エリトルロース

エリトルロース
	; D-エリトルロース
	IUPAC名 D-glycero-Tetrulose
	系統名 (3R)-1,3,4-Trihydroxybutan-2-one
	別称 Glycerotetrulose, erythrulose
識別情報
CAS登録番号	496-55-9
PubChem	5460177
ChemSpider	4573812
UNII	09058VOU0Z
ChEBI	CHEBI:16023 ;
	SMILES OCC([C@H](O)CO)=O; O=C(CO)[C@H](O)CO;
	InChI InChI=1S/C4H8O4/c5-1-3(7)4(8)2-6/h3,5-7H,1-2H2/t3-/m1/s1 Key: UQPHVQVXLPRNCX-GSVOUGTGSA-N ; InChI=1/C4H8O4/c5-1-3(7)4(8)2-6/h3,5-7H,1-2H2/t3-/m1/s1 Key: UQPHVQVXLPRNCX-GSVOUGTGBU;
特性
化学式	C4H8O4
モル質量	120.1 g mol−1
外観	シロップ状
水への溶解度	可溶
	特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

エリトルロース (erythrulose) は、化学式がC₄H₈O₄のケトテトロースである。ジヒドロキシアセトンと性質がよく似ている。無色またはやや黄色い液体。天然ではラズベリーやリンゴなどに含まれ、特にリンゴでは切り口が褐変する原因となっている。

利用

エリトルロースは天然に生成するケトースであり、皮膚の角質層中のケラチンと反応して褐色を与えるため、ジヒドロキシアセトンと同様にサンレスタンニング剤に使われている。これはメイラード反応に類似した無毒な反応である。