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エイミー・オルコット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エイミー・オルコット
Amy Alcott
基本情報
名前 エイミー・オルコット
生年月日 (1956-02-22) 1956年2月22日(68歳)
身長 168 cm (5 ft 6 in)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ
経歴
プロ転向 1975年
成績
優勝回数 メジャー:5勝
LPGAツアー:29勝
初優勝 1975年オレンジブロッサム・クラシック
賞金ランク最高位 LPGAツアー・3位(1979年・1980年)
殿堂表彰者
選出年 1999年
選出部門 LPGA
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エイミー・オルコットAmy Alcott1956年2月22日 - )はミズーリ州カンザスシティ出身のアメリカ合衆国の女子プロゴルファー。1975年からLPGAツアーに参戦し、メジャー大会5勝を含む通算29勝をあげている。

来歴

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オルコットは1973年に全米女子ジュニアアマチュアゴルフ選手権で優勝し、1975年、19歳の時にプロ転向した。初勝利はプロ3戦目のオレンジブロッサム・クラシックであった。この年LPGAルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。1979年、1980年.1984年に年間4勝をあげたが、最も好調だったのは1980年で、年間最少平均スコアのタイトル(ベアトロフィー)を獲得し、出場した28トーナメントの内、優勝4回、2位5回、トップ10入りする事21回を数えた[1]

メジャー初勝利は1979年のピーター・ジャクソン・クラシック(後のデュモーリエ・クラシック)だった。1980年には全米女子オープンを制し、ナビスコ・ダイナ・ショア大会は1983年、1988年、1991年の3回優勝している。1991年のナビスコ・ダイナ・ショアが彼女のLPGAツアーにおける最後の優勝となった。現在、同大会では優勝を祝して18番ホール・グリーン脇の池に飛び込む事が勝者の伝統となっているが、これを最初に行なったのはオルコットである[1]

ナビスコ・ダイナ・ショア大会の勝利は、彼女の通算29勝目であった。当時世界ゴルフ殿堂入りするには少なくとも通算30勝が必要とされ、オルコットはその後30勝目をあげる事ができなかった。1999年、LPGAが選考方法をポイントに基づく規準に変え、これを満たしていたオルコットは晴れて殿堂入りを果たした[1]

2001年から2004年まで、オルコットがホストを務めるオフィス・ディポ選手権はLPGAツアーの公式戦であった。ツアー引退後オルコットはコース設計を始め、衛星ラジオ番組の司会者も務めた。また彼女はゴルフのレッスン本を書き、レッスンビデオを製作した。2007年7月、オルコットはカリフォルニア州ロサンゼルスのハーバード・ウェストレイク・スクールにおける女子ゴルフコーチの職を受諾した[1]

LPGAツアーの優勝歴

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通算29勝。太字はメジャートーナメント大会。

LPGAメジャー大会の成績

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トーナメント 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980
ナビスコ・ダイナ・ショア大会 ... ... ... ... ... ... ... ... ... ...
全米女子プロゴルフ選手権 ... ... ... ... CUT CUT T34 2 3 T10
全米女子オープン ... ... ... ... 18 T5 T4 T12 T37 1
デュモーリエ・クラシック ... ... ... ... ... ... ... ... 1 T10
トーナメント 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990
ナビスコ・ダイナ・ショア大会 ... ... 1 T10 T31 T14 T11 1 T62 T34
全米女子プロゴルフ選手権 9 T5 T26 T52 T8 T15 T9 2 T14 T46
全米女子オープン T19 T13 T11 T3 11 T5 T12 T41 T26 T9
デュモーリエ・クラシック T25 WD T13 T10 3 T8 T14 T4 T4 CUT
トーナメント 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000
ナビスコ・ダイナ・ショア大会 1 T32 T56 T58 CUT T23 T57 T40 T33 CUT
全米女子プロゴルフ選手権 10 T10 CUT T7 CUT CUT T67 CUT CUT CUT
全米女子オープン 3 T13 T26 T6 T63 DNP CUT CUT DNP DNP
デュモーリエ・クラシック T44 CUT T25 T14 T33 T36 T52 CUT CUT T65
トーナメント 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
クラフト・ナビスコ選手権 CUT T68 CUT 77 CUT CUT CUT CUT
全米女子プロゴルフ選手権 T54 DNP DNP CUT DNP WD DNP DNP
全米女子オープン DNP DNP DNP DNP DNP DNP DNP DNP
全英女子オープン ^ DNP DNP DNP DNP DNP DNP DNP DNP

† 現在クラフト・ナビスコ選手権として知られているこのトーナメントは1972年 - 81年までコルゲート・ダイナ・ショア大会、1982年 - 99年までナビスコ・ダイナ・ショア大会であった。2000年にナビスコ選手権になり、2002年に現在の名称となった。
^全英女子オープンは 2001年からデュモーリエ・クラシックの代わりにLPGAメジャー大会に昇格した。
LA = ローアマチュア(最優秀アマチュア選手)
DNP = 出場せず
CUT = 予選落ち
WD = 棄権
DQ = 出場資格無し
... = メジャー大会ではなかった
"T" = 複数の選手と順位を分け合った(タイ)
グリーン地は優勝、黄色地はトップ10入りを表している。

脚注

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  1. ^ a b c d Brent Kelley. “Amy Alcott” (英語). about.com. 2009年9月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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