コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アリア・アトキンソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アリア・アトキンソン
選手情報
フルネーム アリア・シャニー・アトキンソン
国籍 ジャマイカの旗 ジャマイカ
泳法 平泳ぎ個人メドレー
大学 アメリカ合衆国の旗 テキサスA&M大学
生年月日 (1988-12-11) 1988年12月11日(35歳)
生誕地 ジャマイカの旗 セント・ジェームズ教区
身長 172cm
体重 65kg
獲得メダル
国際大会 1 2 3
世界選手権 0 1 1
世界短水路選手権 4 4 2
コモンウェルスゲームズ 0 2 1
パンアメリカン大会 0 2 0
中央アメリカ・カリブ海大会 11 1 2
合計数 15 10 6
競泳 女子
ジャマイカの旗 ジャマイカ
世界選手権
2015 カザン 50m平泳ぎ
2015 カザン 100m平泳ぎ
世界短水路選手権
2014 ドーハ 100m平泳ぎ
2016 ウィンザー 100m平泳ぎ
2018 杭州 50m平泳ぎ
2018 杭州 100m平泳ぎ
2012 イスタンブール 50m平泳ぎ
2012 イスタンブール 100m平泳ぎ
2014 ドーハ 50m平泳ぎ
2016 ウィンザー 50m平泳ぎ
2016 ウィンザー 100m個人メドレー
2018 杭州 100m個人メドレー
コモンウェルスゲームズ
2014 グラスゴー 50m平泳ぎ
2018 ゴールドコースト 50m平泳ぎ
2014 グラスゴー 100m平泳ぎ
パンアメリカン大会
2011 グアダラハラ 200m個人メドレー
2015 トロント 100m平泳ぎ
中央アメリカ・カリブ海大会
2006 カルタヘナ 50m平泳ぎ
2006 カルタヘナ 100m平泳ぎ
2006 カルタヘナ 50mバタフライ
2006 カルタヘナ 200m個人メドレー
2010 マヤグエス 50m平泳ぎ
2010 マヤグエス 100m平泳ぎ
2010 マヤグエス 200m平泳ぎ
2010 マヤグエス 200m個人メドレー
2018 バランキージャ 50m平泳ぎ
2018 バランキージャ 100m平泳ぎ
2018 バランキージャ 50mバタフライ
2006 カルタヘナ 200m平泳ぎ
2018 バランキージャ 50m自由形
2018 バランキージャ 100mバタフライ
テンプレートを表示

アリア・シャニー・アトキンソン(Alia Shanee Atkinson, 1988年12月11日 - )は、ジャマイカセント・ジェームズ教区出身の元女子競泳選手。専門は平泳ぎ。競泳の世界タイトルを獲得した史上初の黒人女性であり、世界選手権世界短水路選手権でメダルを獲得した史上初のジャマイカ人でもある。世界選手権では銀と銅の2つのメダルを獲得、世界短水路選手権では4つの金を含む10個のメダルを獲得した。100m平泳ぎの短水路世界記録保持者、50m平泳ぎの元短水路世界記録保持者。

経歴

[編集]

生い立ち

[編集]

父トウィーズミュアと母シャロンの3番目の子として、ビーチまで30~40分ほどの場所のセント・ジェームズ教区ローハンプトン(Roehampton)に生まれる[1]。ジャマイカには泳げない人が多く、両親は子供たちにそうなってほしくないという理由から水泳をさせた[2]。アトキンソンも3歳で水泳を始め、11歳の時に初めてCARIFTA英語版地域の大会のジャマイカ代表に選出された[3]。その後アトキンソンが12~13歳の頃に一家はアメリカフロリダに移住した[1]。高校はチャールズ・W・フラナガン高校英語版に進学し、在学中の15歳の時にアテネオリンピックに出場した[4]

テキサスA&M大学での活躍

[編集]

