エリカ・ピアンカステッリ
SGホールディングスギャラクシースターズ #34 | |
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基本情報 | |
国籍 |
イタリア アメリカ合衆国 |
出身地 | モデナ |
生年月日 | 1996年6月20日(28歳) |
身長・体重 | 175cm |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手・外野手 |
選手経歴 | |
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国際大会 | |
代表チーム | イタリア |
五輪 | 2021 |
世選/W杯 | 2016・2018・2023/24 |
エリカ・ピアンカステッリ(Erika Piancastelli、1996年6月20日 - )は、イタリア・エミリア=ロマーニャ州モデナ出身の女子ソフトボール選手(捕手・外野手)。SGホールディングスギャラクシースターズ所属。ソフトボールイタリア代表。ニックネームはウルカ。JDリーグにおける登録名はエリカ・ピアンカステリ。
経歴
[編集]セリエA・モデナのプロ野球選手だったピエル・ピアンカステッリ(Pier Piancastelli)[1]を父に、元ソフトボールイタリア代表のロレダナ・アウレッタ[2](シドニーオリンピック出場)を母に持つ[3]。5歳の時にアメリカ合衆国カリフォルニア州カールスバッドに引っ越し、7歳の時に両親の影響でソフトボールを始めた[4]。
大学時代はルイジアナ州のマクニーズ州立大学(マクニーズ・カウガールズ)でプレー。
2015年、アメリカのオクラホマシティで開催された世界ジュニア選手権に出場し、打率.370の成績を残した[4]。以降はイタリア代表の中心選手として数々の国際大会で活躍。2021年に開催された東京オリンピックではキャプテンを務めた[5]。
イタリア・セリエA1にも参戦しており、2021年にはフォルリのキャプテンとしてチームをリーグ優勝に導いた[6]。
2020年、この年に創設されたアスリーツ・アンリミテッドに参戦。初年度は全体4位。
2022年、JDリーグ創設と同時にSGホールディングスギャラクシースターズに入団[7]。初年度からレギュラーシーズン全29試合に出場すると、西地区の最多打点賞(26打点[注 1])、ベストナイン(外野手)を受賞し[8]、ステーシー・ポーターと共にチームのプレーオフ進出の原動力となった。
- 2015年 - アメリカのオクラホマシティで開催された世界ジュニア選手権に出場(9位)
- 2016年 - カナダのサレーで開催された世界選手権に出場(14位)
- 2018年 - 日本の千葉県で開催された世界選手権に出場(7位)
- 2019年 - ヨーロッパ選手権で優勝。MVPを受賞[5]
- 2021年 - 東京オリンピックにイタリア代表のキャプテンとして出場[5](6位)
- 2022年 - JDリーグのSGホールディングスギャラクシースターズに加入
- 2024年 - 地元イタリアで開催されたワールドカップに出場(8位)。ベストナイン(外野手)に選出[注 2][9]
選手としての特徴
[編集]ヨーロッパを代表する強打者の1人[4]。キックするような打撃フォームと三つ編みをアレンジしたヘアースタイルが特徴[10]。
2023年4月に野球YouTubeチャンネル『トクサンTV』がSGホールディングスギャラクシースターズを訪問した際に強肩強打の捕手として紹介され、座ったまま二塁に送球する世界トップレベルの強肩や、打球にバックスピンをかけてホームラン性の当たりを連発する打撃を披露した[11][12]。
人物・エピソード
[編集]グレタ・チェッケッティと共に、イタリア人として初めて日本のリーグ(日本リーグ/JDリーグ)でプレーしたソフトボール選手。グレタ・チェッケッティとはイタリア代表やSGホールディングスギャラクシースターズなどで10年近くにわたり共にプレーしている。
来日を決めた理由について、レベルの高いリーグでプレーすることで自分をレベルアップさせたかったことと、日本の文化や料理が好きだったため、オファーには即決したと語っている[12]。
目標としているアスリートとして、SGホールディングスギャラクシースターズのチームメイトであるステーシー・ポーターの名前をあげている[13]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 34(2022 - )
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ タカギ北九州ウォーターウェーブの樋口菜美と同点受賞。
- ^ 全体8位となる打率.438(16打数7安打)の成績を残した。
出典
[編集]- ^ Piancastelli Pier Andrea Il Museo Del Baseball
- ^ “Loredana Auletta選手、「オリンピックに出場することは最高の最高!」”. WBSC (2020年6月1日). 2023年10月7日閲覧。
- ^ “東京2020オリンピックソフトボール対戦レビュー”. WBSC (2021年7月18日). 2023年10月7日閲覧。
- ^ a b c “イタリアのエリカ・ピアンカステッリが東京2020オリンピック予選について語る”. WBSC (2020年7月27日). 2023年10月7日閲覧。
- ^ a b c “アメリカのスポーツ月刊誌「スポーツ・イラストレイテッド」がスポーツ界のもっともパワフルな女性にソフトボール選手や野球コーチを選出”. WBSC (2020年10月7日). 2023年10月7日閲覧。
- ^ “Repping The Motherland; the Erika Piancastelli Story”. Baseball Jobs Overseas (2022年1月20日). 2023年10月7日閲覧。
- ^ 2022年度新加入選手のお知らせ SGホールディングスギャラクシースターズ
- ^ “JD.LEAGUE 2022 個人表彰選手決定のお知らせ”. JDリーグ (2022年11月15日). 2023年5月28日閲覧。
- ^ “Yukiko Ueno earns Women's Softball World Cup MVP honours”. WBSC (2024年7月20日). 2024年7月28日閲覧。
- ^ 部員紹介 SGホールディングスギャラクシースターズ
- ^ “五輪選手…世界一の強肩がキャッチャーをやると。”. トクサンTV【A&R】 (2023年4月17日). 2023年11月5日閲覧。
- ^ a b “【伝説】絶対手首を返さない打法で…打率.451の女性。全部HR。”. トクサンTV【A&R】 (2023年4月18日). 2023年11月5日閲覧。
- ^ Wow! Collection JDリーグ
外部リンク
[編集]- エリカ・ピアンカステッリ - Olympedia
- Erika Piancastelli, OLY (@uurka_20) - X(旧Twitter)
- Erika Piancastelli, OLY (@urka_20) - Instagram
- ERIKA PIANCASTELLI - Athletes Unlimited
- Wow! Collection - JDリーグ
- 部員紹介 - SGホールディングスギャラクシースターズ
- PIANCASTELLI Erika FIBS - Serie A1 Softball 2023