オールドボールドペグ
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オールドボールドペグ | |
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左の仔馬はオールドモロッコメア | |
品種 | アラブ系 |
性別 | 牝 |
毛色 | 栗毛? |
生誕 | 1635年? |
死没 | 不明 |
父 | アラブ馬? |
母 | バルブ馬? |
生国 | イングランド王国 |
生産者 | バッキンガム公爵夫人? |
馬主 | ヘルムズリースタッド? |
競走成績 | |
生涯成績 | 不明 |
オールド・ボールド・ペグ (Old Bald Peg) は、サラブレッドの始祖の一頭である。ファミリーナンバーによる分類では6号族の始祖にあたる。生年は1635年とも1647年とも1650年とも言われる。
分かっているのは産駒にオールドモロッコメア (Old Morocco Mare) がいること、父母の馬種だけである。馬名から大きな白徴があったとも言われる。そのほかのことはほとんど何も分かっていない。ジェネラルスタッドブック第1巻に掲載されているOld Bald Pegという名すら、第5版(1891年)になって掲載された。ほかの多くの基礎牝馬と異なり、イギリス在来馬ではなく純粋なバルブ馬を母に持つ。また、すべての基礎繁殖牝馬の中でもっとも古い時代に生きていた。
この馬の子孫が形成した6号族は初期のサラブレッドの血統に強い影響を残した。三大始祖の後継種牡馬たち(Jigg、Bartlet's Childers、Cade)はすべてこの6号族牝馬から生まれている。なお、マホンとカニンガムによる研究によると、現在のサラブレッドの遺伝子プールに対する貢献度は3.1パーセントで、全基礎繁殖牝馬の中で最大という。
6号族の初期牝系
[編集]- Barb Mare 1612?
- Old Bald Peg -- F-No.6
- Old Morocco Mare(別名Old Peg)(Lord Fairfax's Morocco Barb)
- Spanker(1675, Darcy's Yellow Turk)
- Young Bold Peg (Leedes Arabian)
- Spanker Mare (Spanker) [=Wyvill's Roan Mare?]Old Morocco Mareの2×1
- Jigg(1701, Byerley Turk) ----ヘロドの3代父
- Cream Cheeks(Leedes's Arabian)[=Leedes's Arabian Mare?] -- F-No.6-a
- Betty Leedes (Old Careless) [=Careless Mare?]
- Flying Childers(1715, Darley Arabian)
- Bartlet's Childers(1716, Darley Arabian) ----エクリプスの3代父
- Akaster Turk Mare (Akaster Turk)
- Roxana(1718, Bold Galloway)
- Silverlocks(1725, Bold Galloway)
- Betty Leedes (Old Careless) [=Careless Mare?]
- Betty Percival(Leedes's Arabian)→b,c,d,e,f分枝へ
- Old Morocco Mare(別名Old Peg)(Lord Fairfax's Morocco Barb)
- Old Bald Peg -- F-No.6
参考文献
[編集]- “Family 6: Old Bald Peg”. Thoroughbred Heritage. 2010年10月31日閲覧。
- “Foundation Breeders: Helmsley”. Thoroughbred Heritage. 2010年10月31日閲覧。
- “Look here for racing's roots”. The Press. 2010年10月31日閲覧。