高校時代に水泳で優秀な成績を収めた結果、全額の奨学金を得てテキサスA&M大学に進学[3][4]。2007年から2010年の4年間でオール・アメリカ英語版には19回選出。NCAA選手権では2010年の200ヤード(以下ヤードはyで記載)平泳ぎを2分07秒38で制し[2]、テキサスA&M大学史上2人目のNCAAチャンピオンに輝いた。Big12選手権では100yと200yの平泳ぎで6回(2007年、2008年、2010年)優勝したほか、リレーチームの一員として200yフリーリレー(2010年)、200yメドレーリレー(2008年)、400yメドレーリレー(2007年、2008年)で優勝に貢献した。2010年に心理学理学士号を取得[5]。教養学部心理学・脳科学科卒業[6]

2011年

[編集]

10月、グアダラハラで開催されたパンアメリカン大会に出場すると、100mバタフライで1分01秒17、100m平泳ぎで1分09秒11、200m個人メドレーで2分14秒75と3種目でジャマイカ新記録を樹立[7]。200m個人メドレーでは自身の持つジャマイカ記録(2分17秒31)を大幅に更新して銀メダルを獲得した[8]。これは1999年ウィニペグ大会ジャネル・アトキンソン英語版が200m・400m・800m自由形で銀メダルを獲得して以来、ジャマイカ史上4個目のパンアメリカン大会競泳メダルとなった[9][10]

2012年

[編集]

7-8月、ロンドンで開催されたオリンピックに出場。100m平泳ぎでは予選と準決勝スイムオフをそれぞれ1分07秒39と1分06秒79のジャマイカ新記録で突破。迎えた決勝では1分06秒93と三度のジャマイカ記録更新とはならず、ルータ・メイルティーテ(1分05秒47)、レベッカ・ソニ(1分05秒55)、鈴木聡美(1分06秒46)に次ぐ4位に終わり、0秒47差でメダルを逃した。しかし、これは2000年シドニー大会の女子400m自由形で4位になったジャネル・アトキンソンと並ぶ、オリンピック競泳種目のジャマイカ勢最高成績となった[11]。なお、もしもメダルを獲得していれば、1980年モスクワ大会の自転車競技男子1000mタイムトライアルで銅メダルを獲得したデヴィッド・ウェラー英語版以来、ジャマイカ史上2個目の陸上競技以外でのメダルという快挙だった[12]

12月、イスタンブールで開催された世界短水路選手権に出場。50m平泳ぎでは予選と準決勝をジャマイカ新記録(29秒72と29秒62)で突破し、2大会連続の決勝に進出した[13]。決勝では29秒67とややタイムを落としたものの、29秒44の大会新記録で優勝したルータ・メイルティーテに次ぐ2位に入り、母国ジャマイカに世界短水路選手権初のメダルをもたらした[14]。100m平泳ぎでは決勝で1分03秒80のジャマイカ新記録を樹立し、レベッカ・ソニが持つ大会記録(2010年に1分03秒98)を上回るとともに1分04秒の壁を破る史上6人目の選手となったが、ルータ・メイルティーテがこの記録を更に上回る1分03秒52で優勝したため50mに続き銀メダルに終わった[15]

2014年

[編集]

7月、グラスゴーで開催されたコモンウェルスゲームズに出場。50m平泳ぎでは予選と準決勝で2度の大会新記録を樹立(30秒49秒と30秒17秒)。金メダルが期待された決勝は30秒67とタイムを落とし、前回王者のリーストン・ピケット英語版に0秒08及ばず銀メダルに終わった[16]。しかし、これは1934年ロンドン大会の男子200y平泳ぎで銀メダルを獲得したウィリアム・マッカーティ、2002年マンチェスター大会の女子400mと800m自由形で銅メダルを獲得したジャネル・アトキンソンに次ぐ、ジャマイカ史上4個目のコモンウェルスゲームズ競泳メダルとなった[17]。200m平泳ぎでは決勝で自身の持つジャマイカ記録(2分25秒52)を更新する2分25秒48をマークしたが、メダルに0秒48届かず7位に終わった[18]。100m平泳ぎでは準決勝を全体1位の1分06秒87で突破したが[19]、決勝は1分08秒14とタイムを落とし、ソフィー・テイラー英語版(1分06秒35)、ローナ・トンクス英語版(1分07秒34)に次ぐ銅メダルに終わった[20]

