柳簫然

柳簫然
So Yeon RYU
基本情報
名前	柳簫然
生年月日	1990年6月29日（34歳）
身長	167 cm (5 ft 6 in)
国籍	大韓民国
出身地	ソウル特別市
経歴
大学	延世大学校卒業
プロ転向	2007年
優勝数
LPGAツアー	6（内、メジャー2）
日本LPGA	1（内、公式戦1）
韓国LPGA	9
LPGAメジャー選手権最高成績; (優勝: 2)
ANA	優勝（2017）
全米女子プロ	T2（2018）
全米女子OP	優勝（2011）
全英女子OP	T3（2015）3（2018）
エビアン	T2（2016）
成績
世界ランク最高位	1位（2017年6月26日付）
賞金ランク最高位	韓国女子2位（2009年）; 米国女子2位（2017年）
	2019年10月27日現在
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柳簫然^[1]（ユ・ソヨン、朝鮮語: 유 소연、英語：So Yeon Ryu^[2]、1990年 6月29日 - ）は、ソウル特別市出身の大韓民国の女子プロゴルファーである。

経歴

世宗初等學校（朝鮮語版）、大元外國語高等學校（朝鮮語版）を経て延世大学校卒業^[3]。

アマチュア時代の2005年から2007年にかけて韓国ナショナルチーム入り^[2]。中でも2006年は「第15回アジア競技大会」（カタール・ドーハ）のゴルフ競技に出場し、団体戦優勝と共に女子個人戦でも宮里美香（興南高等学校＝当時）や佐伯三貴（東北福祉大学＝当時）等の日本勢を抑えて金メダルを獲得した^[4]。

2007年10月に韓国女子プロゴルフ協会（KLPGA）入会^[1]。

2008年KLPGAツアー国内開幕戦^{[注 1]}「スポーツソウル・キムヨンジュゴルフ女子オープン」で出場2戦目でプロ初優勝を飾る^[5]。

2009年初代「KLPGA広報モデル」にキム・ハヌル、ユン・チェヨン等と共に選出され、その後2011年まで3年連続で選出された^[6]。（KLPGA広報モデルは前年度KLPGAツアー年間獲得賞金ランキング（賞金ランク）60位以内の選手から10名程度選出される^[7]）

2009年はKLPGAツアー4勝で自己最高位となる賞金ランク2位となる^[8]。

2010年1勝^[9]、2011年1勝をKLPGAツアーであげる^[10]。

2011年、全米女子プロゴルフ協会（USLPGA）ツアー「全米女子オープン」で同じ韓国の徐希炅（朝鮮語版）（ソ・ヒギョン）との3ホールに及ぶプレーオフを制し、同ツアー初優勝をメジャー大会で飾った^[2]。この優勝により2012年シーズンのUSLPGAツアーのツアーカードを手にした^[2]。

2012年からツアーメンバーとしてUSLPGAツアーに参戦、「ジェイミーファー・トレードクラシック」で優勝した他、「ロレックスルーキーオブザイヤー」に選出された^[2]。同年KLPGAツアー1勝^[11]。

2014年USLPGAツアー1勝^[2]、2015年KLPGAツアー1勝^[12]。

2017年4月、USLPGAツアー「ANAインスピレーション」ではレクシー・トンプソン（アメリカ合衆国）とのプレーオフを制してメジャー大会2勝目^[2]。同年6月同ツアー「NWアーカンソー選手権」でシーズン2勝目をあげ^[2]、この直後2017年6月26日付女子ゴルフ世界ランキングで自身初の1位となった^[13]^{[注 2]}。同年賞金ランクは自己最高位となる2位で^[2]、「ロレックスプレイヤーオブザイヤー」にパク・ソンヒョンと共に選出された^[14]。

2018年USLPGAツアー1勝^[2]。同年日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）ツアー公式戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」に参戦し優勝^[15]、前年まで2連覇していた畑岡奈紗の3連覇を阻んだ^[16]。

2019年JLPGAツアー公式戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」に参戦し2位タイとなる^[17]。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2008년にある通り、前年12月開催で中国女子プロゴルフ協会と共催の「中国女子オープン」を2008年シーズンに含む
^ 19週連続1位であった。

