アブナー・アブレイユ
基本情報 | |
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国籍 | ドミニカ共和国 |
出身地 | サンペドロ・デ・マコリス州サンペドロ・デ・マコリス |
生年月日 | 1989年10月24日(34歳) |
身長 体重 |
190 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2006年 アマチュアFA |
初出場 | NPB / 2014年5月23日 |
最終出場 | NPB / 2014年6月1日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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アブナー・アブレイユ・ゴメス(Abner Abreu Gomez , 1989年10月24日 - )は、ドミニカ共和国サンペドロ・デ・マコリス州サンペドロ・デ・マコリス出身の元プロ野球選手(外野手)。右投右打。
経歴[編集]
プロ入りとインディアンス傘下時代[編集]
2007年に、クリーブランド・インディアンスに入団。ルーキーリーグでは4試合に出場して、打率.303の成績を残した。
2008年はルーキーリーグで51試合に出場し、打率.251、11本塁打、37打点の成績を残した。
2009年は傘下A級レイクカウンティ・キャプテンズに昇格。63試合に出場して、打率.305、7本塁打、30打点の成績を残した。
2010年は傘下A+級キンストン・インディアンスに昇格。106試合に出場して、打率.252、4本、58打点を記録した。
2011年も傘下A+級キンストンでプレー。後述の移籍まで92試合で自己最多の12本塁打、19盗塁を記録した。
カブス傘下時代[編集]
2011年7月28日に福留孝介のトレード相手の1人としてシーズン途中にシカゴ・カブスに移籍[1]。移籍後は傘下A+級デイトナ・カブスで25試合に出場した。
ブレーブス傘下時代[編集]
2012年5月23日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだ[1]。傘下A級ローマ・ブレーブスで19試合に出場したが、打率.207、本塁打0、3打点という成績に終わり、6月18日に自由契約となった。
西武時代[編集]
2012年11月1日から埼玉西武ライオンズの秋季キャンプで入団テストを受け、11月20日に同じドミニカ共和国出身のアニェニル・メンドーサと共に育成選手契約を結んだ[2]。
2013年は6月上旬までに二軍でチームトップの5本塁打、打率.293の成績を残し、支配下登録の候補にも挙がったが[3]、6月16日に球団がクリス・カーターを獲得したため、外国人枠の関係から支配下登録は実現しなかった。しかしながら、ファームでチーム最多の98試合に出場し、安打、本塁打、打点など打撃部門ほぼすべてにおいてチーム最多を記録。しかし、前半戦で2割台後半あった打率も最終的には.252であった。シーズン終了後に翌年も育成選手契約を継続することが発表された。
2014年、この年も二軍で起用され、5月22日に支配下選手登録されることが発表された[4][5]。背番号は、72[5]。支配下登録翌日の5月23日に一軍に登録され[6]、同日の対東京ヤクルトスワローズ戦(西武ドーム)で初出場、初先発した[7]。9月20日に球団より契約を解除し、ウエーバー公示にかけられることが発表された[8]。
独立リーグ・高知時代[編集]
2015年8月14日、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスに入団[9]。入団後は、リーグ戦21試合に出場して、打率.203、2本塁打、4打点という成績を残した。
巨人時代[編集]
2015年11月6日、読売ジャイアンツと育成契約を結んだことが球団から発表された[10]。背番号は014。
2016年3月30日付で、支配下登録契約へ移行した。NPBでは西武時代の2014年以来の支配下登録で、背番号は33に変更となった[11]。シーズン終了後の12月2日、自由契約公示された[12]。
選手としての特徴・人物[編集]
身長190cmの大型外野手で、高い身体能力を誇る[13]。荒削りながら俊足強打が武器[14]。
明るい性格で来日後は「アブさん」の愛称で親しまれた[15]。
詳細情報[編集]
年度別打撃成績[編集]
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2014 | 西武 | 7 | 17 | 16 | 4 | 4 | 0 | 1 | 0 | 6 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 2 | .250 | .294 | .375 | .669 |
通算:1年 | 7 | 17 | 16 | 4 | 4 | 0 | 1 | 0 | 6 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 2 | .250 | .294 | .375 | .669 |
記録[編集]
- NPB
- 初出場・初先発出場:2014年5月23日、対東京ヤクルトスワローズ1回戦(西武ドーム)、7番・右翼手で先発出場
- 初打席:同上、2回裏に木谷良平から二塁併殺打
- 初安打・初打点:2014年5月24日、対東京ヤクルトスワローズ2回戦(西武ドーム)、1回裏にクリス・ナーブソンから左前適時打
- 初盗塁:同上、1回裏に二盗(投手:クリス・ナーブソン、捕手:相川亮二)
独立リーグでの打撃成績[編集]
年 度 |
球 団 |
打 率 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
三 振 |
四 球 |
死 球 |
犠 打 |
犠 飛 |
盗 塁 |
長 打 率 |
出 塁 率 |
併 殺 打 |
失 策 |
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2015 | 高知 | .203 | 21 | 72 | 64 | 4 | 13 | 2 | 0 | 2 | 4 | 23 | 6 | 1 | 0 | 1 | 0 | .328 | .277 | 2 | 0 |
通算:1年 | .203 | 21 | 72 | 64 | 4 | 13 | 2 | 0 | 2 | 4 | 23 | 6 | 1 | 0 | 1 | 0 | .328 | .277 | 2 | 0 |
背番号[編集]
- 125 (2013年 - 2014年5月21日)
- 72 (2014年5月22日 - 同年終了)
- 5 (2015年8月14日 - 同年終了)
- 014 (2016年 - 同年3月29日)
- 33 (2016年3月30日 - 同年終了)
脚注[編集]
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2024年1月1日閲覧。
- ^ “育成選手契約について”. 埼玉西武ライオンズ (2012年11月20日). 2012年12月1日閲覧。
- ^ “西武、育成アブレイユ支配下登録候補に”. デイリースポーツ (2013年6月11日). 2013年10月16日閲覧。
- ^ 支配下選手登録 (2014年度シーズン途中・2月以降) 2014年5月22日閲覧。
- ^ a b アブナー・アブレイユ選手 支配下登録のお知らせ 2014年5月22日閲覧。
- ^ 【パ・リーグ公示】5月23日 西武・アブレイユが登録 2014年5月24日閲覧。
- ^ 西武、交流戦開幕3連敗…伊原監督「いきなり4点じゃ、ね」 2014年5月24日閲覧。
- ^ 埼玉西武ライオンズ選手契約について西武球団公式サイト2014年9月20日配信
- ^ 高知FD入団選手のお知らせ - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2015年8月14日)
- ^ 新外国人選手との育成契約合意について読売巨人軍公式サイト(2015年11月6日)
- ^ アブレイユ選手と支配下選手契約読売巨人軍公式サイト(2016年3月30日)
- ^ “自由契約選手|2016年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2016年12月2日). 2016年12月4日閲覧。
- ^ “念願の支配下選手に | 野球コラム”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年5月9日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2015年11月7日). “巨人と育成契約のアブレイユ「もう一度、1軍戻りチームに貢献したい」”. サンスポ. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “西武の育成助っ人アブさん 大暴れ4安打「うれしすぎ」 - スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年5月9日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 個人年度別成績 アブナー・アブレイユ - NPB.jp 日本野球機構