12月、ドーハで開催された世界短水路選手権に出場。50m平泳ぎでは決勝で自身の持つジャマイカ記録を0秒03更新する28秒91を記録したが、前回王者ルータ・メイルティーテに0秒07及ばず金メダルを逃した[21]。100m平泳ぎではメイルティーテの持つ世界記録1分02秒36と並ぶ短水路世界タイ記録を樹立し、前回王者メイルティーテに0秒10差で競り勝ち初優勝を成し遂げた。これは黒人女性初の世界タイトル獲得[22]、ジャマイカ人初の世界選手権タイトル獲得という快挙だった[23]

2015年

[編集]
カザン世界選手権女子50m平泳ぎの表彰式

8月、カザンで開催された世界選手権に出場。100m平泳ぎでは準決勝をジャマイカ新記録及び全体3位の記録となる1分06秒21で突破し、この種目でCARIFTA地域の女子選手初となる決勝に進出した[24]。迎えた決勝ではユリア・エフィモワ(1分05秒66)、ルータ・メイルティーテ(1分06秒36)には及ばなかったものの、4位の渡部香生子に0秒01差で先着する1分06秒42で銅メダルを獲得した[25]。これはジャマイカが長水路の世界選手権で獲得した史上初のメダルという快挙だった[23]。50m平泳ぎは決勝で30秒11のジャマイカ新記録を樹立し、ジェニー・ヨハンソン英語版(30秒05)に次いで銀メダルを獲得した[26]

2016年

[編集]

8月、リオデジャネイロで開催されたオリンピックに出場すると、100m平泳ぎで2大会連続の決勝に進出した。しかし、決勝ではリリー・キングが1分04秒93のオリンピック新記録で優勝する中、自己ベストの1分05秒93からは程遠い1分08秒10で8位に終わった[27]

同月、ワールドカップ(短水路)のシャルトルパリ大会に出場し、100m平泳ぎで1分02秒36の短水路世界タイ記録を樹立。2013年のルータ・メイルティーテ、2014年の自身の記録と並んだ[28]

10月、ワールドカップ(短水路)の東京大会に出場し、50m平泳ぎで28秒64の短水路世界新記録を樹立。ジェシカ・ハーディが持つ世界記録を7年ぶりに0秒16更新した[29]

12月、ウィンザーで開催された世界短水路選手権に出場すると、50m平泳ぎでは優勝したリリー・キング(28秒92)と0秒09差の2位に終わり、2大会連続の銀メダルに終わった[30]。100m個人メドレーはホッスー・カティンカ(57秒24)、エミリー・シーボーム(57秒97)に次ぐ3位(58秒04)に入り、この種目では自身初となるメダルを獲得した[31]。前回王者として登場した100m平泳ぎはリリー・キングを0秒32抑え、1分03秒03で連覇を達成した[32]

2018年

[編集]

10月、ワールドカップ(短水路)のブダペスト大会に出場し、50m平泳ぎで自身の持つ短水路世界記録を0秒08更新する28秒56を記録した[33]。この記録は2022年にルータ・メイルティーテによって更新された(28秒37)[34]

12月、杭州で開催された世界短水路選手権に出場。50m平泳ぎは2位のルータ・メイルティーテに0秒33差をつける29秒05で制し、この種目で自身初となると金メダルを獲得した[35]。100m個人メドレーはカティンカ・ホッスー(57秒26秒)、今井月(57秒85秒)に次ぐ58秒11で3位に入り、2大会連続で銅メダルを獲得した[36]。100平泳ぎはケイティ・マイリ英語版を0秒12抑え、1分03秒51で3連覇を達成した[37]

2019年

[編集]

