Cynthia Best 〜 Eternity
『Cynthia Best 〜 Eternity』 | ||||
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シンシア(南沙織) の ベスト・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1971年 - 1978年 1992年 - 1996年 | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | Sony Records | |||
シンシア(南沙織) アルバム 年表 | ||||
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『Cynthia Best 〜 Eternity』(シンシア・ベスト エタニティー)は、シンシア(南沙織)のベスト・アルバム。1996年6月21日発売。発売元はSony Records。規格品番はSRCL-3519。
解説
[編集]シングルレコード「17才」(SONA-86183)で歌手デビューを果たしてから25周年を迎えた時期に発売された記念商品で、1970年代に発表された南沙織名義の作品群と、1992年から1996年の間に発表されたシンシア名義の作品群から選曲されたベスト・アルバムである。30周年、35周年にはCD-BOXセットが発売されており、それらと比較すると本作の規模は小さいものではあるが、このアルバムが南沙織時代とシンシア時代の既発表楽曲が1枚に収まった初のベスト盤である[1]。
当時の最新シングル曲「愛は一度だけですか」(SRDL-4143)と、小岩井乳業製品のコマーシャルソングに起用されながら未CD化であった「ふたり」が初収録された。この「ふたり」は、本ベスト・アルバムのみに収録されている。
ブックレット内には歌詞や活動当時の写真に加え、南沙織時代に発表された全28枚のシングルA面曲中、過半数以上である16曲の作詞を担当した最重要作詞家・有馬三恵子から寄せられた、25周年記念の寄稿文「異国の少女」が掲載されている。その中でデビュー時の南沙織について、「人生の短い少女期の風情を、きっちりと個性にしていたヒト」と評した。なお有馬とシンシアは1970年代当時、顔を合わせる機会は録音ブースで挨拶する時くらいであったと後に述べている[2]。
ほか、巻末に「南沙織(シンシア)ヒストリー」という年表が掲載されているが、誤記箇所が多く見受けられる。たとえば、1974年7月発売の9枚目のスタジオ・アルバム名が『夏の感情』でなく『夏の序曲』になっている。CDトレイ下はさよならコンサート時の写真を使用。
収録曲
[編集]- 哀愁のページ(2:48)
- 17才(2:46)
- 作詞: 有馬三恵子、作曲・編曲: 筒美京平
- ともだち(3:07)
- 作詞: 有馬三恵子、作曲・編曲: 筒美京平
- 純潔(3:01)
- 作詞: 有馬三恵子、作曲・編曲: 筒美京平
- あの場所から(3:01)
- 色づく街(2:50)
- 作詞: 有馬三恵子、作曲・編曲: 筒美京平
- ひとかけらの純情(3:05)
- 作詞: 有馬三恵子、作曲・編曲: 筒美京平
- 人恋しくて(4:23)
- 哀しい妖精(3:41)
- 春の予感‐I've been mellow‐(3:09)
- 作詞・作曲・編曲: 尾崎亜美
- 青空(4:45)
- ファンレター ‐SO GOOD SO NICE‐(Remix version)(5:27)
- 作詞: 阿久悠、作曲: 筒美京平、編曲: 萩田光雄
- 約束(4:01)
- よろしく哀愁(4:58)
- 作詞: 安井かずみ、作曲: 筒美京平、編曲: 服部隆之
- ふたり(4:58)
- 愛は一度だけですか(5:05)
- 作詞: 阿久悠、作曲: 都志見隆、編曲: 重実徹
関連作品
[編集]- 新曲、既発表曲の新音源を含むアルバム、ボックス・セット
- 20才まえ - シングルA面曲の「New Vocal ver.」を収録
- 南沙織ヒット全曲集(1974年) - シングルA面曲の「SQ 4ch ver.」を収録
- 南沙織ベスト Recall 〜28 SINGLES SAORI + 1〜 - 「ファンレター -SO GOOD SO NICE-」を収録
- CYNTHIA ANTHOLOGY - 「あなたの腕で泣けるまで」を収録
脚注
[編集]- ^ 1992年2月21日に発売されたシングル・コレクションアルバム『南沙織ベスト Recall 〜28 SINGLES SAORI + 1〜』(SRCL-2315/6)にもシンシア名義の「ファンレター ‐SO GOOD SO NICE‐」が収録されているが、当楽曲はベストとしての選曲でなく新曲である。
- ^ CD-BOXセット『CYNTHIA ANTHOLOGY』(2000年6月7日発売:SRCL-4801/6)内における、有馬三恵子へのインタビュー記事より。