出典

^ ^a ^b “유소연” (朝鮮語). KLPGA. 2019年7月12日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j “Bio | SO YEON RYU” (英語). LPGA. 2019年7月12日閲覧。
^ LPGA 유소연, 연세대학교 졸업현장 JTBCGOLF 2013-02-28
^ 第15回アジア競技大会日本代表選手団成績一覧 12月9日ゴルフ日本オリンピック委員会 2006年12月10日付
^ “스포츠서울-김영주골프 여자오픈” (朝鮮語). KLPGA (2008年4月13日). 2019年7月12日閲覧。
^ “KLPGA広報モデル10年分を大公開（2ページ目）”. スポーツソウル (2019年2月2日). 2019年7月12日閲覧。
^ “KLPGA広報モデル10年分を大公開（1ページ目）”. スポーツソウル (2019年2月2日). 2019年7月12日閲覧。
^ 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2009년参照
^ 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2010년参照
^ 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2011년参照
^ 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2012년参照
^ 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2015년参照
^ “Rankings2017-06-26” (英語). Women's World Golf Rankings (2017年6月26日). 2019年7月12日閲覧。
^ “Bio | SUNG HYUN PARK” (英語). LPGA. 2019年7月12日閲覧。
^ “【2018】日本女子オープンゴルフ選手権”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年9月30日). 2019年7月12日閲覧。
^ “パーフェクトV ユソヨンが日本女子OP制覇”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年9月30日). 2019年7月12日閲覧。
^ “畑岡奈紗が女子オープン3勝目”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年10月6日). 2019年10月27日閲覧。

外部リンク

柳簫然 - 全米女子プロゴルフ協会のプロフィール（英語）
유소연｜KLPGA（朝鮮語）
柳簫然 (@1soyeonryu) - Instagram

[5] 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2008년にある通り、前年12月開催で中国女子プロゴルフ協会と共催の「中国女子オープン」を2008年シーズンに含む

[15] 19週連続1位であった。

[:0-1] “유소연” (朝鮮語). KLPGA. 2019年7月12日閲覧。

[:1-2] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j “Bio | SO YEON RYU” (英語). LPGA. 2019年7月12日閲覧。

[3] LPGA 유소연, 연세대학교 졸업현장 JTBCGOLF 2013-02-28

[4] 第15回アジア競技大会日本代表選手団成績一覧 12月9日ゴルフ日本オリンピック委員会 2006年12月10日付

[6] “스포츠서울-김영주골프 여자오픈” (朝鮮語). KLPGA (2008年4月13日). 2019年7月12日閲覧。

[7] “KLPGA広報モデル10年分を大公開（2ページ目）”. スポーツソウル (2019年2月2日). 2019年7月12日閲覧。

[8] “KLPGA広報モデル10年分を大公開（1ページ目）”. スポーツソウル (2019年2月2日). 2019年7月12日閲覧。

[9] 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2009년参照

[10] 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2010년参照

[11] 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2011년参照

[12] 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2012년参照

[13] 유소연｜KLPGA（朝鮮語）の2015년参照

[14] “Rankings2017-06-26” (英語). Women's World Golf Rankings (2017年6月26日). 2019年7月12日閲覧。

[16] “Bio | SUNG HYUN PARK” (英語). LPGA. 2019年7月12日閲覧。

[17] “【2018】日本女子オープンゴルフ選手権”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年9月30日). 2019年7月12日閲覧。

[18] “パーフェクトV ユソヨンが日本女子OP制覇”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年9月30日). 2019年7月12日閲覧。

[19] “畑岡奈紗が女子オープン3勝目”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年10月6日). 2019年10月27日閲覧。

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[注 1]

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[注 2]

