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よろしく哀愁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
郷ひろみ > 郷ひろみの作品 > よろしく哀愁
「よろしく哀愁」
郷ひろみシングル
初出アルバム『郷ひろみデラックス』
B面 セーターに愛をこめて
リリース
規格 7インチシングル盤
8cmCD(再発)
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 安井かずみ筒美京平
チャート最高順位
郷ひろみ シングル 年表
君は特別
(1974年)
よろしく哀愁
(1974年)
わるい誘惑
(1974年)
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よろしく哀愁」(よろしくあいしゅう)は、1974年9月21日に発売された郷ひろみ10作目のシングル

解説

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記念すべき10作目となるシングルで、酒井和歌子と共演したテレビドラマ『ちょっとしあわせ』(1974年NET=現・テレビ朝日)の主題歌として発売された。

作詞の安井かずみが本作のA面とB面(『セーターに愛をこめて』)を逆に書いたままパリに行ってしまい、連絡が取れなかったため、曲に乗るよう酒井政利が急遽詞を書き直した[1]

デビュー以来作曲提供の多かった筒美京平が本作でも作曲を務め、オリコンシングルチャートジャニーズ事務所所属歌手として初の第1位を獲得した。郷最大のヒット作品で、唯一のオリコン1位獲得作品。

1989年3月21日には8cmCDが再発。レコード会社独自企画である。カップリング曲が1981年のヒット曲「お嫁サンバ」に差し替えられた。2005年10月5日にもシングルBOX内の1枚として、A面曲「よろしく哀愁」オリジナル・カラオケヴァージョンが追加され再発された。

収録曲

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全曲 作詞:安井かずみ/作曲:筒美京平/編曲:森岡賢一郎

  1. よろしく哀愁(2分53秒)
  2. セーターに愛をこめて(3分16秒)

カバー

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アンサーソング

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  • 2005年、ニューロティカ「よろしく哀愁パートII」(アルバム『DIVE INTO FEEDBACK』に収録)

シンシア(南沙織)のカバー

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「よろしく哀愁」
シンシア(南沙織)シングル
初出アルバム『Cynthia Best〜Eternity
B面 Art of Loving
リリース
規格 8cmCD
ジャンル J-POP
時間
レーベル ソニー・レコード
作詞・作曲 作詞: 安井かずみ
作曲: 筒美京平
プロデュース 酒井政利
シンシア(南沙織) シングル 年表
約束
1993年
よろしく哀愁
(1994年)
愛は一度だけですか
1996年
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シンシア(南沙織)のカヴァーによる「よろしく哀愁」は、通算31枚目のシングルとして、1994年6月22日に発売された。発売元はソニー・レコード(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)。

シンシア版解説

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本シングルを含めた全33枚のシングルA面曲において、日本の歌手が歌った楽曲を南がカバーしたのは本楽曲のみである[2]

シンシア(南沙織)のヴァージョンはKDD(現:KDDI)ファミリートークのCMソングに起用された。安井かずみ・筒美京平のコンビからアルバム『Cynthia Street』(1975年6月21日)でオリジナル楽曲の提供を受けた実績がある。

音楽プロデューサー酒井政利は数多くのアーティストをプロデュースしているが、自著で「言ってみれば南沙織が長女、郷ひろみが長男みたいなもの」と両名を語っている。「よろしく哀愁」は、そんな酒井のプロデュース業の原点といえる両名の歌唱ヴァージョンが存在する、唯一のシングルA面曲となった。

カップリング曲は1993年10月1日発売のアルバム『Art of Loving』タイトル曲で、山崎ハコからの提供曲である。

シンシア版シングル収録曲

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  1. よろしく哀愁(4:59)
    • 作詞:安井かずみ、作曲:筒美京平、編曲:服部隆之
    • KDDファミリートーク CFイメージソング
  2. Art of Loving(4:46)
  3. よろしく哀愁 ‐オリジナルカラオケ‐

シンシア版収録作品

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脚注

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  1. ^ “【話の肖像画】歌手・郷ひろみ(65)(17)衝撃の歌詞「お嫁サンバ」”. Newsポストセブン. (2021年1月18日). https://www.news-postseven.com/archives/20210118_1628816.html?DETAIL 2021年1月18日閲覧。 
  2. ^ 洋楽のカバーでは、「カリフォルニアの青い空」(1973年7月5日)・「グッバイガール」(1978年10月21日、A面の歌詞は日本語)がある。