7月、光州で開催された世界選手権に出場すると、50m平泳ぎでは決勝で30秒34の4位に終わり、2015年大会以来のメダルを0秒19差で逃した[38]

2021年

[編集]

12月、アブダビで開催された世界短水路選手権に出場。連覇のかかった50m平泳ぎは予選を29秒55の全体1位で突破したが、準決勝でフィニッシュ直前にドルフィンキックをして失格となった[39]。4連覇のかかった100m平泳ぎは5大会連続の決勝に進出するも1分04秒03で4位に終わり、0秒11差で5大会連続のメダルを逃した[40]。このレース後に自身のインスタグラムで現役引退を発表した[41]

引退後

[編集]

2022年6月、世界水泳連盟の初代アスリート委員会・委員長に就任した[42]

人物

[編集]

家族

[編集]

栄誉

[編集]

旗手

[編集]

アワード

[編集]

その他

[編集]

世界大会の成績

[編集]

世界水泳連盟ウェブサイト参照[60]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2004 オリンピック アテネ 50m自由形 予選44位 27秒21
100m平泳ぎ 予選32位 1分12秒53 自己ベスト[61]
世界短水路選手権 インディアナポリス 50m自由形 予選39位 27秒70
100m自由形 予選35位 59秒24
200m自由形 予選32位 2分16秒41
50m平泳ぎ 予選17位 33秒41
100m平泳ぎ 予選19位 1分12秒12
200m平泳ぎ 予選24位 2分43秒79
100m個人メドレー 予選22位 1分06秒13
200m個人メドレー 予選21位 2分30秒38
400m個人メドレー 予選17位 5分10秒82
2005 世界選手権 モントリオール 100m自由形 予選46位 59秒61
200m自由形 予選45位 2分08秒62
50m平泳ぎ 予選24位 33秒26
100m平泳ぎ 予選36位 1分13秒21
200m平泳ぎ 予選36位 2分44秒17
50mバタフライ 予選46位 29秒80
200m個人メドレー 予選27位 2分26秒08
400m個人メドレー 予選31位 5分09秒72
2008 オリンピック 北京 200m平泳ぎ 予選25位 2分29秒53 ジャマイカ記録[62]
2010 世界短水路選手権 ドバイ 50m平泳ぎ 6位 30秒22
100m平泳ぎ 準決勝9位 1分06秒05
200m平泳ぎ 8位 2分25秒49
100m個人メドレー 予選41位 1分04秒64
2012 オリンピック ロンドン 50m自由形 予選37位 25秒98
100m平泳ぎ 4位 1分06秒93
200m平泳ぎ 予選27位 2分28秒77 ジャマイカ記録[63]
世界短水路選手権 イスタンブール 50m平泳ぎ 銀メダル 29秒67
100m平泳ぎ 銀メダル 1分03秒80 世界歴代6位[15]
200m平泳ぎ 8位 2分21秒64
100m個人メドレー 4位 58秒85
2013 世界選手権 バルセロナ 50m平泳ぎ 準決勝12位 31秒27
100m平泳ぎ 準決勝9位 1分07秒63
200m平泳ぎ 予選22位 2分31秒49
2014 世界短水路選手権 ドーハ 50m平泳ぎ 銀メダル 28秒91 ジャマイカ記録[21]
100m平泳ぎ 金メダル 1分02秒36 世界タイ記録[22]
200m平泳ぎ 予選10位 2分20秒08
100m個人メドレー 4位 58秒58
2015 世界選手権 カザン 50m平泳ぎ 銀メダル 30秒11 ジャマイカ記録[26]
100m平泳ぎ 銅メダル 1分06秒42
50mバタフライ 予選31位 27秒01
2016 オリンピック リオデジャネイロ 100m平泳ぎ 8位 1分08秒10
世界短水路選手権 ウィンザー 50m平泳ぎ 銀メダル 29秒11
100m平泳ぎ 金メダル 1分03秒03
200m平泳ぎ 予選20位 2分26秒21
100m個人メドレー 銅メダル 58秒04
2018 世界短水路選手権 杭州 50m平泳ぎ 金メダル 29秒05
100m平泳ぎ 金メダル 1分03秒51
100m個人メドレー 銅メダル 58秒11
2019 世界選手権 光州 50m平泳ぎ 4位 30秒34
100m平泳ぎ 準決勝11位 1分07秒11
50mバタフライ 予選36位 27秒49
2021 オリンピック 東京 100m平泳ぎ 予選22位 1分07秒70
世界短水路選手権 アブダビ 50m平泳ぎ 準決勝失格 DSQ 予選1位:29秒55
100m平泳ぎ 4位 1分04秒03
混合4x50mフリーリレー 予選13位 1分37秒82 第2泳
混合4x50mメドレーリレー 予選17位 1分45秒62 第2泳

