アンコール・ワット (宝塚歌劇)
表示
ミュージカル・ファンタジー[1]『アンコール・ワット』は宝塚歌劇団雪組[1]のミュージカル作品。24場[1]。併演は『笹四郎の笛[1]』。1964年10月1日から10月29日[1]まで宝塚大劇場[1]で公演があった。
ストーリー
[編集]東南アジアのアンコールワットの遺跡にまつわる悲しい物語[2]。その昔、カンボジアに扶南という国王があったが隣国クメールに滅ぼされる[2]。扶南の姫・ラーガは蛇の化身となって甦り、クメールの皇帝・ドラビア王を誘惑し始める。ガムラン音楽の響きが幻想的に盛り上げた[2]。
スタッフ
[編集]- 作・演出:鴨川清作[1]
- 音楽:中井光靖[1]、入江薫[1]、寺田瀧雄[1]
- 音楽指導:橋本和明[1]
- 振付:河上五郎[1]、岡正躬[3]、県洋二[3]、アキコ・カンダ[3]
- 装置・照明:黒田利邦[3]
- 照明:山本重信[3]
- 衣装:静間潮太郎[3]
- 小道具:生島道正[3]
- 効果:村上茂[3]
- 録音:松永浩志[3]
- 演出助手:酒井澄夫[3]、阿古健[3]
- 振付助手:鈴木武[3]
主な出演者
[編集]- 皇太后:大路三千緒[1]
- ラーガ:松乃美登里[1]
- ドラビヤ王:真帆志ぶき[1]
- マニマーラ姫:日夏悠理[1]
- 皇后プラバーラ:加茂さくら[1]
- 侍女ルデイタ:三鷹恵子[1]
- ニードラ姫:可奈潤子[1]
- アシュラナーガ:牧美佐緒[1]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』(宝塚歌劇団)
- 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』(阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日)ISBN 978-4-484-14600-3