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アニマロッサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポルノグラフィティ > アニマロッサ
「アニマロッサ」
ポルノグラフィティシングル
初出アルバム『∠TRIGGER
B面 小規模な敗北
邪険にしないで
リリース
ジャンル J-POPロック
時間
レーベル SME Records
作詞・作曲 岡野昭仁
プロデュース 田村充義本間昭光
チャート最高順位

オリコン

  • 週間3位[1]
  • 2009年11月度月間9位[2]
  • 2009年度年間94位
ポルノグラフィティ シングル 年表
この胸を、愛を射よ
(2009年)
アニマロッサ
(2009年)
瞳の奥をのぞかせて
2010年
ミュージックビデオ
「アニマロッサ」 - YouTube
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アニマロッサ」(イタリア語: Anima Rossa)は、ポルノグラフィティの楽曲。2009年11月25日SME Recordsより29作目のシングルとしてリリースされた。

概要

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前作『この胸を、愛を射よ』から2か月半ぶりのリリース。

表題曲「アニマロッサ」は、テレビ東京系列放送アニメ『BLEACH』のオープニングテーマとして書き下ろされた。

初回仕様は『BLEACH』オリジナルワイドキャップステッカーとなっており、特典として『BLEACH』オリジナルポスター型カレンダー、「アニマロッサ」ビデオクリップ Special Ver.ネット鑑賞用パスワードが封入されている[3]

本作のリリースから3日後の2009年11月28日には自身初の東京ドーム公演『東京ロマンスポルノ'09 〜愛と青春の日々〜』を開催し、本作収録の「アニマロッサ」「邪険にしないで」が初披露された[4]

年間TOP100入りは本作が最後。

収録曲

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全編曲: ak.homma, Porno Graffitti。
#タイトル作詞・作曲時間
1.「アニマロッサ」岡野昭仁
2.「小規模な敗北」新藤晴一
3.「邪険にしないで」新藤晴一
合計時間:

楽曲解説

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  1. アニマロッサ
    テレビ東京系列放送アニメ『BLEACH』第11期オープニングテーマ
    • 今宵、月が見えずとも[注釈 1]」に続き、2年連続での『BLEACH』シリーズへのタイアップ起用となった。
    • 『BLEACH』で描かれている「主人公が色々な困難から自分の大事な人を守ろうとする姿」をテーマに楽曲が制作され、タイトルのアニマロッサイタリア語: Anima Rossa)は「赤い魂」という意味がある[5]。詞曲を手掛けた岡野は「誰かを守りたいと思ったとき、柔らかくも大きく包み込むような守り方というものもありますが、相手に突き刺さってしまうくらい心の中に煮えたぎっている愛情というものもあると思ったので、今回はそれを曲、歌詞の中に詰め込んだことでこのタイトルになりました[5]」と語っている。
    • MVではメンバーの他に「何かと闘い打ちのめされる能面姿の男」が登場する[5]。これは監督の長添雅嗣が本楽曲を聴いたときに「ボロボロになってる男の姿(反撃できないのに、なぜかカッコイイ男の姿)」を思い浮かべたことがきっかけだという[5]。また、前述のように別バージョンのMVが存在する。
    • 6年連続8回目の出場となった『第60回NHK紅白歌合戦』では本楽曲を披露した[6]。なお、『BLEACH』関連の楽曲が『NHK紅白歌合戦』で披露されるのは本楽曲が初めてである。
    • 2011年12月14日にリリースされた『BLEACH』のキャラクターコンセプトアルバム『ブリコン 〜BLEACH CONCEPT COVERS〜 2』でウルキオラ・シファー(声: 浪川大輔)によってカバーされた。
  2. 小規模な敗北
    • 目の前の壁を恐れて、夢を先延ばしにすることの愚かさを歌ったミディアムロックナンバー[5]
    • 詞曲を手掛けた新藤は「自分の生まれたときが、自分の持っている"可能性"のいちばん大きいときなんだとしたら、可能性が消耗されていくことを傍観者のように許しているのは"自分"と"現実"を折り合わせるためだという、そういうことをこの曲では書いています」と語っており、キャッチーなタイトルとは裏腹に「自暴自棄」「自分への怒り」が綴られている[5]
  3. 邪険にしないで
    • 柔らかなサウンドに愛しい人への思いを優しく綴った楽曲で[5]、歌詞は全編広島弁となっている。[7]
    • タイトルは「邪険じゃけん」と広島弁の語尾につけられる「〜じゃけん」を引っ掛けたダジャレである[5]
    • 2010年に開催されたホールツアー『11thライヴサーキット "∠TARGET"』では「邪険にしないで 〜ご当地Ver.〜」として会場毎に一番の歌詞をその土地の方言に変えて披露された[5]。同ツアーのアンコール公演『11thライヴサーキット "∠TARGET" ENCORE』では、メンバーが選出した"ベスト・オブ・「邪険にしないで」"として青森弁バージョンが披露された[5]

Additional Musicians

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  1. アニマロッサ
  2. 小規模な敗北
  3. 邪険にしないで
    • Drums: 村石雅行
    • Bass: 根岸孝旨
    • Synthesist: 飯田高広
    • Piano, Organ & All Other Instruments: ak.homma

収録作品

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タイトル 収録作品
アニマロッサ
小規模な敗北
  • 作品未収録
邪険にしないで
  • ライヴ映像
    • ライヴDVD/BD『"∠TARGET" LIVE IN JCB HALL 2010』

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ アニマロッサ ポルノグラフィティのプロフィールならオリコン芸能事典”. ORICON STYLE. オリコン (2013年2月6日). 2013年2月20日閲覧。
  2. ^ you大樹”. オリコン (2013年2月6日). 2013年2月20日閲覧。
  3. ^ アニマロッサ”. ソニーミュージックオフィシャルサイト. 2022年10月13日閲覧。
  4. ^ ポルノグラフィティ、初の東京ドーム大成功”. BARKS (2009年11月29日). 2022年10月13日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j 『PORNOGRAFFITTI × PATi・PATi COMPLETE BOOK ~15years file~ 2』シンコーミュージック、2014年12月22日、258,265,281頁。 
  6. ^ NHK紅白歌合戦ヒストリー”. www1.nhk.or.jp. 2022年10月13日閲覧。
  7. ^ ポルノグラフィティ “しまなみロマンスポルノ’18 〜THE LIVE VIEWING〜”全国100箇所の映画館で開催されたポルノグラフィティのスペシャルライブ・ビューイングが11月に...”. PR TIMES (2018年10月22日). 2022年10月13日閲覧。
テレビアニメBLEACHオープニングテーマ
2004年10月5日 - 2012年3月27日
前作:
SCANDAL
少女S
ポルノグラフィティ
アニマロッサ
次作:
miwa
chAngE

外部リンク

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