樹立した短水路世界記録

[編集]
種目 記録 日付 大会 場所 備考 脚注
1 100m平泳ぎ 1分02秒36 2014年12月6日 世界短水路選手権 ドーハ 世界記録 [22]
2 2016年8月26日 ワールドカップ シャルトル [28]
3 50m平泳ぎ 28秒64 2016年10月26日 ワールドカップ 東京 元世界記録 [29]
4 28秒56 2018年10月6日 ワールドカップ ブダペスト [33][34]

自己ベスト

[編集]

世界水泳連盟のウェブサイト参照[60]

長水路

[編集]
種目 記録 日付 大会 場所 備考
50m自由形 25秒47 2018年7月25日 中央アメリカ・カリブ海競技大会 バランキージャ ジャマイカ記録
100m自由形 55秒35 2017年7月28日 FG Senior Championships コーラルスプリングス ジャマイカ記録
200m自由形 2分02秒54 2016年1月16日 ST Arena Pro Swim at Austin オースティン
50m背泳ぎ 29秒94 2012年6月23日 Swim Fort Lauderdale Internati フォートローダーデール ジャマイカ記録
100m背泳ぎ 1分04秒04 2016年3月12日 FG Southern Zone South Sectional プランテーション ジャマイカ記録
50m平泳ぎ 30秒11 2015年8月9日 世界選手権 カザン ジャマイカ記録
100m平泳ぎ 1分05秒93 2015年11月6日 ワールドカップ ドバイ ジャマイカ記録
200m平泳ぎ 2分25秒48 2014年7月26日 コモンウェルスゲームズ グラスゴー ジャマイカ記録
50mバタフライ 26秒54 2018年7月25日 中央アメリカ・カリブ海競技大会 バランキージャ ジャマイカ記録
100mバタフライ 59秒94 2017年7月7日 FL Southern Zone So Sectional ペンブロークパインズ ジャマイカ記録
200m個人メドレー 2分14秒75 2011年10月18日 パンアメリカン競技大会 グアダラハラ ジャマイカ記録
400m個人メドレー 5分09秒72 2005年7月31日 世界選手権 モントリオール

短水路

[編集]
種目 記録 日付 大会 場所 備考
50m自由形 24秒65 2014年9月29日 ワールドカップ 香港 ジャマイカ記録
100m自由形 56秒16 2016年8月27日 ワールドカップ シャルトル ジャマイカ記録
200m自由形 2分16秒41 2004年10月11日 世界短水路選手権 インディアナポリス
50m背泳ぎ 27秒37 2014年9月29日 ワールドカップ 香港 ジャマイカ記録
50m平泳ぎ 28秒56 2018年10月6日 ワールドカップ ブダペスト 世界記録、ジャマイカ記録
100m平泳ぎ 1分02秒36 2014年12月6日 世界短水路選手権 ドーハ 世界記録
2016年8月26日 ワールドカップ シャルトル
200m平泳ぎ 2分17秒84 2014年11月2日 ワールドカップ シンガポール ジャマイカ記録
50mバタフライ 25秒86 2016年8月31日 ワールドカップ ベルリン ジャマイカ記録
100mバタフライ 57秒13 2020年11月14日 ISL・準決勝 ブダペスト ジャマイカ記録
100m個人メドレー 57秒84 2016年8月27日 ワールドカップ シャルトル ジャマイカ記録
200m個人メドレー 2分07秒30 2013年10月20日 ワールドカップ ドーハ ジャマイカ記録
400m個人メドレー 5分10秒82 2004年10月7日 世界短水路選手権 インディアナポリス 元ジャマイカ記録

