コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アルバート・ヒース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルバート・ヒース
Albert Heath
アルバート・ヒース(2014年)
基本情報
生誕 (1935-05-31) 1935年5月31日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ペンシルベニア州フィラデルフィア
死没 (2024-04-03) 2024年4月3日(88歳没)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューメキシコ州サンタフェ
ジャンル ジャズ
職業 ミュージシャン
担当楽器 ドラム
活動期間 1957年 -

アルバート・ヒース[1]Albert Heath1935年5月31日 - 2024年4月3日[2]は、アメリカジャズハードバップ・ドラマーであり、テナー・サクソフォーン奏者のジミー・ヒースダブルベース奏者のパーシー・ヒースの兄弟[3]

アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれ[2]、1957年にジョン・コルトレーンと共に初めてレコーディングを行った[4]。1958年から1974年まで、J・J・ジョンソンウェス・モンゴメリーアート・ファーマーベニー・ゴルソンズ・ジャズテットシダー・ウォルトンボビー・ティモンズケニー・ドリューソニー・ロリンズデクスター・ゴードンジョニー・グリフィンハービー・ハンコックフリードリヒ・グルダニーナ・シモンユセフ・ラティーフらと仕事をした[2]。1975年、彼と、ジミー、パーシーは、ザ・ヒース・ブラザーズを結成[2]。1978年までグループに留まり、その後はフリーランスに転向した[2]。そのキャリアを通じて広い範囲のレコーディングを行ってきている。

数多くのワークショップや教室での指導の任務の中で、ヒースはスタンフォード・ジャズ・ワークショップの定期的なインストラクターを務めている。

ヒースは現在、ベン・ライリーエド・シグペン、ジャッキー・ウィリアムズ、ビリー・ハートチャーリー・パーシップリロイ・ウィリアムズルイス・ヘイズをフィーチャーしたジャズ・ドラム・アンサンブル、ザ・ホール・ドラム・トゥルース (The Whole Drum Truth)のプロデューサー兼リーダーとなっている。

2024年4月3日の午後にニューメキシコ州サンタフェの医療機関で白血病により死去。88歳没[5]

受賞およびノミネート歴

[編集]

2020年10月、国立芸術基金 (NEA)は、2021年4月22日にオンライン・コンサートとショーで祝われるNEAジャズ・マスターズ・フェローシップの4人の受賞者の1人としてヒースを発表した。生涯の功績を称えて授与されるこの栄誉は、芸術の形成に多大な貢献をした個人に授与される。他の2021年の受賞者は、テリ・リン・キャリントンフィル・シャープヘンリー・スレッギルであった[6]

ディスコグラフィ

[編集]

リーダー・アルバム

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 愛称は「トゥーティ (Tootie)」。「トゥーティ・ヒース」の表記もある。
  2. ^ a b c d e Colin Larkin, ed (1992). The Guinness Who's Who of Jazz (First ed.). Guinness Publishing. p. 195/6. ISBN 0-85112-580-8 
  3. ^ Albert "Tootie" Heath | Biography & History”. AllMusic. July 28, 2021閲覧。
  4. ^ Albert Heath”. Drummer Cafe. April 6, 2021閲覧。
  5. ^ Albert "Tootie" Heath, percussive paragon of modern jazz, dies at 88” (英語). WRTI (2024年4月4日). 2024年4月4日閲覧。
  6. ^ Congratulations to the 2021 National Endowment for the Arts Jazz Masters” (英語). Arts.gov. National Endowment for the Arts. 30 November 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。29 April 2021閲覧。

外部リンク

[編集]