曲ともに松尾恵理佳による。歌詞は3番まであり、各番に校名の「高田小学校」が登場する。
- 通学区域
- 「田尻、原、岩津、原団地、今福、渡瀬、濃施南、濃施北、濃施新町、下楠田、上楠田、徳島第一、 徳島第二、江浦町、江浦東、江浦西、永治、昭和開、黒崎開南、黒崎開北、南新開、北新開」地区。中学校区はみやま市立高田中学校[1]。
沿革
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 旧・二川小学校(ふたかわ)
- 1873年(明治6年)- 渡瀬南町に「渡瀬小学校」が創立。
- 1875年(明治8年)- 渡瀬町の福正寺に移転。
- 1876年(明治9年)- 下楠田村に移転。
- 1878年(明治11年)- 下楠田於以に校舎を新築し、「老嶺小学校」に改称。
- 1886年(明治19年)- 小学校令施行により、「簡易老嶺小学校」に改称。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、三池郡3村(濃施、上楠田、下楠田)が合併の上、「二川村」が発足。
- 1892年(明治25年)- 「二川尋常小学校」(4年制)に改称。
- 1881年(明治34年)- 現在地に移転。
- 1908年(明治41年)4月 - 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。中央校舎を増築。
- 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。
- 1912年(明治45年)
- 4月 - 高等科を併置の上、「二川尋常高等小学校」(尋常科6年・高等科2年)に改称。
- 5月 - 北校舎1棟を増築。
- 1928年(昭和3年)- 奉安殿が完成。
- 1930年(昭和5年)- 医務室(保健室)を増築。
- 1931年(昭和6年)10月1日 - 三池郡3村(岩田・二川・江浦)が統合の上、高田村が発足。これにより高田村立の小学校となる。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令施行により、「高田村 二川国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
- 1956年(昭和31年)- 学校給食を開始。
- 1965年(昭和40年)- プールが完成。
- 1974年(昭和49年)- 鉄骨体育館が完成。
- 1975年(昭和50年)- 鉄骨2階建て南校舎が完成。創立100周年記念式典を挙行。
- 1976年(昭和51年)- 鉄骨北校舎と相撲場が完成。
- 1977年(昭和52年)- 大運動場が完成。
- 1978年(昭和53年)- 北校舎を増築。
- 1987年(昭和62年)- 屋外学習場が完成。
- 1989年(平成元年)- 校舎の増改築が完了。
- 2007年(平成19年)1月29日 - みやま市の発足により、「みやま市立二川小学校」(最終名)に改称。
- 2009年(平成21年)- 青空教室を校区公民館とする。
- 2014年(平成26年)- 放課後児童クラブ教室が校舎内から校舎南側に移転・独立。
- 2023年(令和5年)3月31日 - 閉校。148年の歴史に幕を閉じる。校地は高田小学校に継承される。
- 校章 - 桜の花弁を背景にして、「二川」の文字(縦書き)を配している。
- 校歌 - 作詞は菅原杜子雄、作曲は浜田久夫による。歌詞は4番まであり、各番の歌詞中に「二川」が登場する。
- 旧・開小学校(ひらき)
- 1873年(明治6年)- 黒崎開村に「黒崎小学校」が、北新開村に「新関小学校」が開校。
- 1874年(明治7年)- 新開小学校が北新開縦小路(天如寺付近)に移転。
- 1875年(明治8年)- 黒崎小学校が龍宮島福聚庵に移転。
- 1887年(明治20年)- 上記2校(新開・黒崎)が統合の上、「尋常開小学校」に改称。黒崎開582番地に校舎を新築。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、三池郡4村(北新開、南新開、黒崎開、永治)が合併の上、開村が発足。
- 1892年(明治25年)- 「開尋常小学校」に改称。
- 1900年(明治33年)- 1教室を増築。
- 1908年(明治41年)4月 - 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。
- 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。
- 1910年(明治43年)- 教室不足のため、複式学級を編成。その後、校舎の大改装を行う。
- 1912年(明治45年)4月 - 高等科を併置の上、「開尋常高等小学校」(尋常科6年・高等科2年)に改称。
- 1916年(大正5年)- 農業補習学校を併置。
- 1918年(大正7年)- 女子実業補習学校を併置。
- 1925年(大正14年)- 講堂が完成。
- 1927年(昭和2年)- 運動場を拡張。
- 1933年(昭和8年)- 北校舎を新築。
