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エフエム富士五湖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社エフエム富士五湖
Fujigoko F.M. Broadcasting Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
403-0007
山梨県富士吉田市中曽根4-10-26
法人番号 8090001014297
代表者 代表取締役社長 武川 以爾身
資本金 6,170万円
外部リンク http://www.fm2255.jp/
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株式会社エフエム富士五湖
Fujigoko F.M. Broadcasting Co.,Ltd.
愛称 エフエムふじごこ
コールサイン JOZZ3CF-FM
周波数/送信出力 76.8 MHz/20 W
本社・所在地
403-0007
山梨県富士吉田市
設立日 2015年10月6日
開局日 2016年2月2日
演奏所 本社と同じ
送信所 富士吉田市上吉田
中継局 山中湖忍野局
放送区域 富士吉田市、西桂町、富士河口湖町、山中湖村、忍野村の各一部
ネット配信 JCBAインターネットサイマルラジオ
公式サイト http://www.fm2255.jp/

株式会社エフエム富士五湖(えふえむふしごこ)は、山梨県富士吉田市南都留郡西桂町富士河口湖町の各一部地域を放送対象地域[1] として超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。 エフエムふじごこそのままの愛称でコミュニティ放送をしている。

概要

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2016年(平成28年)開局。 エフエム甲府八ヶ岳コミュニティ放送エフエムふじやまに次ぐ山梨県四番目のコミュニティ放送局である。

CATV富士五湖、富士吉田市、富士急行、富士吉田商工会議所など21の企業、4行政、4個人の出資により設立[2]された。 出資比率からCATV富士五湖はマスメディア集中排除原則にいう支配関係[1]にあり、社長の武川以爾身がエフエム富士五湖の代表取締役社長に就任した。

開局当初の放送対象地域は富士吉田市、西桂町、富士河口湖町の一部地域[3]であった。

本社・演奏所スタジオ)は富士吉田市中曽根のCATV富士五湖にある。

送信所は次の通り

送信所 空中線電力 設置場所 放送区域
親局 20W 富士吉田市 富士吉田市、西桂町、富士河口湖町の各一部
山中湖忍野中継局 20W 山中湖村 山中湖村、忍野村の各一部

聴取可能エリアは、中継局開設により山中湖村・忍野村地域に広がり、富士山頂でも受信が確認されている。[4]

 富士吉田市の防災行政放送「緊急情報伝達システム(ハイブリッド型FM告知放送システム)」において、空中波による起動システムを導入し、緊急時には放送波に起動信号を乗せて送出し、屋外拡声子局およびFM告知放送端末(戸別受信機)の自動起動と放送を行える仕様となっている。

インターネット配信JCBAインターネットサイマルラジオとRadimoによる。また富士吉田市公式防災アプリをはじめ、周辺市町村の防災アプリ上で聞くことも可能となっている。

放送は日曜深夜を除き24時間。平日はMorning Forest(午前7時30分~午前9時)、Smileふじごこ(午前11時~午後2時)、Twilightふじごこ(午後4時から午後6時)を放送している。自社制作番組以外の時間は、ミュージックバードを放送。

沿革

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  • 2015年(平成27年)
    • 10月6日 - 株式会社エフエム富士五湖設立[5]
    • 11月2日 - 富士吉田市と「災害時における緊急放送に関する協定書」等の2つの協定を、山梨県と「放送要請に関する協定」を締結[6]
    • 11月13日 - 特定地上基幹放送局予備免許取得[7]
  • 2016年(平成28年)
    • 2月1日 - 特定地上基幹放送局の免許取得[8]
    • 2月2日 - 開局[8]日本コミュニティ放送協会に加盟[9]、JCBAインターネットサイマルラジオによるインターネット配信も開始
    • 4月1日 - 西桂町をはじめとする周辺5町村と防災協定を締結
    • 8月10日 - 富士吉田市役所防災室にFM用緊急割り込み装置を設置
    • 12月6日 - 富士北麓地域の一市二町三村が送信する安心安全メールの放送開始[10]
  • 2018年(平成30年)
    • 5月30日 - 山中湖忍野中継局の免許取得[11]

脚注

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  1. ^ a b コミュニティ放送事業者 平成30年6月1日現在(総務省電波利用ホームページ - マスメディア集中排除原則)(2018年5月3日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  2. ^ 2月2日 富士吉田にコミュニティーFM局「エフエム富士五湖」 2月2日開局へ(富士山経済新聞 2016年1月20日) - ウェイバックマシン(2016年1月22日アーカイブ分)
  3. ^ コミュニティ放送事業者 平成28年4月1日現在(総務省電波利用ホームページ - マスメディア集中排除原則)(2016年5月3日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  4. ^ エフエム富士五湖 聴取可能エリアについて(エフエムふじごこ) - ウェイバックマシン(2018年11月11日アーカイブ分)
  5. ^ 会社概要(エフエムふじごこ) - ウェイバックマシン(2016年2月22日アーカイブ分)
  6. ^ 協定等(富士吉田市地域防災計画(平成29年改定版)資料編 2018年11月6日更新)(2018年11月11日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Projectpp.33-34
  7. ^ 山梨県富士吉田市のコミュニティ放送局に予備免許(関東総合通信局 報道資料 平成27年11月13日)(2015年12月2日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  8. ^ a b コミュニティ放送の現状 平成28年4月1日現在(総務省電波利用ホームページ - 電波利用システム - 放送関係)(2016年5月3日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  9. ^ 2月2日 新会員社のお知らせ(日本コミュニティ放送協会 新着情報(平成28年2月)) - ウェイバックマシン(2016年4月20日アーカイブ分)
  10. ^ 富士五湖広域行政区内の安心安全メールをFM放送で発信! 2016年12月6日(エフエム富士五湖 - インフォメーション) - ウェイバックマシン(2019年2月27日アーカイブ分)
  11. ^ 無線局等情報検索 平成30年6月2日現在(総務省電波利用ホームページ)(2018年7月1日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project

外部リンク

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