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キア・レイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キア・レイ
2011-2017年 フロント
2017年-2021年 フロント
2021年- フロント
ボディ
ボディタイプ 5ドアトールワゴン[1]
エンジン位置 フロント[1]
駆動方式 前輪駆動[1]
パワートレイン
エンジン 1.0L、1.0Lバイフューエル、1.0Lターボ
モーター 50kW(EV)
最高出力 1.0 TCI
79 kW (107 PS) / 6,000 rpm[1]
最大トルク 1.0 TCI
137 N・m / 1,600 - 3,500 rpm[1]
変速機 4速AT
CVT[1]
車両寸法
ホイールベース 2,520mm
全長 3,595mm
全幅 1,595mm
全高 1,700mm
車両重量 1,070kg[1]
その他
タンク容量 38L(ガソリン)
ガソリン10L、LPG44L(バイフューエル)
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レイRay 、레이)は、韓国KIAが製造・販売しているキョンチャ(韓国版軽自動車)の軽トールワゴン。車名は英語で「」や「かがやき」を意味する。

初代 (2011- )

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2011年11月9日、韓国にて発表。同年12月20日に発売をスタートした。

同社のコンパクトカーである2代目モーニングとプラットホームを共有し、エンジンは出力78PSの「Kappa(カッパ)1.0MPI」を搭載(ガソリンとガソリン/LPGのバイフューエルを設定)。サイズと排気量は韓国内での軽車(キョンチャ)日本軽自動車リッターカークラスに相当)基準となる。

エクステリアデザインについては日本でいうところの軽自動車のトールワゴンであり[1]、助手席側に韓国車初のピラーレス構造のスライドドアを装備。起亜車のデザインアイコンである「タイガーグリル」についてはヘッドライトの一段下に設けられているため、一見グリルレスに見えるようになっている。機能性については先述のスライドドアに加えてインパネシフトとシート内蔵のシートベルト(助手席側)を採用することで乗降性と操作性、ならびに使い勝手に配慮している。また、ABSエアバッグはもちろん、VSMやヒルアシストコントロール、カーテンシールドエアバッグ、LEDリヤコンビネーションレンズも備えることでクラスを超えた安全性をアピールしている。

グレードはガソリン、バイフューエルとも「デラックス」「デラックススペシャル」「ラグジュアリー(高級)」「プレステージ」の4種を設定。

12月22日電気自動車「Ray EV」を発表[2]。レイをベースに50kWのモーターと16.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載、一回の充電で走行可能な距離は139km、そして最高速度は130km/hを誇る。なお同車は官公庁向けに2,500台が販売される予定となっている。

2012年9月5日、1.0L・Kappaターボエンジン仕様を追加。出力を106PSまで上げると同時に、燃費をNA比約9%UPとなる18.6Km/Lまで向上させている。

2017年12月13日、マイナーチェンジし、「The new RAY」を名乗る。前後レンズおよびバンパーのデザインを一新した。

その他

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起亜ではこの車の発売以前の2010年シカゴ・モーターショーにてプラグインハイブリッドカーのコンセプトモデルとしてこのモデルと同じ「レイ」の名を与えている[3]が、こちらは全長4,400mmという中型車であり、名前以外に関連はない。

脚注・資料

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  1. ^ a b c d e f g h 森本太郎 編『世界の自動車オールアルバム 2020年』三栄書房、8 Aug 2020、173頁。ISBN 978-4-7796-4170-1 
  2. ^ “860ウォンで139キロ走る韓国初の電気自動車「レイEV」”. 中央日報. (2011年12月23日). https://web.archive.org/web/20120321000914/http://japanese.joins.com/article/740/146740.html?servcode=300&sectcode=320 2011年12月28日閲覧。 
  3. ^ “【シカゴモーターショー10】キアのプラグインHVコンセプト、ライバルは プリウス!?”. Response.. (2010年2月13日). http://response.jp/article/2010/02/13/136315.html 

関連項目

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外部リンク

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