- 1940年(昭和15年)- 奉安殿および南正門が完成。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令施行により、「開村国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 開村が高田村に編入されたため、「高田村 開国民学校」に改称。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる(六・三制の実施)。
- 国民学校初等科が、新制小学校「高田村立開小学校」に改組・改称。
- 国民学校高等科は、青年学校とともに、新制中学校「高田村立高田中学校」に統合される。
- 1954年(昭和29年)- 木造2階建て本館1棟が完成。
- 1958年(昭和33年)8月1日 - 町制施行により、「高田町立開小学校」に改称。
- 1966年(昭和41年)- プールが完成。
- 1967年(昭和42年)- 木造2階建て6教室が完成。
- 1969年(昭和44年)- 鉄筋コンクリート造2階建て6教室が完成。
- 1975年(昭和50年)- 体育館が完成。創立100周年記念式典を挙行。
- 1977年(昭和52年)- 管理棟を増築。
- 1989年(平成元年)- 鉄筋コンクリート造3階建て新校舎が完成。
- 1993年(平成5年)- パソコン室が完成。
- 2007年(平成19年)1月29日 - みやま市の発足により、「みやま市立開小学校」(最終名)に改称。
- 2012年(平成24年)- プールを改修。
- 2023年(令和5年)3月31日 - 閉校。148年の歴史に幕を下ろす。
- 最終所在地 - 〒835-0203 福岡県みやま市高田町黒崎開582番地(北緯33度05分34.0秒 東経130度26分35.5秒 / 北緯33.092778度 東経130.443194度)
- 校章 - 中央に校名の「開」の文字を配している。
- 校歌 - 作詞は高野孝子、作曲は安永武一郎による。歌詞は2番まであり、両番の歌詞中に校名の「開小学校」が登場する。
- 周辺 - 北五十丁構造改善センター(公民館)・南五十丁天満宮・みやま市コミュニティバス「南新開」バス停・福岡県道・佐賀県道18号大牟田川副線・福岡県道780号黒崎開濃施線
- 旧・岩田小学校(いわた)
- 1874年(明治7年)- 田尻に「田尻小学校」が創立。
- 1878年(明治11年)- 原村107番地に「原小学校」が創立。
- 1886年(明治19年)- 小学校令施行により、「簡易原小学校」(3年制)に改称。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、三池郡4村(田尻、原、岩津、今福)、山門郡1村(竹飯村の一部)が合併の上、岩田村が発足。
- 1892年(明治25年)4月 - 「岩田尋常小学校」(4年制)に改称。
- 1895年(明治28年)4月 - 今福に岩田高等小学校が創立。
- 1896年(明治29年)- 岩田尋常小学校が原1041番地に移転を完了。
- 1908年(明治41年)- 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。2教室を増築。
- 1909年(明治42年)- 尋常科6年を新設。
- 1912年(明治45年)- 岩田高等小学校が解散。高等科を併置の上、「岩田尋常高等小学校」(尋常科6年・高等科2年)に改称。
- 1916年(大正5年)- 農業補習学校を併置。
- 1931年(昭和6年)10月1日 - 三池郡3村(岩田・二川・江浦)が統合の上、高田村が発足。これにより高田村立の小学校となる。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「高田村 岩田国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる(六・三制の実施)。この年、PTA]が発足。
- 国民学校初等科が、新制小学校「高田村立岩田小学校」に改組・改称。
- 国民学校高等科は、新制中学校「高田村立高田中学校」に統合される。
- 1948年(昭和23年)- 校歌を制定。
- 1953年(昭和28年)- 本館を改修。北校舎を増築。給食室が完成。
- 1956年(昭和31年)- 北校舎を増築。
- 1958年(昭和33年)8月1日 - 町制施行により、「高田町立岩田小学校」に改称。
- 1962年(昭和37年)- 体育館(講堂)が完成。
- 1964年(昭和39年)- プールが完成。
- 1965年(昭和40年)4月 - 特殊学級を設置。
- 1973年(昭和48年)- 体育館を改修。創立100周年記念式典を挙行。
- 1979年(昭和54年)- 全校舎を改修。鉄筋コンクリート2階建て新校舎2棟が完成。
- 2004年(平成16年)- 運動場ナイター施設が完成。
- 2007年(平成19年)1月29日 - みやま市の発足により、「みやま市立岩田小学校」(最終名)に改称。
- 2012年(平成24年)- 特別支援学級「ふれあい教室」を開設。
- 2023年(令和5年)3月31日 - 閉校。138年の歴史に幕を閉じる。
- 最終所在地 - 福岡県みやま市高田町原1041番地(北緯33度06分40.3秒 東経130度28分27.1秒 / 北緯33.111194度 東経130.474194度)
- 校章 - 桜の花弁を背景にして、中央に校名の「岩田」の文字(縦書き)を配している。
- 校歌 - 作曲は松尾敏夫、作曲は松藤藤四郎による。歌詞は2番まであり、両番の歌詞中に校名の「岩田校」が登場する。
