カムバック賞
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カムバック賞(カムバックしょう)は、病気や怪我を乗り越えて再び実績を残したスポーツ選手に贈られる賞である。英語では「Comeback Player of the Year」。
世界的なカムバック賞に、ローレウス世界スポーツ賞(英語版)のひとつであるカムバック賞(世界カムバック賞)がある。
世界のカムバック賞
[編集]世界カムバック賞
[編集]世界カムバック賞は、ノミネートされた世界中のスポーツ選手から1名が選出され贈呈される。
→詳細は「ローレウス世界スポーツ賞 § 年間最優秀復帰選手」を参照
プロボクシング
[編集]リングマガジンが制定する年間表彰に「リングマガジン カムバック・オブ・ザ・イヤー」が存在する。1980年に制定されており、最初の受賞者は大熊正二であった。
北米のカムバック賞
[編集]メジャーリーグベースボール
[編集]メジャーリーグベースボール(MLB)におけるカムバック賞は、2005年より表彰が行われているMLB公式ではでもっとも新しい表彰である。 その他にもスポーティングニュースから受賞するスポーティングニュース・カムバック・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー・アワード、MLB選手会から受賞されるプレイヤーズ・チョイス・アワーズ・カムバック賞がある。
NFL
[編集]→詳細は「カムバック賞 (NFL)」を参照
1972年から毎年Pro Football Weekly によって選出されている。1998年からはAP通信からも選出されるようになった。
メジャーリーグサッカー
[編集]メジャーリーグサッカー(MLS)でも2000年よりカムバック賞が設けられている。
年 | 受賞者 | 所属クラブ |
---|---|---|
2000年 | トニー・メオラ | カンザスシティ・ウィザーズ |
2001年 | トロイ・ダヤク | サンノゼ・アースクエイクス |
2002年 | クリス・クライン | カンザスシティ・ウィザーズ |
2003年 | クリス・アーマス | シカゴ・ファイアーFC |
2004年 | ブライアン・チン | サンノゼ・アースクエイクス |
2005年 | クリス・クライン(2) | カンザスシティ・ウィザーズ |
2006年 | リチャード・マルルーニー | FCダラス |
2007年 | エディ・ジョンソン | カンザスシティ・ウィザーズ |
2008年 | ケニー・クーパー | FCダラス |
2009年 | ザック・ソーントン | クラブ・デポルティボ・チーヴァス・USA |
2010年 | ボビー・コンヴェイ | サンノゼ・アースクエイクス |
2011年 | デビッド・ベッカム | ロサンゼルス・ギャラクシー |
2012年 | エディ・ジョンソン(2) | シアトル・サウンダーズFC |
2013年 | ケヴィン・オールストン | ニューイングランド・レボリューション |
2014年 | ロドニー・ウォレス | ポートランド・ティンバーズ |
2015年 | ティム・メリア | スポルティング・カンザスシティ |
2016年 | クリス・ポンティウス | フィラデルフィア・ユニオン |
2017年 | クリント・デンプシー | シアトル・サウンダーズFC |
2018年 | ギャシ・ザーデス | コロンバス・クルー |
2019年 | ジョーダン・モリス | シアトル・サウンダーズFC |
2020年 | ブラッドリー・ライト=フィリップス | ロサンゼルスFC |
アジアのカムバック賞
[編集]日本プロ野球
[編集]→詳細は「カムバック賞 (日本プロ野球)」を参照