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アジアハイウェイ4号線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アジアハイウェイ
AH-4
アジアハイウェイ4号線
地図
路線延長 4,811km
起点 ロシアの旗 ロシア連邦ノヴォシビルスク州ノヴォシビルスク
アジアハイウェイ6号線と接続)
主な経由国 ロシアの旗 ロシア
モンゴルの旗 モンゴル
中華人民共和国の旗 中国
パキスタンの旗 パキスタン
終点 パキスタンの旗 パキスタンシンド州カラチ
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

アジアハイウェイ4号線(アジアハイウェイ4ごうせん)は、アジアハイウェイの路線の一つで、総延長は4,811km[1]である。

概要

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起点はロシア連邦ノヴォシビルスク州ノヴォシビルスクで、アジアハイウェイ6号線から分岐した後南下し、アルタイ地方アルタイ共和国を通りモンゴルの西端部に入る。かつてはモンゴル・中国国境からウルムチまでの設定はなかったが、現在は道路が整備されたため、アルタイ地区チンギル県からG216国道などを経由してウルムチに至る。その後ウルムチからカシュガルまではかつての天山南路とほぼ同じルートとなる。

カシュガルからカラコルム・ハイウェイとなるアジアハイウェイ4号線は、クンジュラブ峠を越えてパキスタンフンザ地域に入るが、2010年1月4日に発生した土砂災害によってフンザ川英語版の渓谷の一部がせきとめられ、長さ18kmに及ぶアッタバード湖が形成されたことで一時的に不通となったが、2015年に迂回路が開通した[2]。アッタバード湖を抜けると、フンザ観光の中心地カリーマーバード英語版があり、ギルギット・バルティスタンジャグロット英語版からカイバル・パクトゥンクワ州サーコット英語版までインダス川沿いに南下した後、パンジャーブ州ハッサナブダル英語版アジアハイウェイ1号線と合流し、州都ラホールまで重複区間となる。

ラホールから先はアジアハイウェイ2号線との重複区間となるが、シンド州サッカル地区英語版ローリ英語版でアジアハイウェイ2号線と分岐し、再びインダス川沿いに南下する。その後、ハイデラバードでインダス川を渡り、シンド州州都のカラチが終点となる。

経路

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ロシア連邦

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アルタイ地方のロシア連邦道路M52

モンゴル

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中華人民共和国

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タシュクルガン・タジク自治県附近のG314国道

パキスタン

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アッタバード湖

国境

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国境通過点
通過国1 通過国2 位置
ロシアの旗 ロシア モンゴルの旗 モンゴル 北緯49度38分36.1秒 東経89度26分32.3秒 / 北緯49.643361度 東経89.442306度 / 49.643361; 89.442306
モンゴルの旗 モンゴル 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 北緯46度08分32.5秒 東経90度59分37.2秒 / 北緯46.142361度 東経90.993667度 / 46.142361; 90.993667
中華人民共和国の旗 中華人民共和国 パキスタンの旗 パキスタン 北緯36度51分01.2秒 東経75度25分42.0秒 / 北緯36.850333度 東経75.428333度 / 36.850333; 75.428333

脚註

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  1. ^ Asian Highway Handbook” (PDF). UNESCAP (2003年). 2012年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月7日閲覧。
  2. ^ “PM inaugurates tunnels over Attabad Lake in G-B”. The Express Tribune. (2015年9月14日). https://tribune.com.pk/story/956452/pm-inaugurates-tunnel-over-attabad-lake-in-g-b/ 2023年12月10日閲覧。 

出典

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関連項目

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