- 周辺 - 岩津郵便局・学校法人宮本学園認定こども園岩田幼稚園・JAみなみ筑後高田選果場・JAみなみ筑後高田グリーンセンター・福岡県道94号高田山川線・みやま市コミュニティバス「岩田小学校」停留所
- 旧・江浦小学校(えのうら)
- 1872年(明治5年)- 荻原治三郎の私塾を「江浦小学校」とする。
- 1873年(明治6年)- 江浦町に「閘明小学校」が創立。
- 1875年(明治8年)- 江浦町高城に移転の上、「江浦小学校」に改称。
- 1880年(明治13年)- 江浦町堤防脇に移転。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、三池郡2村(江浦町、江浦)と山門郡1村(徳島)が合併の上、三池郡江浦村が発足。これにより、旧・徳島村の児童が転入。
- 1892年(明治25年)4月 - 「江浦尋常小学校」に改称。
- 1901年(明治34年)- 江浦611番地に校舎を新築の上、移転を完了。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。
- 1909年(明治42年)4月1日 - 尋常科6年を新設。
- 1912年(明治45年)4月1日 - 高等科を併置の上、「江浦尋常高等小学校」に改称。
- 1922年(大正11年)- 校舎を増築。
- 1931年(昭和6年)10月1日 - 三池郡3村(岩田・二川・江浦)が統合の上、高田村が発足。これにより高田村立の小学校となる。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「江浦国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1944年(昭和19年)- 西側用水路のプールを改装。北校舎2階を増設。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる(六・三制の実施)。奉安殿跡に庭園を造成。
- 国民学校初等科は、新制小学校「高田村立江浦小学校」に改組・改称。
- 国民学校高等科は、青年学校とともに、新制中学校「高田村立高田中学校」に改組・統合される。
- 1951年(昭和26年)- 運動場を拡張。
- 1954年(昭和29年)- 図書室が完成。
- 1957年(昭和32年)- 南校舎を鉄筋校舎に改修。
- 1958年(昭和33年)8月1日 - 町制施行により、「高田町立江浦小学校」に改称。
- 1965年(昭和40年)- 特殊学級を設置。プールが完成。
- 1967年(昭和42年)- 校歌を制定。
- 1972年(昭和47年)- 創立100周年記念式典を挙行。体育館が完成。
- 1975年(昭和50年)- 北校舎中央廊下より出火し、6教室を焼失。
- 1977年(昭和52年)- 北校舎鉄筋コンクリート造2階建てを増設。
- 1983年(昭和58年)- 野外大時計が寄贈される。
- 1988年(昭和63年)- 南校舎・給食室が完成。
- 1990年(平成2年)- パソコン教室を新設。
- 2004年(平成16年)- プールの全面改装を実施。
- 2007年(平成19年)1月29日 - みやま市の発足により、「みやま市立江浦小学校」(最終名)に改称。
- 2009年(平成21年)- 北校舎に公民館施設が併設される。
- 2023年(令和5年)3月31日 - 閉校。118年の歴史に幕を閉じる。
- 最終所在地 - 〒835-0213 福岡県みやま市高田町江浦611番地(北緯33度06分36.4秒 東経130度26分51.3秒 / 北緯33.110111度 東経130.447583度)
- 校章 - 桜の花弁を背景にして、中央に校名の「江浦」の文字(縦書き)を配している。
- 校歌 - 作詞は矢ケ部信次、作曲は下川博省による。歌詞は3番まであり、各番とも歌詞中に「江浦小学校」が登場する。
- 周辺 - 西鉄 天神大牟田線 「江の浦駅」・国道208号・みやま市コミュニティバス「西鉄江の浦駅」停留所
- 統合・高田小学校
- 2023年(令和5年)
- 4月1日 - 上記4校(二川・開・岩田・江浦)を統合の上、「みやま市立高田小学校」(現校名)が開校。二川小学校の校地に校舎を増築の上、継承。
交通アクセス
[編集]- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りのバス停留所
- みやま市コミュニティバス 「高田小学校」停留所
- 最寄りの幹線道路
- 福岡県道785号上楠田濃施線
- 国道208号線 「濃施南」交差点
周辺
[編集]- 中尾八幡神社
- 下楠田公園
- ニコニコのり九州工場
脚注
[編集]参考資料
[編集]- 「福岡県教育百年史 第七巻 年表・統計編」(1980年(昭和55年)3月31日発行, 福岡県教育委員会)
- 「みやま市立小中学校再編計画」 (PDF) - みやま市ウェブサイト
- 「みやま市史 通史編 下巻」(2020年(令和2年)3月発行, みやま市)- p.656~p.657(岩田小学校)、p.658~p.659(二川小学校)、p.660~p.661(江浦小学校)、p.662~663(開小学校)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- みやま市立高田小学校 - みやま市ウェブサイト