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 1968年のフランシス・ノーブル、1974年のベリンダ・フィリップス英語版に次ぐ[49]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f Aimee Berg (2018年11月20日). “Alia Atkinson: Jamaica's Tour de Force” (英語). worldaquatics.com. 世界水泳連盟. 2024年8月7日閲覧。
  2. ^ a b Jason Marsteller (2014年12月18日). “The Real Alia Atkinson” (英語). swimmingworldmagazine.com. Swimming World. 2024年8月7日閲覧。
  3. ^ a b c Alia Atkinson Making Waves in Aquatic Sports” (英語). buzzzmagazine.com. Buzzz Caribbean Lifestyle Magazine (2014年5月29日). 2024年8月7日閲覧。
  4. ^ a b Flanagan Alum Alia Atkinson To Compete In Rio Olympics” (英語). cbsnews.com. CBSニュース (2016年7月19日). 2024年8月7日閲覧。
  5. ^ a b Marissa Avanzato (2019年7月22日). “Alia Atkinson Selected to Texas A&M Athletics Hall of Fame” (英語). 12thman.com. テキサスA&M大学. 2024年8月7日閲覧。
  6. ^ Alix P ’18 (2019年3月6日). “Alia Atkinson: Making history” (英語). liberalarts.tamu.edu. テキサスA&M大学教養学部. 2024年8月7日閲覧。
  7. ^ Paul A Reid (2011年10月21日). “Atkinson fourth in 200m breaststroke” (英語). jamaicaobserver.com. Jamaica Observer. 2024年8月7日閲覧。
  8. ^ Alia's 'redemption'” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2011年10月19日). 2024年8月7日閲覧。
  9. ^ Crucial error cost Atkinson” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2011年10月20日). 2024年8月7日閲覧。
  10. ^ Elton Tucker (2011年10月18日). “Atkinson misses out on medal” (英語). old.jamaica-star.com. Jamaica Star. 2024年8月7日閲覧。
  11. ^ André Lowe (2012年7月31日). “Oh, so close!” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner. 2024年8月7日閲覧。
  12. ^ PAUL A REID (2016年8月6日). “The ‘other’ Jamaicans” (英語). jamaicaobserver.com. Jamaica Observer. 2024年8月7日閲覧。
  13. ^ Paul Burrowes (2012年12月12日). “Atkinson sets national record at Short Course Champs” (英語). jamaicaobserver.com. Jamaica Observer. 2024年8月7日閲覧。
  14. ^ P Burrowes (2012年12月13日). “Atkinson lands historic silver at worlds” (英語). jamaicaobserver.com. Jamaica Observer. 2024年8月7日閲覧。
  15. ^ a b Archive Team (2012年12月15日). “Flash! Ryan Lochte Smokes Second World Record; Ye Shiwen, Katinka Hosszu Rattle Another” (英語). swimmingworldmagazine.com. Swimming World. 2024年8月7日閲覧。
  16. ^ It's a silver for Alia” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2014年7月26日). 2024年8月7日閲覧。
  17. ^ Braden Keith (2018年2月9日). “Jamaica Names Just 1 Swimmer to 2018 Commonwealth Games Team” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  18. ^ Jeff Grace (2014年7月26日). “Commonwealth Games Day Three Finals – Live Results” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  19. ^ Jeff Grace (2014年7月27日). “Commonwealth Games Day Three Finals – Live Results” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  20. ^ Jeff Grace (2014年7月28日). “Commonwealth Games Day Five Finals – Live Results” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  21. ^ a b SWIMMING: Alia Atkinson breaks national 50-metre breaststroke record” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2014年12月4日). 2024年8月7日閲覧。
  22. ^ a b c Paul Gittings (2014年12月7日). “Black swimmer makes history at world championships” (英語). edition.cnn.com. CNN. 2024年8月7日閲覧。
  23. ^ a b Mitch Bowmile (2015年8月4日). “Alia Atkinson Becomes First Jamaican Swimmer To Medal At LC Worlds” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  24. ^ SWIMMING: Alia Atkinson goes for gold after breaking Ja's national record in Russia” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2015年8月4日). 2024年8月7日閲覧。
  25. ^ Gold Medal Mel Stewart (2015年8月4日). “Watch Efimova win 100 Breaststroke at World Championships – Race Video” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  26. ^ a b Karl Ortegon (2015年8月9日). “Alia Atkinson Edges Own Jamaican Record in 50 Breast” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  27. ^ Eighth place finish for Alia in Rio breaststroke final” (英語). radiojamaicanewsonline.com. RJR News (2016年8月8日). 2024年8月7日閲覧。
  28. ^ a b Braden Keith (2016年8月26日). “Alia Atkinson Ties World Record in 100 Breaststroke in Chartres” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  29. ^ a b Karl Ortegon (2016年10月26日). “Alia Atkinson Breaks 50 SCM Breast World Record in Tokyo” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  30. ^ Hannah Hecht (2016年12月7日). “Lilly King Goes Even Faster for U.S. Record, Her First 50 SCM BR Under 29” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  31. ^ Lauren Neidigh (2016年12月9日). “2016 Short Course World Championships: Day 4 Finals Live Recap” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  32. ^ Gold for Atkinson” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2016年12月10日). 2024年8月7日閲覧。
  33. ^ a b James Sutherland (2018年10月6日). “Alia Atkinson Lowers Own SCM World Record In Women’s 50 Breast” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  34. ^ a b Yanyan Li (2022年12月17日). “Ruta Meilutyte Swims 28.37 50 Breast To Break Her First World Record Since 2013” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  35. ^ 50m breaststroke gold for Atkinson” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2018年12月12日). 2024年8月7日閲覧。
  36. ^ Atkinson shines again” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2018年12月15日). 2024年8月7日閲覧。
  37. ^ James Sica (2018年12月15日). “Alia Atkinson Wins Third Straight World Title In 100 Breast” (英語). swimmingworldmagazine.com. Swimming World. 2024年8月7日閲覧。
  38. ^ Lauren Neidigh (2019年7月28日). “2019 FINA World Championships: Day 8 Finals Live Recap” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  39. ^ James Sutherland (2021年12月16日). “World Record Holder Alia Atkinson Disqualified In Women’s 50 Breast Semis” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  40. ^ Coleman Hodges (2023年10月7日). “Alia Atkinson Shares Thoughts on 50 Breast DQ, Retirement from Swimming” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  41. ^ Ben Dornan (2021年12月20日). “World Record Holder Alia Atkinson Announces Retirement From Swimming” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  42. ^ Dan D'Addona (2022年6月29日). “FINA Announces Inaugural Athletes’ Committee, led by Alia Atkinson, Jack Laugher” (英語). swimmingworldmagazine.com. Swimming World. 2024年8月7日閲覧。
  43. ^ Patrick Green (2022年7月6日). “Alia Atkinson: The Jamaican Who Became One of the Most Successful Black Female Swimmers (Part 1)” (英語). caribbeannationalweekly.com. Caribbean National Weekly. 2024年8月7日閲覧。
  44. ^ Liz Byrnes (2024年3月8日). “International Women’s Day: Alia Atkinson On Her WR Career Highlight, Facilitating Change & Female Role Models” (英語). swimmingworldmagazine.com. Swimming World. 2024年8月7日閲覧。
