アンドレ・ギャニオン
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アンドレ・ギャニオン | |
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出生名 | André Gagnon |
生誕 | 1936年8月2日 |
出身地 | カナダケベック州 |
死没 | 2020年12月3日(84歳没) |
学歴 | モントリオール・コンサルヴァトワール・ド・ムジーク |
ジャンル | ヒーリング |
職業 |
作曲家 演奏家 |
担当楽器 | ピアノ |
活動期間 | 1964年 - |
レーベル |
EPIC ソニー (1989年 - 1995年) ERJ (1995年) キティMME (1996年 - 2000年) ユニバーサルインターナショナル (2000年) ビクターエンタテインメント (2001年 - ) |
公式サイト | https://www.jvcmusic.co.jp/andregagnon/ |
アンドレ・ギャニオン(André Gagnon, 1936年8月2日 - 2020年12月3日[1])は、カナダの作曲家、ピアノ奏者。 近年、世界的にブームになったヒーリング音楽、イージーリスニングの分野において名を馳せまた親日家としても知られる。 代表作の『めぐり逢い』に至っては日本では非常に流れる頻度が高く、親しみやすい曲であり、リチャード・クレイダーマンの『渚のアデリーヌ』のようにクラシックと勘違いされやすい曲の一つでもある。
略歴
[編集]ケベック州北部のサンパコムで19人兄弟の末っ子として生まれる。4歳の時に教会で聴いた音楽を、自宅のピアノで弾いたことをきっかけにピアノを始める。6歳ですでに作曲を始め、10歳でコンサートを開きデビューした。そしてモントリオールにある音楽学校でピアノ、和声、作曲、音楽理論を学んだ後、クラシックを学ぶためパリへ留学する。留学中にポピュラー音楽に出会ったことで強い衝撃を受け、クラシックとポピュラーの架け橋になる音楽活動を志す。1967年にモントリオール交響楽団で自ら企画したコンサートにピアニストとして参加、その地位を確立、1970年には大阪万博のカナダ館でコンサートを開くために初来日した。 「めぐり逢い」、「雨降りのあとで」、「風によせて」、「麗しのアマンダ」といった淡く優美でかつ、スケールの大きな曲が人気を博している。
作品
[編集]- 1989年 3月21日 impressions 印象物語 (EPIC ソニー(現・エピックレコードジャパン))
- 1989年 3月21日 IMAGE イマージュ (EPIC ソニー)
- 1989年 4月21日 RESONANCE 風の道 (EPIC ソニー)
- 1989年10月 8日 夕暮から (EPIC ソニー、1996年にキティMMEから再リリース)
- 1989年10月 8日 L'ETERNEL RETOUR 再会 (EPIC ソニー)
- 1991年 7月 1日 静かな生活 (EPIC ソニー、1996年にキティMMEから、2000年にユニバーサルインターナショナルから再リリース)
- 1992年 5月21日 「ピアニスト」オリジナル・スコア・ヴァージョン (中島園枝と共同) (EPIC ソニー)
- 1992年11月21日 NOEL 雪の祈り (EPIC ソニー)
- 1995年 3月24日 「白い馬」オリジナル・サウンドトラック (EPIC ソニー)
- 1995年 7月21日 ベスト・オブ・アンドレ・ギャニオン (ERJ)
- 1996年 5月25日 風の道 (キティエンタープライズ)
- 1996年 5月25日 めぐり逢い(シングル)(キティエンタープライズ)
- 1996年 5月25日 Age,35(TVサントラ)(キティエンタープライズ)
- 1996年 6月26日 IMPRESSIONS 2 インプレッションズ2 (キティエンタープライズ、2000年にユニバーサルインターナショナルから再リリース)
- 1996年 7月25日 TWILIGHT TIME トワイライト・タイム (キティエンタープライズ、2000年にユニバーサルインターナショナルから再リリース)
- 1996年10月25日 ザ・ベリー・ベスト・オブ・アンドレ・ギャニオン (キティエンタープライズ)
- 1997年 2月 5日 ピアノ・メッセージ〜ありがとうを言いたくて (キティエンタープライズ)
- 1997年 5月28日 ANDRE GAGNON AU CENTRE MOLSON ライヴ・イン・モントリオール (キティエンタープライズ、2003年にビクターエンタテインメントから再リリース)
- 1997年12月20日 アンドレ・ギャニオン作品集1「月の光に抱かれて」 (キティエンタープライズ)
- 1997年12月20日 アンドレ・ギャニオン作品集2「想い出にふれて」 (キティエンタープライズ)
- 1997年12月20日 アンドレ・ギャニオン作品集3「やすらぎの風に誘われて」 (キティエンタープライズ)
- 1997年12月20日 アンドレ・ギャニオン作品集4「静かな雨を見つめて」 (キティエンタープライズ)
- 1997年12月20日 EDEN 森の印象(キティエンタープライズ、2000年にユニバーサルインターナショナルから再リリース)
- 1998年 2月11日 甘い結婚 (サウンド・トラック)(キティエンタープライズ)
- 1998年 8月19日 Comme au Premier Jour めぐり逢い(キティエンタープライズ)
- 1999年 2月 1日 NEIGES そして雪のように (キティエンタープライズ、2003年にビクターエンタテインメントから再リリース)
- 1999年 2月 1日 MOVEMENTS ムーヴメント(キティエンタープライズ、2003年にビクターエンタテインメントから再リリース)
- 1999年 2月 1日 LE SAINT-LAURENT セント・ローレンス(キティエンタープライズ、2003年にビクターエンタテインメントから再リリース)
- 1999年 6月 2日 MUSIQUE DE LA TELESERIE JULIETTE POMERLEAU 心の旅人(キティMME)
- 1999年 7月17日 ビリーバンバンデビュー30周年記念アルバム (演奏参加) (日本コロムビア)
- 2000年 2月 3日 PIANO SOLITUDE ピアノ・ソリチュード(キティMME、2003年にビクターエンタテインメントから再リリース)
- 2000年 8月30日 コンプリート・ベスト・オブ・アンドレ・ギャニオン (ユニバーサルインターナショナル)
- 2001年12月19日 Histoires revees 夢のほとり (ビクターエンタテインメント)
- 2002年 6月21日 そよ風の頃〜アンドレ・ギャニオンのすべて (ビクターエンタテインメント)
- 2003年 8月21日 PIANO PRESENT ピアノ・プレゼント (ビクターエンタテインメント)
- 2005年 3月24日 <COLEZO!>アンドレ・ギャニオン ベスト (ビクターエンタテインメント)
- 2005年12月16日 アンドレ・ギャニオンのすべて (ビクターエンタテインメント)
- 2006年11月22日 冬の景色 (ドリーミュージック)
提供曲
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Deja Vu(小椋佳) 原曲∶Photo Journey
永い不在(小椋佳)原曲∶Presque Blue
美しい夢(小椋佳)原曲∶Un Beau Reve
音楽を手がけたドラマ
[編集]- 1996年 「Age,35 恋しくて」(フジテレビ系)
- 1998年 「甘い結婚」(フジテレビ系)
- 2005年 「優しい時間」(フジテレビ系)
- 2006年 「氷点」(テレビ朝日系)
音楽を手がけた映画
[編集]- 1995年 「白い馬」
脚注
[編集]- ^ “「めぐり逢い」 ヒーリング/ニューエイジ音楽の第一人者アンドレ・ギャニオンが死去”. amass. (2020年12月4日) 2020年12月5日閲覧。