そよら福井開発
そよら福井開発 Soyora Fukui Kaihotsu | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒910-0843 福井県福井市西開発三丁目205番地 |
座標 | 北緯36度4分56.8秒 東経136度14分10.7秒 / 北緯36.082444度 東経136.236306度座標: 北緯36度4分56.8秒 東経136度14分10.7秒 / 北緯36.082444度 東経136.236306度 |
開業日 | 2024年7月13日[1][2] |
施設所有者 | イオンリテール株式会社 |
施設管理者 | イオンリテール株式会社 |
敷地面積 | 約15,000 m²[5] |
延床面積 | 約9,700 m²[5] |
商業施設面積 | 5,264 m²[1] |
中核店舗 | イオンスタイル福井開発 |
店舗数 | ÆON STYLEと11の専門店[3] |
営業時間 | 8:00〜22:00[4] |
最寄駅 | えちぜん鉄道勝山永平寺線 越前開発駅 |
最寄バス停 | 京福バス 開発口 |
外部リンク | 公式ホームページ |
そよら |
そよら福井開発(そよらふくいかいほつ[注釈 1])は、福井県福井市に所在し、イオンリテールが運営するショッピングセンター。
概要
[編集]イオンの前身に当たるジャスコでは、1977年(昭和52年)に地元の協同組合フクイショッピングプラザとの合弁で福井市二の宮に「ショッピングタウンピア」を開店していた[6]。しかし、2003年(平成15年)にフクイショッピングプラザが裁判所から破産宣告を受け、イオンと地元小売業各社の間に軋轢が残ったことで福井県への進出は長らく見送られて来た経緯がある[6]。2007年(平成19年)には鯖江市でイオンモールの出店計画が浮上したが、この時も地元の猛反発により白紙撤回される事態となっていた[6]。
なお、2000年に芦原サティが[7]、2001年に春江サティが[8]それぞれ閉店したことで、同じくイオンの前身であるマイカルが管理する屋号サティの名称を使用する[注釈 2]店舗も福井県から消滅していた[8]。
福井県と同様にジャスコ時代末期に[注釈 3]空白県となっていた山梨県と、ジャスコ時代・マイカル時代共に空白県になっていた徳島県について、前者は2011年(平成23年)にイオンモール甲府昭和が、後者は2017年(平成29年)にイオンモール徳島がそれぞれ開業した。これにより、福井県は全都道府県では唯一イオンの店舗が存在しない空白県となっていた[9][10]。
その後はグループ企業のマックスバリュ北陸がウエルシア薬局やホームセンターみつわに併設する形で5店舗、2023年(令和5年)9月には初の直営店となるマックスバリュエクスプレス鯖江下野田店を出店したのをはじめ、嶺南地域ではコンビニエンスストアのミニストップが出店していたが、イオンとしての進出は20年余り行われなかった。イオンリテール北信越カンパニーでは鯖江へのイオンモール出店が頓挫した後も2024年(令和6年)3月の北陸新幹線延伸開業を見据えて福井県への再進出を模索していたが[6]、2021年(令和3年)に福井市西開発3丁目から市内の福井IC近くの和田中町へ移転したラニイ福井貨物の本社跡地を取得し、ピアの閉店から21年ぶり、店舗ブランドを「イオン」に統一してからは県内初となる新規出店を発表した[5]。ピア跡地から東南東へ直線距離約900 mの場所に位置している。
店舗は2階建てとなっており、イオンスタイルと11の専門店で構成されている[3]。オープンに先駆け、2024年7月11日、12日に地元住民向けのプレオープンを実施し[11]、7月13日にグランドオープンした[12]。都市型ショッピングセンター「そよら」としては北信越初出店となり[1]、中核店舗としてイオンスタイル福井開発が入店することで旧ジャスコ時代のピア閉店から21年ぶりの福井県再進出、かつ店舗ブランドを「イオン」に統一してから14年目で国内全都道府県への出店が達成された[13]。
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テナント
[編集]詳細は公式サイトのショップリストを参照。
アクセス
[編集]- えちぜん鉄道勝山永平寺線越前開発駅から北へ徒歩20分。
- 京福バス36系統(県立病院丸岡線)、39系統(大和田丸岡線)「開発口」バス停下車、北へ徒歩5分。
- 北陸自動車道 福井北JCT・ICから主に国道416号経由、約5 km。
周辺のイオングループの店舗
[編集]- マックスバリュエクスプレス福井北四ツ井店 - ウエルシア薬局併設店。南南東へ約2.3km。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「かいはつ」ではなく「かいほつ」が正しい読み方である。
- ^ マイカルによる直営ではなく、地元企業によるフランチャイズ店舗であった可能性がある。
- ^ マイカル運営の石和サティ(2011年にイオン石和店に転換)は存在していた。
出典
[編集]- ^ a b c 加藤綾 (2023年10月30日). “イオン、「そよら福井開発」24年夏開業”. Impress Watch (インプレス) 2024年2月4日閲覧。
- ^ “イオン来月13日開店 そよら福井開発 SC47年ぶり”. 中日新聞. (2024年6月1日) 2024年6月2日閲覧。
- ^ a b c “「そよら福井開発」が7月13日開店 11の専門店が入居、初出店のゲーセンも” (2024年6月21日). 2024年6月22日閲覧。
- ^ “福井県に来夏オープンのイオンは北陸信越で初の新タイプ 名称は「そよら福井開発」”. 福井新聞. (2023年10月30日)
- ^ a b c “イオン“最後の地”福井 来年ついに初出店へ 県民「ちょっと都会になった気分」”. 福井テレビジョン放送 (フジニュースネットワーク). (2023年7月4日) 2024年2月4日閲覧。
- ^ a b c d “「イオン」空白県 福井なぜ?”. 産経デジタル (産経新聞大阪本社). (2019年7月9日) 2024年2月4日閲覧。
- ^ “福井県芦原町の芦原サティ八月二十八日で閉店 福井県坂井郡芦原町”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年9月4日)
- ^ a b “春江サティ食品館閉鎖、マイカル本県撤退”. 福井新聞 (福井新聞社). (2001年3月16日)
- ^ “甲府盆地の中心地にイオンの本格的モール型SCが山梨県初出店 エリア最大級のマルチエンターテイメントモール「イオンモール甲府昭和」 3月17日(木)AM9:00グランドオープン”. イオンモール株式会社・イオンリテール株式会社 (2011年1月27日). 2024年6月25日閲覧。
- ^ 永井啓子 (2024年6月25日). “イオンなし県ゼロへ 全国最後の福井、7月にショッピングセンター”. 朝日新聞. 2024年6月25日閲覧。
- ^ “福井初のイオン、プレオープンで地元客迎える”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2023年7月11日) 2024年7月13日閲覧。
- ^ “北陸初、イオンリテール「そよら福井開発」開業 オープン前に760人行列”. 福井新聞. (2023年7月13日) 2024年7月13日閲覧。
- ^ “イオン、全都道府県に出店 「なし県」福井にSC開業”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2023年10月3日) 2024年2月4日閲覧。