マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット
概要 | |
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所在地 | インドネシア 西ヌサ・トゥンガラ州 中部ロンボク県プジュット |
座標 | 南緯8度53分43秒 東経116度18分21秒 / 南緯8.89528度 東経116.30583度座標: 南緯8度53分43秒 東経116度18分21秒 / 南緯8.89528度 東経116.30583度 |
営業期間 | 2021年11月 - |
収容人数 | 195,700人 |
主なイベント |
ロードレース世界選手権, SBK GTワールドチャレンジ・アジア |
コース設計者 | POPULOUS |
国際レーシングコース(2輪) | |
使用期間 | 2021年 - |
コース長 | 4.313km |
コーナー数 | 17 |
ラップレコード |
1分30秒906 (2023年) エネア・バスティアニーニ ドゥカティ・コルセ (MotoGP) |
プルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット(英語: Pertamina Mandalika International Street Circuit)は、インドネシア・西ヌサ・トゥンガラ州セントラル・ロンボク県プジュットにあるサーキットである。
「プルタミナ」はスポンサーであるインドネシア国有の石油・天然ガス関連企業。「ストリート・サーキット」と称しているが、仮設の公道コースではなく、常設のクローズド・サーキットである。
概要
[編集]2021年、バリ島に近いロンボク島南部のマンダリカ地区に完成した。この一帯は国家事業としてマリンリゾート開発が進行中であり、サーキットの南側はインド洋に面し、サーフスポットとして知られるビーチが広がる。
コース全長は約4.3km。路面はほぼ平坦で、右コーナーが11、左コーナーが6。直線が短く、中高速コーナーが連続するテクニカルタイプのコースである。
グランドスタンド席5万席、収容人数は195,700人[1]。サーキットのピットビルは全長350メートルで2階建て(一部3階建て)で、ピットガレージは50台収容できる。レースが開催されていない時は、ピットビルを会議センターにすることもできる[2]。レースコントロールから100メートルのところには、3つのヘリポートを備えた医療センタービルがある[3]。
2021年11月、スーパーバイク世界選手権 (SBK) が開催され、2022年3月にはロードレース世界選手権 (MotoGP) のインドネシアグランプリが15年ぶりに当地で開催された。同年2月にはGPライダー達による公式テスト走行が行われたが、路面剥離への懸念が示され、グランプリ開幕前に再舗装が行われた[4]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Indraini, Anisa「Sirkuit Mandalika Bisa Tampung Ratusan Ribu Orang, Ini Fasilitasnya」『Detik.com』18 November 2020。オリジナルの28 October 2021時点におけるアーカイブ。3 October 2021閲覧。
- ^ “Indonesian street circuit 'something special in MotoGP history'” (英語). Crash (2019年3月20日). 2022年3月18日閲覧。
- ^ Pujianto, Eko (2022年3月16日). “Mandalika Punya Medical Center Canggih” (インドネシア語). 2022年3月18日閲覧。
- ^ “路面に不満続出のMotoGPインドネシアGP、3月の開催前までに再舗装実施が決定”. motorsport.com日本版 (2022年2月16日). 2024年10月16日閲覧。