イオン (エウリピデス)
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『イオン』(イオーン、希: Ἴων, Iōn、新ラテン語: Ion)は、古代ギリシアのエウリピデスによるギリシア悲劇[注 1]の1つ。
アテーナイ王エレクテウスの娘クレウーサと、彼女がアポローン(ポイボス)との間にもうけて捨てた子イオーンの奇妙な再会と和解の物語が、デルポイの神託所を舞台に描かれる。
正確な上演年は分かっていないが、紀元前410年代と推定される[1]。
構成
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日本語訳
[編集]- 『ギリシア悲劇全集Ⅲ エウリピデス篇Ⅰ』柳沼重剛訳、人文書院、1960年
- 『ギリシア悲劇Ⅲ エウリピデス(上)』松本克己訳、ちくま文庫、1986年
- 『ギリシャ悲劇全集Ⅲ エウリーピデース編〔Ⅰ〕』内山敬二郎訳、鼎出版会、1977年
- 『世界文学全集2 ギリシア演劇ほか』中村善也訳、講談社、1978年
- 『ギリシア悲劇全集7 エウリーピデースIII』-「イオーン」松平千秋訳、岩波書店、1991年
- 『エウリピデス 悲劇全集 3』-「イオン」丹下和彦訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、2014年
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「悲劇」ではあるが、多分に「風俗喜劇」の要素が含まれている。
出典
[編集]- ^ 『悲劇全集7』 岩波書店 p.421