アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド

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アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンド
所在地アルゼンチンサンティアゴ・デル・エステロ州テルマス・デ・リオ・オンド
標準時GMT −3
座標南緯27度30分21.1秒 西経64度54分52.1秒 / 南緯27.505861度 西経64.914472度 / -27.505861; -64.914472座標: 南緯27度30分21.1秒 西経64度54分52.1秒 / 南緯27.505861度 西経64.914472度 / -27.505861; -64.914472
設計者ヤルノ・ザッフェーリ
主なイベントMotoGP, WTCC, スーパーTC2000
コース長4.805 km (2.986 mi)
コーナー数14
旧レイアウト (2007–2012)

アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンド (Autódromo Termas de Río Hondo) は、アルゼンチンサンティアゴ・デル・エステロ州テルマス・デ・リオ・オンドに位置するサーキット

2007年に完成した本サーキットは、2012年にイタリア人設計家のヤルノ・ザッフェーリの設計を元に改修、完全なオーバーホールが行われた[1]2014年には15年ぶりにロードレース世界選手権アルゼンチングランプリを開催した[2]

2013年には世界ツーリングカー選手権第15、16戦を開催、またMotoGPMoto2の公式テストが行われた[3][4]。同年ロードレース世界選手権アルゼンチングランプリが開催される予定であったが[5]、アルゼンチン政府によるレプソルYPFの再国有化およびアルゼンチンへのガス輸出のその後の取り消しによって、レプソルがスポンサードするホンダMotoGPチームの安全が懸念され、開催の一年の延期が強いられた[6]

その他本サーキットではTC2000ツーリスモ・カレテラフォーミュラ・ルノーなどが開催される。

記録[編集]

イベント クラス タイム 車両
2014年のアルゼンチングランプリ MotoGP 1:37.683 ホンダ・RC213V
2015 Argentinian Súper TC 2000 Championship STC2000 1:43.119 フィアット・リネア
2014 FIA WTCC Race of Argentina WTCC 1:43.766 シトロエン・Cエリゼ
2014年のアルゼンチングランプリ Moto2 1:43.961 カレックス
2013 Argentinian TC 2000 Championship TC2000 1:45.336 シボレー・クルーズ
2014年のツーリスモ・カレテラ Turismo Carretera 1:46.865 フォード・ファルコン
2014年のアルゼンチングランプリ Moto3 1:49.109 ホンダ・NSF250RW

参照[編集]

  1. ^ Unlocking the mysteries of Termas de Rio Hondo: An Interview with Jarno Zaffelli”. Sportskeeda. 2014年5月3日閲覧。
  2. ^ 2014 Calendar”. MotoGP.com. Dorna Sports. 2014年4月15日閲覧。
  3. ^ http://www.motogp.com/en/news/2013/termas+de+rio+hondo+statement MotoGP in Termas de Rio Hondo
  4. ^ 2014 MotoGP Schedule Announced: Laguna Seca Dropped”. Fox Sports (2013年10月2日). 2013年10月2日閲覧。
  5. ^ “MotoGP to return to Argentina in 2013”. MotoGP.com (Dorna Sports). (2011年9月13日). http://www.motogp.com/en/news/2011/MotoGP+to+return+to+Argentina+in+2013 2011年9月14日閲覧。 
  6. ^ “Officially Confirmed: Argentina MotoGP Round Postponed Until 2014, Qatar A Week Later”. (2012年11月23日). http://motomatters.com/news/2012/11/23/officially_confirmed_argentina_motogp_ro.html 2014年4月30日閲覧。 

外部リンク[編集]