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アミーゴ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『アミーゴ』
サンタナスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ラテン・ロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース デヴィッド・ルービンソン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 10位(アメリカ)
  • 13位(イギリス)
  • サンタナ アルバム 年表
    不死蝶
    (1974年)
    アミーゴ
    (1976年)
    フェスティバル
    (1976年)
    テンプレートを表示

    アミーゴ』(原題: Amigos)は、サンタナ1976年に発表したアルバム。

    解説

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    本作ではグレッグ・ウォーカーがリード・ボーカルを担当。ゲスト・ミュージシャンはコーラス隊のみで、ほぼ全編、バンド6人のみによる演奏となっている。無名時代のサンタナを見初めたプロモーターのビル・グラハムは、1975年にバンドのマネージャーとなり、カルロス・サンタナに明快なラテン・ロックへの回帰を勧めたという[1]。その結果、本作はサンタナ名義の作品としては4年ぶりに、全米トップ10にランク・インした。

    ジャケット・デザインは、『ロータスの伝説』と同じく横尾忠則が担当。

    「ジプシー仲間」の歌詞はスペイン語。2014年11月4日、カルロス・サンタナの回顧録「The Universal Tone: Bringing My Story to Light」[2]が出版された。それに伴いNPRの音楽番組『Alt.Latino』にゲストDJとして出演した時のインタビューの中で、「アルマンド・ペラーサとの曲で一番に思い浮かぶのは?」という問いに対し、カルロス・サンタナは即座に「Gitano(ヒタノ)!」と、この曲の名を挙げた[3]

    インストゥルメンタルの「哀愁のヨーロッパ」は日本で人気を博し(1991年に、三菱・ランサーのCM曲として使われた)、独自企画のシングルとしてリリースされた[4]。「レット・イット・シャイン」は、本国アメリカでシングル・カットされ、全米77位。

    収録曲

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    2. 6. はインストゥルメンタル。

    1. ダンス・シスター・ダンス - "Dance Sister Dance (Baila Mi Hermana)" (Leon 'Ndugu' Chancler, Tom Coster, David Rubinson) - 8:14
    2. テイク・ミー・ウィズ・ユー - "Take Me With You" (L. Chancler, T. Coster) - 5:24
    3. レット・ミー - "Let Me" (Carlos Santana, T. Coster) - 4:49
    4. ジプシー仲間 - "Gitano" (Armando Peraza) - 6:11
    5. テル・ミー・ユー・アー・タイアード - "Tell Me Are You Tired" (L. Chancler, T. Coster) - 5:39
    6. 哀愁のヨーロッパ - "Europa (Earth's Cry Heaven's Smile)" (C. Santana, T. Coster) - 5:04
    7. レット・イット・シャイン - "Let It Shine" (David Brown, Ray Gardner) - 5:42

    参加ミュージシャン

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    ゲスト・ミュージシャン

    • マキシン・ウィラード・ウォーターズ、ジュリア・ティルマン・ウォーターズ、アイヴォリー・ストーン - バッキング・ボーカル

    脚注

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    1. ^ フェスティバル』日本盤CD(SRCS 9830)ライナーノーツ(大伴良則、2000年)
    2. ^ ISBN 978-0-31624-492-3
    3. ^ In Music, Carlos Santana Seeks The Divine”. NPR.org (04 November 2014). 14 November 2014閲覧。
    4. ^ デジマート ギター・マガジン・オンライン