オチルフー・ジャルガルサイハン
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オチルフー・ジャルガルサイハン(モンゴル語: Очирхүү Жаргалсайхан、英語: Ochirkhuu Jargalsaikhan、1963年 - )[1]は、 モンゴル国の翻訳家。日本文学のモンゴル語翻訳で知られる。1986年にモンゴル国立大学モンゴル文学部を卒業。東京学芸大学教育哲学研究修士課程を修了。 フブスグル県10年制学校の教師、国立教育研究所の研究員、モンゴル国大統領府の教育・文化・科学担当の職員などを務めた [2] 。
主要な翻訳作品
[編集]- 『草原の記』、『ロシアについて 北方の原形』、『21世紀に生きる君たちへ』《街道を行く5、モンゴル紀行》(司馬遼太郎著)
- 『学問ノススメ』(福沢諭吉著)
- 『自助論』(サムエルスマイルス著)
- 『源氏物語(桐壺-賢木まで)』(紫式部著)
- 『1Q84』、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『騎士団長殺し』(村上春樹著)[2]
- 『愛の形 日本名作短編集』
受賞·栄典
[編集]- 北極星勲章(2005年)
- 労働功労赤旗勲章(2009年)[1]
- モンゴル国文化功労者(2022年)
脚注
[編集]- ^ a b “Очирхүү Жаргалсайхан” (モンゴル語). http://100women.mn. 2021年4月21日閲覧。
- ^ a b “翻訳家へのインタビュー:オチルフー・ジャルガルサイハン”. モンゴル・日本人材開発センター (2020年7月9日). 2021年4月21日閲覧。
- ^ “「愛の形 日本名作短編集」モンゴル語訳で発刊!”. モンゴル通信社 (2018年6月22日). 2021年4月22日閲覧。