  45. ^ a b c d Patrick Green (2022年7月14日). “Alia Atkinson, The Jamaican Who Became One of the Most Successful Black Female Swimmers – Part 2” (英語). caribbeannationalweekly.com. Caribbean National Weekly. 2024年8月7日閲覧。
  46. ^ Gary Spaulding (2012年7月31日). “Sports in her blood” (英語). jamaica-star.com. Jamaica Star. 2012年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月12日閲覧。
  47. ^ I have no limits - Alia Atkinson” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2018年10月14日). 2024年8月7日閲覧。
  48. ^ Diana Pimer (2018年4月4日). “Alia Atkinson Bears Jamaican Flag in Commonwealth Games Opening Ceremony” (英語). swimmingworldmagazine.com. Swimming World. 2024年8月7日閲覧。
  49. ^ Braden Keith (2015年1月17日). “Alia Atkinson Named Jamaican Sportswoman of the Year in Ceremony” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  50. ^ McLeod, Atkinson top Sports Awards” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2018年1月19日). 2024年8月7日閲覧。
  51. ^ Retta Race (2019年1月22日). “Iconic Atkinson Awarded Twice, Named Jamaica Sports Woman Of The Year” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  52. ^ Braden Keith (2014年12月17日). “2014 Swammy Awards: Female Central American and Caribbean Swimmer of the Year” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  53. ^ Braden Keith (2015年12月10日). “2015 Swammy Awards: Alia Atkinson, CAC & South American Female SOTY” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  54. ^ Karl Ortegon (2016年12月26日). “2016 Swammy Awards: Caribbean/Central Am. Female Swimmer of the Year” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  55. ^ Braden Keith (2018年12月18日). “2018 Swammy Awards: CAC Female Athlete of the Year Alia Atkinson” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  56. ^ Braden Keith (2019年12月22日). “2019 Swammy Awards: CAC Athlete of the Year Alia Atkinson, Jamaica” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  57. ^ Reid Carlson (2020年12月22日). “2020 Swammy Awards: CAC Female Athlete of the Year, Alia Atkinson” (英語). swimswam.com. SwimSwam. 2024年8月7日閲覧。
  58. ^ 'This tops all my awards' swimmer Alia Atkinson says of Order of Distinction” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2018年10月15日). 2024年8月7日閲覧。
  59. ^ Matthew De George (2021年11月5日). “Alia Atkinson Receives Honorary Doctorate of Laws” (英語). swimmingworldmagazine.com. Swimming World. 2024年8月7日閲覧。
  60. ^ a b Alia ATKINSON” (英語). worldaquatics.com. 世界水泳連盟 (2024年8月9日). 2024年8月9日閲覧。
  61. ^ It happened this week in 2004” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2016年8月15日). 2024年8月7日閲覧。
  62. ^ It happened this week in 2008” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2016年8月9日). 2024年8月7日閲覧。
  63. ^ Atkinson fails to advance” (英語). jamaica-gleaner.com. Jamaica Gleaner (2012年8月2日). 2024年8月7日閲覧。

外部リンク

[編集]
記録
先代
(同記録保持者)
リトアニアの旗 ルータ・メイルティーテ
(1分02秒36)
女子50m平泳ぎ
短水路世界記録保持者
(1分02秒36)

2014年12月3日 – 現在
次代
未定
先代
アメリカ合衆国の旗 ジェシカ・ハーディ
(28秒80)
女子100m平泳ぎ
短水路世界記録保持者
(28秒64 - 28秒56)

2016年10月26日 – 2022年12月17日
次代
リトアニアの旗 ルータ・メイルティーテ
(28秒37)
受賞
先代
シェリー=アン・フレーザー=プライス
(陸上選手)
ジャマイカ
スポーツウーマン・オブ・ザ・イヤー
英語版

2014年
次代
シェリー=アン・フレーザー=プライス
(陸上選手)
先代
エレイン・トンプソン=ヘラ
(陸上選手)
ジャマイカ
スポーツウーマン・オブ・ザ・イヤー

2017年-2018年
次代
シェリー=アン・フレーザー=プライス
(陸上選手)