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表話編歴全米女子オープン優勝者
1940年代	46 パティー・バーグ 47 ベティー・ジェームソン 48 ベーブ・ザハリアス 49 ルイーズ・サグス
1950年代	50 ベーブ・ザハリアス 51 ベッツィー・ロールズ 52 ルイーズ・サグス 53 ベッツィー・ロールズ 54 ベーブ・ザハリアス 55 フェイ・クロッカー 56 キャシー・コーネリアス 57 ベッツィー・ロールズ 58 ミッキー・ライト 59 ミッキー・ライト
1960年代	60 ベッツィー・ロールズ 61 ミッキー・ライト 62 ミュール・リンドストローム（英語版） 63 メアリー・ミルズ 64 ミッキー・ライト 65 キャロル・マン 66 サンドラ・スプジッチ（英語版） 67 カトリーヌ・ラコスト (a) 68 スージー・バーニング 69 ドナ・カポニ
1970年代	70 ドナ・カポニ 71 ジョアン・カーナー 72 スージー・バーニング 73 スージー・バーニング 74 サンドラ・ヘイニー 75 サンドラ・パーマー 76 ジョアン・カーナー 77 ホリス・ステーシー 78 ホリス・ステーシー 79 ジェルリン・ブリッツ（英語版）
1980年代	80 エイミー・オルコット 81 パット・ブラッドリー 82 ジャネット・アンダーソン（英語版） 83 ジャン・スティーブンソン 84 ホリス・ステーシー 85 キャシー・グァダニーノ（英語版） 86 ジェーン・ゲディス 87 ローラ・デービース 88 リサロッテ・ノイマン（英語版） 89 ベッツィ・キング
1990年代	90 ベッツィ・キング 91 メグ・マローン 92 パティ・シーハン 93 ローリー・マーテン（英語版） 94 パティ・シーハン 95 アニカ・ソレンスタム 96 アニカ・ソレンスタム 97 アリソン・ニコラス（英語版） 98 朴セリ 99 ジュリ・インクスター
2000年代	00 カリー・ウェブ 01 カリー・ウェブ 02 ジュリ・インクスター 03 ヒラリー・ランキ（英語版） 04 メグ・マローン 05 バーディ・キム 06 アニカ・ソレンスタム 07 クリスティ・カー 08 朴仁妃 09 ジ・ウンヒ（英語版）
2010年代	10 ポーラ・クリーマー 11 ユ・ソヨン 12 チェ・ナヨン 13 朴仁妃 14 ミシェル・ウィー 15 チョン・インジ 16 ブリタニー・ラング（英語版） 17 パク・ソンヒョン 18 アリヤ・ジュタヌガーン 19 イ・ジョンウン6
2020年代	20 キム・アリム（英語版） 21 笹生優花 22 ミンジー・リー（英語版） 23 アリセン・コープス（英語版） 24 笹生優花
(a)はアマチュア

表話編歴日本女子オープンゴルフ選手権競技優勝者
1960年代	68 樋口久子 69 樋口久子
1970年代	70 樋口久子 71 樋口久子 72 佐々木マサ子 73 小林法子 74 樋口久子 75 二瓶綾子 76 樋口久子 77 樋口久子 78 清元登子 79 吉川なよ子
1980年代	80 樋口久子 81 大迫たつ子 82 日蔭温子 83 涂阿玉 84 大迫たつ子 85 森口祐子 86 涂阿玉 87 吉川なよ子 88 谷福美 89 小林浩美
1990年代	90 森口祐子 91 涂阿玉 92 日蔭温子 93 岡本綾子 94 服部道子 95 塩谷育代 96 高村亜紀 97 岡本綾子 98 野呂奈津子 99 村井真由美
2000年代	00 肥後かおり 01 島袋美幸 02 高又順（英語版） 03 服部道子 04 不動裕理 05 宮里藍 06 張晶（英語版） 07 諸見里しのぶ 08 李知姫 09 宋ボベ
2010年代	10 宮里美香 11 馬場ゆかり 12 馮珊珊 13 宮里美香 14 テレサ・ルー 15 田仁智 16 畑岡奈紗(a) 17 畑岡奈紗 18 ユ・ソヨン 19 畑岡奈紗
2020年代	20 原英莉花 21 勝みなみ 22 勝みなみ 23 原英莉花 24 竹田麗央
(a)はアマチュア

経歴

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク