オースティン・アダムス (1986年生の投手)
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | アラバマ州モンゴメリー |
生年月日 | 1986年8月19日(38歳) |
身長 体重 |
5' 11" =約180.3 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2010年 MLBドラフト5巡目 |
初出場 | 2014年7月12日 シカゴ・ホワイトソックス戦 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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オースティン・デビッド・アダムス(Austin David Adams, 1986年8月19日 - )は、アメリカ合衆国アラバマ州モンゴメリー出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]2008年のMLBドラフト27巡目(全体818位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名されたが、フォークナー大学へ編入した。
プロ入りとインディアンス時代
[編集]2009年のMLBドラフト5巡目(全体155位)でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級マホーニングバレー・スクラッパーズでプロデビュー。17試合に登板して3勝1敗1セーブ、防御率4.86、29奪三振を記録した。
2010年はまずA級レイクカウンティ・キャプテンズでプレーし、13試合(先発8試合)に登板して2勝4敗1セーブ、防御率3.54、61奪三振を記録した。6月にA+級キンストン・インディアンスへ昇格。13試合(先発12試合)に登板して6勝1敗、防御率1.53、51奪三振を記録した。
2011年はAA級アクロン・エアロズでプレーし、26試合に先発登板して11勝10敗、防御率3.77、131奪三振を記録した。
2012年は肩の故障でシーズンを全休した。
2013年はAA級アクロンでプレーし、45試合に登板して3勝2敗4セーブ、防御率2.62、76奪三振を記録した。オフの11月20日にインディアンスとメジャー契約を結び[1]、40人枠入りを果たした。
2014年はAAA級コロンバス・クリッパーズで開幕を迎え、30試合に登板して2勝1敗2セーブ、防御率2.29を記録した。7月11日にメジャーへ昇格し[2]、翌12日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。1点ビハインドの9回表から登板したが、先頭打者のダヤン・ビシエドに中前打、続くコナー・ガレスピーに右翼手を越える二塁打を打たれ、3人目のゴードン・ベッカムに2点二塁打を放たれた。次打者のタイラー・フラワーズは遊撃ゴロに抑えたものの降板。結局この日は1死しか取れず、3安打3失点だった[3]。最終的には6試合に登板し、防御率9.00だった[4]。
2015年7月22日のブルワーズ戦に2番手として登板し、1.1イニングを1安打無失点に抑えてメジャー初勝利を挙げた[5]。トータルでは28試合にリリーフ登板し、2勝0敗、防御率3.78という成績を残した。
2016年は登板機会が微減し、19試合の登板だった。投球内容は大幅に悪化し、18.1イニングで5本のホームランを許して防御率9.82・WHIP1.86という惨状だった。収穫としては、デビュー以来奪三振率が上昇し、自己ベストの8.3を記録した。
2017年2月7日にブーン・ローガンの獲得に伴い、DFAとなった[6][4]。
エンゼルス傘下時代
[編集]2017年2月10日に金銭トレードで、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[7]。4月2日にDFAとなり、5日にマイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された。オフの11月6日にFAとなった[4]。
独立リーグ時代
[編集]2018年6月1日に独立リーグであるアトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約した。30試合に登板して3勝0敗1セーブ、防御率2.22、33奪三振を記録した。
ツインズ時代
[編集]2018年8月19日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[8]。傘下のAA級チャタヌーガ・ルックアウツでプレーし、5試合(先発3試合)に登板して1勝0敗、防御率1.00、10奪三振を記録した。
2019年は開幕からAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、5月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。5月24日にDFAとなった[10]。
タイガース時代
[編集]2019年5月26日にウェイバー公示を経てデトロイト・タイガースへ移籍した[11]。7月10日に40人枠外となり、マイナー契約で傘下のAAA級トレド・マッドヘンズへ配属された[4]。
ツインズ傘下時代
[編集]2020年1月28日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[4]。11月2日にFAとなった[4]。
独立リーグ時代
[編集]2021年7月5日にアトランティックリーグのレキシントン・レジェンズと契約した[4]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | CLE | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 30 | 7.0 | 9 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 7 | 7 | 9.00 | 1.43 |
2015 | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1.000 | 149 | 33.1 | 37 | 2 | 13 | 0 | 0 | 23 | 1 | 0 | 15 | 14 | 3.78 | 1.50 | |
2016 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 88 | 18.1 | 27 | 5 | 7 | 1 | 0 | 17 | 0 | 0 | 22 | 20 | 9.82 | 1.85 | |
2019 | MIN | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 15 | 2.2 | 4 | 2 | 3 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 5 | 5 | 16.88 | 2.63 |
DET | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 65 | 14.0 | 14 | 2 | 10 | 1 | 0 | 9 | 0 | 0 | 8 | 8 | 5.14 | 1.71 | |
'19計 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 80 | 16.2 | 18 | 4 | 13 | 1 | 0 | 14 | 0 | 0 | 13 | 13 | 7.02 | 1.86 | |
MLB:4年 | 68 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1.000 | 347 | 75.1 | 91 | 12 | 34 | 2 | 0 | 58 | 1 | 0 | 57 | 54 | 6.45 | 1.66 |
- 2020年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 49(2014年 - 2016年)
- 31(2019年 - 同年5月23日)
- 50(2019年6月1日 - 同年終了)
脚注
[編集]- ^ "Indians announce the addition of five players to club's 40-man roster" (Press release) (英語). MLB.com (Cleveland Indians). 20 November 2013. 2017年2月10日閲覧。
- ^ Jordan Bastian; Alec Shirkey (2014年7月11日). “Tribe calls up Adams from Triple-A; House optioned” (英語). MLB.com. 2017年2月10日閲覧。
- ^ “Scores for Jul 12, 2014” (英語). ESPN MLB (2014年7月12日). 2014年7月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g h MLB公式プロフィール参照。2022年8月6日閲覧。
- ^ July 22, 2015 CLE VS MIL - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年10月17日閲覧。
- ^ Jordan Bastian (2017年2月7日). “Indians make deal with Logan official” (英語). MLB.com. 2017年2月10日閲覧。
- ^ David Adler (2017年2月10日). “Angels acquire pitcher Adams from Indians” (英語). MLB.com. 2017年2月10日閲覧。
- ^ “Minnesota Twins Purchase Contract of RHP Austin Adams, Skeeters Re-Sign LHP Derrick Loop” (英語). Sugarland Skeeters.com (2018年8月21日). 2019年5月18日閲覧。
- ^ Daniel Kramer (2019年5月16日). “Twins add Adams to 'pen mix; Reed DFA'd” (英語). MLB.com. 2019年5月18日閲覧。
- ^ Do-Hyoung Park (2019年5月24日). “Littell hopes tweaks lead to big league success” (英語). MLB.com. 2019年5月25日閲覧。
- ^ Bill Ladson (2019年5月26日). “Tigers claim ex-Twins RHP to boost bullpen” (英語). MLB.com. 2019年5月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Austin Adams stats MiLB.com
- Austin Adams (@AustinAdams49) - X(旧Twitter)